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【株式会社水産タイムズ社】 TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

提案力強化、用途開発を2019年の成長エンジンに
愛工舎製作所 牛窪洋光社長

 多用途に対応した縦型ミキサーから高精度の連続ミキサーまでユーザーニーズに応じてベーカリー機器を独自開発する愛工舎製作所。好調な製パン製菓市場を背景に受注を伸ばすが、牛窪社長は来年以降の見通しに対しては慎重な見方を示す。もう一段成長するためのキーワードは提案力の強化による既存市場の深耕と用途開発による新市場の開拓。2019年に向け意気込みを新たにした。

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食品工場訪問記

ブランド卵の生産工場、完全自動化で生産性向上
㈱山田鶏卵 本社工場

 ㈱山田鶏卵(山田浩樹社長)は2005年に自社養鶏場の山田ガーデンファームを設立し、卸専業から製販一貫体制にシフトした。山形県特産の紅花を飼料に自家配合した「紅花たまご」ブランドで通販市場を掘り起こし、6次産業化でも成果を上げる。養鶏数は約10万羽。本社工場は完全自動化を進めて生産性を高め、1日約8万5000個の卵を出荷する。

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新製品

新型卓上電気式コーヒー焙煎機発売

 日本ニーダーは卓上電気式コーヒー焙煎機「HOTTOPコーヒー焙煎機」の最新式モデルをこのほど発売した。コーヒー豆225~300g(約15杯分)を10~25分で焙煎することができる。税込36万2880円。台湾で生産する。誰でも手軽に焙煎できるオートモードと、自分好みの焙煎ができるマニュアルモードを搭載している。旧モデルは焙煎機の庫内温度のみを表示していたが…

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セルフ式カップブレンダーを共同開発

 食品工場や飲食店、商業施設などの企画設計・施工を手がけるラックランド(東京都新宿区、望月圭一郎社長)は建材やフード機器メーカーの中部コーポレーション(三重県桑名市、三林義典社長)とセルフ式カップブレンダー「SM50LA」を共同開発した。スムージーからフローズンまで人気のカフェメニューが簡単に作れる。

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ニュースフラッシュ

味冷とえびピラフ共同開発、塩分抑えめでもうま味十分

 健康食宅配サービスのファンデリー(東京都北区、阿部公祐社長)は味の素冷凍食品と共同開発した冷凍「海老ピラフ」を12月1日からECサイト「ミールタイム」で発売する。糖尿病や高血圧など食事療法を必要とする患者でも食べられるように、1袋200g当たりの塩分を0.8g、たんぱく質を4.3gに抑えるなど、通常のピラフと比べて塩分を約55%、たんぱく質を43%カットした。

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創業ブランド「長崎卓袱浜勝」東京初進出

 リンガーハットは創業ブランドの長崎卓袱(しっぽく)料理専門店を東京銀座7丁目に23日オープンする。店名は「長崎しっぽく浜勝 銀座本店」。東京初進出となる。卓袱料理は和洋、中華をミックスした宴会料理で「和華蘭料理」とも呼ばれる。卓袱とは中国風の朱塗りの円形テーブルのことで、一卓一卓に大小の皿で人数分の料理を盛り、円卓を囲みながらコース料理を楽しむ。

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キユーピー介護調査、市販の介護食利用率は約6割

 キユーピーは「介護にまつわる意識調査」を実施し、11月11日の介護の日に合わせて結果を発表した。2回目。今年はキユーピーが市販用介護食を販売して20年になる。介護の実態調査を分析することで利用者の不安や課題解消に向けた商品提案につなげたいとしている。「市販の介護食品の利用有無」を聞いた調査では「すべて手作り」が30.4%と昨年に比べて12.9%減少し…

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NEWS headline

外食向け展示会初開催、食研ブランド強化
天ぷら、とんかつなど本物のおいしさ提案

 日本食研ホールディングスは外食業界向けでは初めてとなる展示会「外食メッセ」を東京ビッグサイトで14~15日開催した。2日間で約1700社、約4000人が来場した。得意先約20万件のうち外食向けは約4割を占めるが、認知度を一段高めるため「食研ブランド」を前面に打ち出し、業務用ブレンド調味料(液体・粉体)や冷凍食材などを提案した。食研ブランドブースでは、今年8月に発売した「食研天ぷら粉」と…

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関東混合機工業、創業100周年で新たな誓い

 関東混合機工業(東京都板橋区)は創業100年感謝パーティーを東京の帝国ホテルで15日開催した。製パン製菓業界、食品機械業界の関係者約400名が祝福にかけつけた。林孝司会長は主催者挨拶で創業100年を振り返り「“使う身になってのミキサーづくり”を経営指針にユーザーと共に歩み、100年途切れることなく事業を継続させていただいた」と謝意を示した。さらに「“百年の感謝と力を、これからの夢へ”というスローガンのもと…

