大型店にカフェ併設、5年で1000店舗

 日本マクドナルドは国内最大規模の「マクドナルド原宿表参道店」を東京・原宿に29日オープンした。客席数は328席。同店は7月から「マックカフェ バイ バリスタ」を併設する。

カフェメニュー

 コーヒーを抽出する専任の「バリスタ」が1杯ずつコーヒーを入れ、陶器のマグカップや断熱性のあるグラスで提供する。メニューの詳細は未定だが、既存の「プレミアムローストコーヒー」(Sサイズ100円)より高級感のあるカプチーノやカフェモカを投入する。

新店の最初の客と記念撮影する原田会長兼社長(右)

 同店開業イベントで、原田泳幸会長兼社長は「ドライブスルーがある郊外の大型店を中心にマックカフェを併設する。新しいカフェチェーンという発想ではなく、ハンバーガーとカフェの相乗効果を狙う」と説明した。気になるカフェメニューの価格はプレミアムローストコーヒーより高いが、一般的な喫茶店よりは安めに設定するという。
 同社はカフェを新規顧客取り込みのカギと位置付けており、マックカフェ バイ バリスタは今後5年で1000店舗まで増やす。