西日本の拠点、神戸工場は省エネ1/2実現

 キユーピーは西日本の生産拠点として新設した神戸工場の整備を進めているが、4月には完全稼働となる。特に環境に配慮した省エネ設計としており、エネルギー使用量、年間コストは同社伊丹工場と比べ1/2を実現する。
 最新技術を導入し、効率化・高品質化をめざす。スピードアップにより、タイムリーな生産を行う。そのため、予兆管理システムを導入する。
 工場は昨年10月19日から一部稼働を開始し、その後もライン整備を進めている。
 生産するのは「キユーピーマヨネーズ」、「キユーピーハーフ」、「キユーピードレッシング」や業務用マヨネーズ、ドレッシングなど同社の基幹商品。生産ラインはマヨネーズ5ライン、ドレッシング3ライン。年間生産能力は約7万8000tとわが国の食品関連の生産拠点としてはトップ級。従業員約100名。
 5月には工場内に地域とお客様とのコミュニケーションの場を開設する。