カスミとトランスコスモスは協業で、スマートフォンからの集客強化のため、グランドデザインが提供する生活者と店舗・ブランドをつなぐプラットフォーム「Gotcha!mall（ガッチャモール）」に参画した。
　「Gotcha!mall」は利用者と店舗・ブランドをつなぐプラットフォーム。スマートフォン上で幅広い業態・企業が参加できるモール構造となっており、利用者は各店舗・ブランドのガッチャをPLAYするとインセンティブとして、特典・クーポンなどを得られる。入手した特典・クーポンは実店舗で利用できるので、スマートフォンが店舗へと利用者を誘導する。

　ゲーム性のあるガッチャという独自のギミックを活用しインセンティブを付与することで、利用者の「来店・購買・再来店」を促すだけでなく、エンターテイメント性を活かして、利用者に有用なカスミならではの商品情報やイベント企画情報などを提供できる。
　５月から先行して「Gotcha!mall」を実施している、「フードスクエアオリナス錦糸町店」、「フードスクエア板橋前野町店」の２店舗では、これまでにカスミを利用したことがない新規利用者の集客に効果を発揮。購買単価が大幅にアップしたことから、カスミ全店舗で参画することになった。サービスはカスミ全店舗で１日開始した。
　カスミの「Gotcha!mall」参画にあたり、トランスコスモスはクーポンの配信・運用、分析までをワンストップで支援する。

　カスミとトランスコスモス、グランドデザインは今後、購買データとPLAY実績などの行動データを一気通貫で分析して、利用者ひとりひとりに最適なコンテンツを届け、買い物本来の楽しさを引きだすことで顧客体験価値を高めながら、同時に来店客数・購買単価の向上をめざす。