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今週のトピックス

〈用途開発①〉
ユーザー仕様に設計、高性能ミキサーを提案

 最新の粉体技術や加工機器、先端材料などを一堂に集めた「国際粉体工業展2018」が東京ビッグサイトで28~30日開催される。食品機械メーカーも用途開発を目的に自社製品を出展する。愛工舎製作所は特殊仕様縦型ミキサーや連続高圧発泡ミキサー、高速切断混合ミキサーなどを出品する。ケミカルや建築資材、医薬品などの高粘度素材でも均一に撹拌(かくはん)、混合、分散できる技術力の高さを示す。

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〈用途開発②〉
特殊回転機構で撹拌の効率化を実現

 ヤナギヤは臼と杵を逆回転させ、さらに杵先を強制的に回転させるトリプル回転機構を採用した撹拌・混合機「マイクロミックス」と、高速回転するカッターナイフが短時間で原料を混合、裁断、ペースト状にする「ボールカッター」を出品する。化粧品や医薬品、セラミックなどのケミカル製品分野にPRする。マイクロミックスの特長はトリプル回転機構によって効率の良い撹拌・混合が可能になること。傾斜させた杵が原料を上下に動かして…

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〈ロボット活用①〉
本社ラボに大型ロボット導入、吸着テストが可能に

 真空機器専門メーカーのシュマルツ(株)(横浜市、ゲッテゲンス・アーネ社長)は本社の吸着テストルーム「バキュラボ」にこのほど可搬質量500㎏の大型ロボットを導入した。今年4月から販売している大型搬送グリッパー「SPZ/SSP」を使用した吸着テストが可能になる。今回導入した大型ロボットは物流分野で広く採用されているファナック製の多関節ロボット「M-410iC/500」。コンパクトながら高い搬送能力を持っており、シリーズ最重量500kgのワークを搬送できる。

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〈ロボット活用②〉
日本初、AIロボがスーパー店内のPOP表示をチェック

 日本ユニシスはマルエツやカスミなどを展開するユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスと共同で研究開発を進めてきたAIロボットの本格運用を「カスミ フードスクエアオリナス錦糸町店」(東京都墨田区)でこのほど開始した。スーパー閉店後にAIロボットが無人の店内を自律走行しながら商品棚の画像を撮影して解析する。表示期間が切れるPOPを発見した場合に差し替えを指摘するなど…

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〈新サービス〉
果物の食べごろ予測サービス開始

 自動認識技術のトップメーカー、サトーは果物の果肉の硬さを非破壊で測定し、食べごろを科学的に予測するサービス「coro-eye(ころあい)」を開発した。全国の青果店やスーパー、デパートのほか、直販を手がける生産農家向けに12月から販売開始する。「消費者においしい果物をおいしく食べられる安心感を提供する世界初のサービス」(同社)。果肉の硬さは広島大学が特許技術を持つ硬度測定器で測る。

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〈設備投資①〉
ヨコレイ、名古屋市港区にセンター新設

 横浜冷凍は「名港物流センター」を名古屋市港区築地町8番に15日竣工した。冷蔵収容能力2万2356t(F級2万1420t、C級936t)、鉄筋コンクリート造4階建、延床2万754㎡、敷地1万496㎡。冷却方式として、温度変化が極めて少なく、貨物の品質維持に最適な自然対流方式「Sittory2」を導入した。さらに、トラック待機時間解消のため「トラック予約受付システム」を導入した。またフォークリフトによる入出庫作業を円滑にし…

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〈設備投資②〉
東海工場にアミノ酸系洗浄の生産ライン新設

 味の素はアミノ酸系洗浄剤の生産ラインを東海工場(三重県四日市市)に新設し12月から稼働開始する。生産能力を約70%増強し、洗浄剤の需要増に対応する。投資額は約4億3000万円。アミノ酸系洗浄剤は生分解性が高く、肌にやさしい特長を持つ。シャンプーやボディソープ、洗顔料などのトイレタリー製品で幅広く利用されている。

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〈生産性向上〉
レジ間の現金移動を効率化、最適な釣り銭計画も提供

 警備会社大手のALSOKはスーパーマーケット向けに自社の入出金機オンラインシステムと寺岡精工のPOSシステムを連動させた「ALSOKキャッシュマネジメントサービス」をこのほど提供開始した。スーパーの①資金効率の最適化、②現金管理の厳正化、③生産性向上に貢献する。寺岡精工のPOSシステムが店舗内の入出金機やセミセルフレジ、金庫間の現金の流れを見える化し…

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〈お知らせ〉
「2019年版 冷凍食品業界要覧」12月発刊
予約価格の申込みは12月7日まで

 水産タイムズ社は「2019年版 冷凍食品業界要覧」(B5判)を12月中旬に発刊します。創刊46年目になる冷食業界人必携のデータ集です。このたび定価1万2000円(税別)のところ、事前予約申込み特典として1万1000円(税別・送料込み)で販売します。申込み締切は12月7日(必着)。冷凍食品関連企業1000社の会社概要から取扱品目、ブランド、連絡窓口までを記載。工場の所在地や工場長名、生産品目も記載しており…

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