即席麺でロシア市場に参入

 日清食品ホールディングスは国際事業規模の拡大を図るため即席麺でロシア市場に参入する。ロシアの即席麺最大手マルベンフードセントラル社の持株会社アングルサイド社(本社キプロス共和国)とこのほど資本業務提携した。アングルサイド社の株式を1月から段階的に取得し、最終的に33.5%を取得する予定。投資額は約268億円の見通し。
 ロシアは世界有数の即席麺消費国で、年間総需要が約20億食、一人当たりの消費量は約14食で、今後も拡大が見込めるという。日清食品は即席麺製造に関する技術指導をする。