ゼネラルパッカーは第3次中期経営計画(2012年7月期〜14年7月期)で、研究開発の推進による新機種の市場投入を重点テーマとしており、毎期3機種以上の新規開発、投入をめざしている。今期の第2四半期までは、特定ユーザーのニーズに特化した開発を中心とし、過去最高の6機種を新規開発、7台を販売した。
この中で、小袋用ながら同社最高速機種で、1分間に最速160袋(従来機は最速120袋)を袋詰めできる高速製袋自動包装機GP-C7型は、シングル方式で世界最速レベルの機械であり、今後海外を含めて積極的にアピールし、拡販に注力する。
粉末食品などの充填量の精度を向上させる補正充填給袋自動包装機GP-5300型も6月に開催するFOOMAで発表し、粉末包装を強みとする同社の技術力をアピールする。
現在は海外市場向けのペットフード用大型包装機を開発し、ユーザーのカナダ工場への納入に取り組んでいる。最大20kgまで袋詰めできる機種で、同社では過去最大の大型機。4月から多くの技術員がカナダへ長期出張し、据付や立ち上げ、生産立ち会いする。