“包丁切り”うどん提案、麺のエッジが立ちつゆ乗りがいい

 テーブルマーク(旧加ト吉)は“ステープル食品”(主食)強化というテーマの一環として「麺始め包丁切り讃岐うどん」を開発し、業務用に提案している。
 従来のスリッター切りでは麺の断面が丸くなるが、包丁切りは麺のエッジが立つため、つゆの乗りが良くなる。また大きな反転釜で茹でるため、麺が互いにぶつからず、肌荒れが減り、麺のダメージが少ない。
 原料粉はそばの外皮近くまで挽いた「新麺用粉」を使用する。これにより蛋白値が高くなり、コシが強く、小麦の風味も増す。当然、原料単価も下がる。
 同社は国内に冷凍麺で26ライン持っている賀、包丁切り設備を持つ綾上工場(香川県)で手掛ける。