日水とアルフレッサが子供の健康サポート飲料を開発、日本アクセスが専売

 日本水産アルフレッサホールディングスは子供の健康サポート飲料「こどものみかた DHA」のフルーツ&キャロット、ヨーグルトテイストの2種を開発した。アルフレッサホールディングスが業務提携する日本アクセスが9月1日から専売する。

このほど開いたアクセスの展示会で披露した

 子供にも飲みやすい味に仕上げた「こどものみかた DHA」(125ml、オープン価格)は、普段の食生活では不足しがちな必須脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)を配合した健康飲料。フルーツ&キャロットは35%混合果汁入り飲料、ヨーグルトテイストは清涼飲料水。いずれも人工甘味料、着色料不使用。
 日本水産とアルフレッサホールディングスの販売担当者によると「子供の健康をサポートする飲料はない」という。ニッチ市場で需要の開拓を図る考え。DHAは人間の体内ではほとんど合成できないため食品から摂取する必要がある。「こどものみかた DHA」は1本当たり、DHA・EPAを167mgずつ配合。DHAの1日あたり目安量の約3分の1を摂取できる。
 DHAは記憶力や学習能力を維持・改善し、情緒を安定させる働きがあると言われている。特に乳幼児期には、脳の発達や視力の向上のために十分に摂取することが望ましい栄養素という。