工場直送の生明太子、鮮度を保ったまま食卓へ

   できたて生めんたいこ「博多おいち」

 明太子メーカーの九州丸一食品(福岡市、山内久司社長)は工場から食卓まで一度も冷凍せずに鮮度を保ったまま届ける「できたて生めんたいこ『博多おいち』」を自社の通販サイトや直営店などでこのほど販売開始した。

 一般的な明太子は鮮度低下や品質劣化を遅らせるために、製造後一度凍結して出荷されるが、凍結することで鮮度やおいしさまで低下してしまうデメリットがあった。

 同社は「鮮度もおいしさも保ったまま食卓に届けたい」と考え、鮮度低下と品質劣化を最小限にするための研究・開発を実施。冷凍せずに工場直送のおいしさを食卓に届ける「博多おいち」を開発した。

 辛さをひかえめにした明太子で、子供や高齢者などでもおいしく食べられるのが特徴。冷凍していないため、口の中で弾けるようなプチプチした粒子感が楽しめる。漬け込みに96時間かけて、最もおいしい状態になるまで熟成させている。
 300g・税込3456円、450g・同5616円。

 販売場所は同社の通販サイト「まるいち」ショッピングサイトや九州自動車道古賀サービスエリア売店(上り線)明太子ワールド内、福岡空港国際線(出発保安検査場北口横)「SORAE」2階出発店、自社直営店舗。