台湾初の本社工場を建設、投資額は33億円
日本食研ホールディングスの海外子会社、台灣食研食品股份有限公司（台北市）はブレンド調味料を製造する本社工場を台湾の嘉義県（かぎけん）に建設する。２日着工した。稼働は2020年６月を予定している。投資額は約33億円。
台湾初となる生産拠点。敷地面積１万7934�屐Ｅ感撻灰鵐�リート構造の３階建て。延床面積は9647�屐�主力の液体・粉体ブレンド調味料を年間8000ｔ生産できる。
日本食研の台湾進出は古く、台北支店を1986年に開設。台灣食研食品股份有限公司は2008年に設立した。台湾国内に事業所５カ所を構え、今回の本社工場と併設する新営業所を加えると事業所は７カ所になる。
日本食研は中国に年間２万5000ｔの生産能力を持つブレンド調味料の第２工場を昨年建設した。同社は海外需要の増加に対応すると同時に市場拡大に向けた取り組みを強化するとしている。
台湾の本社工場イメージ