【年頭所感】
次世代に繋がる新しい包装の実現を
日本厨房工業会 渡辺恵一会長

      渡辺会長

 当工業会は今年も厨房設備士の資格認定制度、業務用設備機器基準、厨房設備機器展の開催、月刊厨房の発刊――の4つの主要事業を中心に活動する。
 「厨房設備士の資格認定制度」は今後も厨房のプロフェッショナルの輩出・育成に取り組んでいく。
 「業務用設備機器基準」についてはさらに普及を推進して、業界挙げての衛生、安全、環境保全に取り組む。
 「厨房設備機器展」は業界最大のイベントであり、2017年会期を来月に控え、多くの利用者が来場するよう取り組んでいく。
 月刊「厨房」誌については、工業会の諸活動をPRする業界唯一の機関誌として誌面の充実に努める。
 昨年度に設置した「厨房女子会」は昨年6月の第1回幹事会に続いて、11月には全会員を対象として2回目を開催した。講演会の受講や意見交換会の実施を通じて、厨房業界での女性の活躍がいっそう促進され、業界の活性化につながると期待している。
 「業務用厨房熱機器等性能基準検討分科会」で推進しているガス、電気業務用厨房機器の効率などの算定方法の統一についても、2016年度末の完成をめざし鋭意努力している。
今後も当工業会はこれらの諸活動を積極的に推進して業界の発展に寄与し、人々にとってなくてはならない「食」を支え、日本の食文化の発展に貢献していく。