GHG(温室効果ガス)排出量算定・可視化サービスを提供するゼロボード(東京都港区、渡慶次道隆社長)はソフトバンクと協業し、同社の法人顧客をターゲットにした脱炭素支援サービスの提供を1日開始した。
ゼロボードは国内でいち早く、GHGプロトコル(国際基準)に則した算定・可視化のクラウドサービス「zeroboard(ゼロボード)」を22年1月から提供している。導入企業はわずか1年余りで2400社を突破した。
今回の協業では「zeroboard」をベースに開発したクラウドサービス「クラウド炭素管理」をソフトバンクが顧客企業に販売する。CO2排出量の算定・可視化を入口に、顧客の課題に応じて脱炭素化に向けた戦略を立案し、削減ソリューションまで提供するという。
ゼロボードには三菱商事グループやいすゞ自動車、日清製粉グループなど大手企業でサステナビリティやESG経営の推進を担ってきたメンバー数十名が「脱炭素支援エキスパート」として在籍している。このメンバーが戦略立案のコンサルティングなどを通じて脱炭素化をバックアップする。