2015モバックショウ、出品募集開始

 日本製パン製菓機械工業会は来年2月18~21日、千葉県の幕張メッセで「2015モバックショウ(第24回国際製パン製菓関連産業展)」を開催する。製造機器や原料など関連企業の出品受け付けを今月から開始している。

    牛窪副理事長

 開催テーマは「パンとお菓子のイノベーション」。パン、菓子、食品の最新製造機器をはじめ、各種原料や副資材、包装資材を一堂に紹介する。
 牛窪啓詞副理事長(愛工舎製作所社長)は5日都内で開いた会見で「テーマにあるように、安全・安心・衛生的な製品をいかにイノベイティブに提供し、ユーザーはもちろん、一般消費者にも理解してもらえるかがポイント。魅力的な味覚を創造できる展示会としたい」と語った。

    梶原実行委員長

 実行委員長を務める梶原秀浩常務理事(梶原工業社長)は「イベントと出展ブースの両方を見てもらいたい。今回は今まで少なかった和菓子のイベントを充実させる。イベントもブースも豊富で、1日だけでなく、2日3日と訪れるような展示会にする」と意気込みを示した。
 事務局では出品メリットとして、国内の優良顧客・ユーザーと出会える場であり、来場者の6割が製品導入に関わるキーパーソンである点、アジア各国からの海外来場者も増えている点などを挙げている。
 出品料は1小間(2.97m四方=8.82㎡)当たり、29万円(税別)。8月31日まで受け付けるが、6月30日までに出品申込金を納付した場合、5%割り引く。ただし工業会会員は除く。さらに、前回に引き続き出品する場合は、1小間につき5000円割り引く特典を設けた。
 モバックショウを前に、特別講演会「製造業のためのアセアン進出セミナー」を東京四ッ谷の主婦会館で3月7日開く。講師はフォワードインターナショナルの代表で、ジェトロ輸出有望案件発掘専門家でもある山本利彦氏。「アセアン統合後のアジア市場」をテーマに学ぶ。参加は無料。先着150名。
 展示会・講演会の問合せはモバックショウ事務局(TEL03-6673-4333)まで。