水産タイムズ社は食品工場改善セミナーを本日4日、東京都港区の三田NNホールで開催している。テーマは「更なる生産性UPへの挑戦」。
講師の小杉直輝氏(小杉食品技術事務所代表)が、工場で普段は気が付かないムダを取り除き、利益を生み出す手法を、動画なども交えて分かりやすく解説している。全国の食品工場から製造・技術関係者ら約120名が参加、熱心に聴講している。
小杉氏は冒頭、「工場改善セミナーは今回で18回目を数えた。その間、生産活動に潜む“ムダ”について解説してきた。今回は現場のムダを中心に説明するが、事務所などあらゆるところにムダがあることを念頭に進めていく」と切り出した。
講演の主な内容は(1)新しい生産方法がわかるまで(目から鱗が落ちるまで)、(2)生産の仕組みとは「工程と作業の改善」、(3)生産活動の3要素(QDC)、(4)7つのムダが見えて初めて改善が進む(実例紹介)、(5)工場内の物の流れをよくする、(6)屋台生産とは、(7)工場の新設、新ライン設置で成功した例。
セミナーはこのあと夕方4時まで開催する。
全国の食品工場から製造・技術関係者ら約120名が参加、
熱心に聴講している