キユーピーは9月1日発売の豚鍋つゆベース「わたしのお料理 豚鍋シリーズ」を使った料理のオンラインイベントを、SNSでの情報発信力が高いインフルエンサー向けに8月24日開催した。「平日鍋のアップデートプラン」と題し、豚鍋料理の簡単な調理法やおしゃれな楽しみ方などを提案した。
鍋は調理が簡単なうえ、野菜をたっぷり摂れることから、季節を問わず平日に家庭で作る頻度が高まっている。キユーピーによれば2020年度は前年度に比べて15%も増加したという。
イベントでは鍋料理をさらに簡単においしくアップデートするための「新メソッド」として、材料の選び方や野菜の切り方、鍋つゆの選び方を紹介した。鍋つゆはボトルタイプよりポーションタイプのほうが利便性が高いとして、平日は家族の帰宅時間や人数に合わせて使えたり、ストックできたりするメリットを挙げた。
「わたしのお料理 豚鍋シリーズ」3品と、片手で簡単に開けられるオリジナル容器「パキッテ」
特に新商品の「豚鍋シリーズ」は片手で簡単に開けられるオリジナル容器「パキッテ」を採用しており、フタが開けにくい、つゆが溶けにくいといった不満を解消するだけでなく、容器の裏側にだしベースと香味油を別々充てんすることで、鍋に入る直前に混ぜ合わせることができる。シリーズの「寄せ鍋つゆ」はゆず風味、「あごだし鍋つゆ」は生姜風味、「キムチ鍋つゆ」は豆板醤の香味油を使用し、豚肉のうま味引き立てるとともに飽きのこない味わいに仕上げている。
イベントではキユーピーの担当者が鍋料理をおいしくアップデートするための「新メソッド」
を紹介した
イベントには調理家電が人気のライフスタイルブランド「BRUNO(ブルーノ)」、東京のJR新大久保駅ビルに今年3月オープンしたフードラボ「KDC(キムチ、ドリアン、カルダモン)」も参加し、ホットプレートに仕切り鍋を付けて2種類の鍋を楽しむ方法や、スパイスを効かせた「アボカドとカマンベールの濃厚スパイス鍋」を提案した。
イベントの最後は鍋料理研究家の安井レイコ氏とキユーピーの藤原かおり上席執行役員が「プロがおすすめする平日鍋の極意」をテーマにトークセッションを行い、鍋のトレンドや注目している食材、鍋つゆのアレンジレシピ、子どもが楽しめ工夫などついて幅広く語り合った。
ホットプレートが人気の「BRUNO」は仕切り鍋を活用すれば2種類の鍋料理が楽しめる
ことを提案した
中央が鍋料理研究家の安井レイコ氏、右隣が藤原かおり上席執行役員