熊本の業務用卸が大分のグループ会社新社屋建設

 業務用有力地域問屋のハウディ(熊本市、富永哲生社長)はグループ会社大分食品物産(大分市、城透社長)の新社屋用地を取得した。敷地2700坪。地域卸としては大型の10億円弱を投資し、社屋・物流センターを揃える。再来年3月の完成をめざす。
 富永社長が8月28日大分県庁を訪れ、広瀬勝貞知事に用地取得を報告した。
 大型の流通施設を設けることで同県内の業務用ユーザーに対する提案力を高め「いずれは大分県内で名実ともにトップクラスの業務用卸をめざす」(富永社長)としている。
 ハウディは大分食品の株式の過半数を昨年7月取得し、筆頭株主となった。大分食品の14年7月期の売上げは8億5200万円。