ファミリーマートは、日本政府が2030年に向けて温室効果ガスを2013年度比で46%削減する新たな目標を設定したことを受けて、店舗運営に伴う温室効果ガス(CO2)の削減目標を上方修正すると発表した。日本政府の方針にいち早く賛同表明した。
当初は2013年比で40%削減をめざしていたが、削減目標を50%に引き上げた。2050年までにカーボンニュートラル(100%削減)の達成をめざす。
ファミリーマートは2030年と2050年に向けた環境貢献の中長期目標「ファミマecoビジョン2050」を策定し、温室効果ガス削減のほか、プラスチック対策と食品ロス削減を進めている。店舗運営以外の物流分野でもクリーンディーゼル車やEV配送車を導入するなどチェーン全体でCO2削減に取り組んでいる。
今後は太陽光発電による再生可能エネルギーの使用や省エネ機器の導入も進めるとしている。
「ファミマecoビジョン2050」の数値目標