森永製菓は研究者自身が利用者との接点を増やし、生の声をモノづくりに反映するため、研究所有志による直販プロジェクト「森永新研究所」を立上げた。
１日から週替わりで、４種類の商品を『日本百貨店しょくひんかん』で期間限定販売する。
１〜６日は舌にまとわりつく濃厚なピーナツバターの満足感が手軽に楽しめるピーナツバターPEANUT BUTTER CUBESを販売した。16粒で税別700円。
７〜13日は北海道で厳選したジャガイモを使った「おののじゃが芋子」を販売。油で揚げない低脂肪で食物繊維たっぷりのヘルシーなポテトチップス。１袋34ｇ、税別190円。
14〜20日はカカオ豆を使った、薫りを楽しむ新感覚の水出しカカオティー「薫る水出しカカオティー」を販売する。水に浸してゆっくり抽出することで、ココアやチョコレートのような癒しの香りが楽しめる。10ｇ×10ティーパックで税別600円。
21〜27日は折れそうなのにギリギリの所で折れない、直径５�个龍忘戰船腑灰譟璽�LOVE PHOENIXを販売する。爽やかな香りとカリカリとした食感を楽しめる。110ｇ税別800円。
SNSの発展などにより企業と利用者との距離が縮まってきている。「森永新研究所」は研究者自身も利用者との接点を増やし、生の声をモノづくりに反映しようと研究員が立上げたプロジェクト。利用者のし好が多岐に広がりを見せ、商品サイクルは短くなっている。今までの量産化モデルでは、新しいアイデアを思いついても、大量生産のハードルや、設備投資回収の課題があり、アイデアの良し悪しを利用者に問う前に開発を断念することが多かった。
しかし、１人で家電メーカーを立ち上げた女性起業家のように、独自の製品を少量生産し対面販売する新しい商品投入の仕方であれば、利用者の反応を活かしすぐに改良を加えられ、販売動向を投資判断の材料として活かすことができ、より精度の高い商品を提供できると考え、プロジェクトを発足した。
同社では「このプロジェクトを通じて、開発者のモノづくりの力を養うと共に、より新しく面白いアイデアあふれる商品を開発していきたい」としている。
日本百貨店は作り手と使い手に出会いの場を提供するをコンセプトに、2010年12月10日、東京の上野御徒町にオープンしたセレクトショップ。日本全国から知る人ぞ知る、こだわりの雑貨や食品を集めている。
今回の商品を販売する店舗は『日本百貨店しょくひんかん』（東京都千代田区神田練塀町８−２）。