ショールームフェアで新型機展示、アルコール製剤・捕虫器も

 鈴茂器工は「新春ショールームフェア」を東京練馬の本社ショールームで21日開催した。おむすび成形機とのり巻きロボの新型機を展示。子会社セハ−ジャパンは厨房の衛生環境を高めるアルコール製剤や飛来昆虫捕虫器を紹介した。

新型のり巻きロボットを実演

 新型機「汎用おむすび成形機MOS−FMA」と「新型のり巻きロボットSVR−NVE」を中心に展示した。いずれも液晶パネルを搭載し、使いやすさを一段と向上させた。
 「新型のり巻きロボット」の生産能力は280〜400本/時。シャリシート出しや巻き直しがワンタッチで簡単にできる。最大9パターンのシャリシート設定が可能。厚みなどの調整の手間を省いた。供給ホッパー部に保温機能を搭載している。

セハージャパンはアルコール製剤などを紹介

 「汎用おむすび成形機」は2000〜2500個/時。小型・卓上タイプながら大型機並みの生産能力を実現した。三角、丸型、俵型など、いろいろな形、大きさのおむすびが作れる。真空冷却飯、ホット飯(赤飯、おこわなど)にも対応。独自の優れたほぐし機能・計量機能を搭載し、ソフトでおいしいおむすびを成形する。
 節分に向けた恵方巻商品や、各種商品づくり、売場づくりも提案した。
 子会社のセハージャパンは各種アルコール製剤をはじめとする厨房衛生環境づくりに、食品の安全安心に不可欠な商品を多数展示。また、強力な粘着シートで捕虫する屋内用飛来昆虫捕虫器「虫ピタ虫(むしピタチュー)」は食品加工場や飲食店などを中心に導入を伸ばしているという。