食品機械用潤滑剤の安全PR

 昭和シェル石油グループのレッドアンドイエローは、安全で高性能の食品機械用潤滑剤「シェルカシーダ」(シェル製)を提案している。安全の根拠として同社は、米国認可団体のNSFインターナショナルがH1登録する製品である点を強調する。
 NSFインターナショナルは食品機械で使用される潤滑剤をFDA(米国食品医薬品局)が定める基準(21CFR178・3570)をもとに、H1(偶発的に食品に触れる可能性があるカ所で使用できる潤滑剤)、H2(食品に触れることがないカ所でのみ使用できる潤滑剤)の2つに分類。「シェルカシーダ」はH1に分類した。
 H1登録は登録時のみ処方を確認するだけで、原料の内容や管理等の既定や基準は何もない。そこで、シェルは偶発的に食品に触れる可能性があるカ所で使用できる潤滑剤に対する厳しい品質管理制度ISO21469認証を世界で初めて取得した。21CFR178・3570に規定された原料のみを使用することで認証された。
 販売を担当するレッドアンドイエローでは「シェルカシーダは生産ラインの安全性向上に寄与するだけでなく、100%合成油に厳選添加物を加えた高性能潤滑剤で、設備機械の寿命を延長する」と訴求している。