ウォーターネット充てんプラント新設
最新鋭の衛生設備を本社工場に搭載

 ジャパンフーズは本社工場(千葉県長生郡長柄町)内にボトルドウォーター製造ライン「ウォーターネット充てんプラント」を新設し、6日稼働した。全国6カ所あるウォーターネットの充てんプラントの中でも最新鋭の設備と技術を搭載、衛生管理を徹底している。
 製品となる飲料の年間製造能力は120万本。成長が見込まれるHome Office Delivery(宅配水)市場に対応し、24時間製造も可能で、増大する発注にも応じられる体制を整えた。
 衛生管理に特に重点を置いた。永田製作所が手がけたボトルの洗浄と充てんラインは10層構造からなっており、HACCP対応の最新鋭の技術を投入した。洗浄速度は1分間に4本、この速度のまま充てんラインに運ばれる。

年間製造能力は120万本。成長が見込まれる宅配水市場に対応する

10層構造からなる洗浄ライン

 ジャパンフーズはウォーターネットに昨年から資本参加した。飲料製造事業で培った固有の経営資源、ノウハウを提供することで更なる品質と顧客サービスの向上、コストの低減を図ってきた。プラントの新設に伴い、安定した供給体制が見込まれることから、一層のサービスの向上と販路の拡大に注力する。ウォーターネットはミネラルウォーターの製造・宅配・販売事業、ウォーターサーバー事業(レンタル)を手がけ、各地に拠点を拡げている。

シュリンクは手作業、その後、温風機で550℃の熱をあて密封