国産初の“落ちないキャップ”

 JR東日本ウォータービジネスは開栓した後も完全には切り離されないキャップを採用したPETボトル入りミネラルウォーター「フロムアクア」を、3月6日から駅構内の自動販売機やキオスクで発売する。

キャップ下部の“リング”と呼ばれる部分と
“キャップ”がバンドでつながれ、
開けた後もボトルから離れない

 国産ボトルでは初の採用となる。キャップを落とす心配がなくなる。細いバンドでキャップとリングがつながっており、開けたキャップを手で持つ必要がなくなる。分別廃棄時はキャップをヨコ方向にねじれば、バンドが簡単に切れる。
 商品コンセプトは「持ち歩きたくなる水」。エキナカで乗車前に購買し、カバンに入れて持ち歩き、移動中に飲むことに最適なミネラルウォーターをめざす。
 エキナカに設置している自販機約4500台に搭載している「Suica」決済端末から得られるPOSデータ(単品別販売時間、購買履歴、属性など)や消費者調査から、「フロムアクア」は主に電車に乗車する前に購入されており、飲用はホームでの待ち時間など“移動中”が約84%であることが分かっている。