大型物流施設を開発、第１弾は埼玉で始動
オフィスビルや分譲マンションを手がける不動産大手の東京建物は物流施設の開発に本格参入する。事業展開を本格化させる。第１弾として埼玉県久喜市で「（仮称）久喜物流施設プロジェクト」の建設にこのほど着工し、併せて第２弾の用地を神奈川県綾瀬市に確保したと６月26日発表した。
久喜市で建設を進める物流施設は�‥賈娘�動車道「久喜ＩＣ」や圏央道「白岡菖蒲ＩＣ」へのアクセス良好、�¬�2500〜１万9600坪の規模のテナントニーズに応えるフロアプラン、��カフェテリアをはじめとする従業員向けのアメニティ機能が充実――などの特長を持つ。敷地面積約３万3100�屐�鉄骨造の４階建て。延床面積約７万700�屐�設計施工は鴻池組。竣工は2020年６月を予定している。
綾瀬市のプロジェクトは2021年夏ごろまでの開業を予定している。立地場所は2020年開通予定の東名高速自動車道「綾瀬スマートＩＣ」から2.5�劼箸曚俵瓩�、中央自動車道「海老名ＩＣ」からは約6.8km。敷地面積約１万1700�屐Ｅ換�造の４階建て。延床面積約２万3800�屐�神奈川県の内陸部は、人口集積地までが好アクセスで、地域配送拠点としての評価が近年高まっており、物流施設の供給量・テナント需要ともに高水準で推移しているという。
同社は物流マーケットが好調なことからＣＲＥ戦略（企業不動産）として物流施設の開発メニューを充実させるとしている。
「（仮称）久喜物流施設プロジェクト」の外観イメージ