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【株式会社水産タイムズ社】 TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

社員の「多能力」化進める
アサヒ装設㈱ 山本康太社長

 「HI-COOK」ブランドを展開する加熱調理機メーカー、アサヒ装設の社長に6月就任した。34歳の若さながらキャリアは十分。2008年の入社以来、フライヤーやオーブンなどの研究開発に従事し、開発部門から生産管理までを統括、経営にも積極的に参加してきた。前社長で父親の山本洋志会長の期待も大きい。まずは社員教育に注力する。

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食品工場訪問記

ひき肉加工の検査ライン構築
キンセイ食品 上野原工場(下)

 業務用の冷凍とんかつや冷凍メンチカツなどを製造販売するキンセイ食品(横浜市、加藤貴司社長)は基幹工場の上野原工場(山梨県上野原市)にツインタワー型のスパイラルフリーザー1機を追加導入し、このほど稼働を開始した。2年前には工場を増設して食肉の下処理室を移設したほか、新型のX線検査機を導入した。

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ニュースフラッシュ

ミウラフェア6年ぶりの開催、全国5カ所で

 三浦工業(愛媛県松山市)は「愛とひらめきミウラフェア」を、8月1~3日の東京会場(千葉幕張メッセ)を皮切りに全国5カ所で順次開催する。「世界へ、未来へ、+iを。」をテーマに、設立60周年を迎える同社の歴史をはじめ、グローバル展開している様々な製品やサービス、最新技術を紹介する。

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働く女性にカット野菜の食べ方を新提案

 キユーピーはカット野菜の新たな食べ方を提案し、サラダの領域を広げる。カット野菜と組み合わせて手軽に野菜がとれる具材入りソース「スープ仕立てのサラダ用」シリーズ2品を8月16日発売する。これまでなかった新タイプの商品。どんぶりに約80gのカット野菜とソースを一緒に入れ、熱湯250mlを注ぐだけでスープ仕立ての…

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人協働ロボの概算価格をオンラインで提示

 デンソーウェーブは自社開発の人協働ロボット「COBOTTA」の価格シミュレーションと契約申込みをホームページで受け付けるオンラインサービスの運用を16日開始した。価格シミュレーションから契約申込みまで一連のサービス提供は同社初。これまで産業用ロボットを導入するには、販売店から…

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自動運転トラックの実証実験、北海道で8月

 UDトラックス日本通運ホクレン農業協同組合連合会は農産品の輸送力確保、ドライバー不足の解決に向け、自動運転トラックの実証実験を北海道で8月実施する。UDトラックスが製造する大型トラック「クオン」をベースに、自動化運転レベル4(高度運転自動化)の技術を搭載した車両1台を使用する。

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アヌーガ視察セミナー、締切り7月31日

 世界最大級の食品見本市「ANUGA(アヌーガ)世界食品メッセ2019」がドイツのケルン市で今年秋に開催されます。水産タイムズ社では「ANUGA」視察を含む、欧州食品流通視察セミナーを10月5日(土)から11日(金)まで、5泊7日の日程で実施します。※この記事は無料試読できます

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NEWS headline

グレード感の高い新店舗オープン
高級路線をより鮮明に

 モスフードサービスは食ニーズの多様化に対応するため、モスバーガーの新業態店を開発した。「MOS PREMIUM(モスプレミアム)」と「マザーリーフスタイル」の複合店をJR桜木町駅前(横浜市)の商業施設クロスゲート1階に19日オープンした。コストパフォーマンスの良さを打ち出した高級路線に活路を見出す。「MOS PREMIUM」は、モスバーガーの上位店として東京千駄ヶ谷に2015年にオープンした「MOS CLASSIC(モスクラシック)」をさらにアップグレードした。

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3社共同輸送開始、国交省「大変画期的」と高評価

 キユーピーサンスター日本パレットレンタルと異業種3社共同でトラックや船舶を組み合わせた共同輸送を18日開始した。同日付けで国土交通省の総合効率化計画の認定を受けた。国交省は「車両の重量や容積を最大限活用した輸送は大変画期的」と評価している。共同輸送は関西と九州間で一部を船舶に置き換えるとともに、3社が20tトレーラーを共用する。往路はキユーピーとサンスターの関西の物流拠点で荷物を混載し…

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今週のトピックス

〈FOOMAレポート①〉
AI×光学技術で多軸ロボットが色ムラ検知

 光学関連機器メーカーのミラック光学(東京都八王子市、村松洋明社長)はFOOMA JAPAN(国際食品工業展)にAI搭載の外観検査ロボットを出展した。独自開発のAIソフト「AIハヤブサ」と、知見を持つ画像処理技術を融合させた。対象物(ワーク)のキズや凹凸、ピンホール、異物を検出するが、特に色ムラなどの官能検査を得意とする。6軸の多関節ロボットがワークの曲面に合わせてカメラヘッドを最適なポジションに動かし…

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〈FOOMAレポート②〉
山積みの唐揚げから個体ピッキング

 ロボット開発のアールティ(東京都千代田区、中川友紀子社長)は新開発の人型協働ロボット「Foodly(フードリー)」をFOOMAで初披露した。展示ブースでは山積みになった鶏のから揚げから1つひとつをピックアップし、弁当容器に盛付ける作業を実演した。ここでポイントになるのは、山積みの食材を1つの大きな塊として認識するのではなく、人間の目と同じように小さな個体の集合体として認識する業界初の画像認識技術を開発したこと。

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〈FOOMAレポート③〉
コンビニ向けホットスナックロボが調理実演

「たこ焼きロボット」や「ソフトクリームロボット」など調理ロボットを開発するスタートアップのコネクテッドロボティクス(東京都小金井市、沢登哲也社長)は、コンビニ調理ロボの「ホットスナックロボット」を出品した。来場者が備え付けのタブレットで注文すると、ユニバーサルロボット社(デンマーク)の「UR5」が保温器から唐揚げ棒や竜田揚げなどを取り出す。UR5の動作に合わせて、小型ロボットの「DOBOT Magician」(中国製)が…

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〈ロボット活用〉
日通も協働型ロボ採用へ、導入試験で効果実証

 日本通運は協働型ロボットを活用した倉庫内ピッキング作業の実証実験を昨年10月から行っているが、既存倉庫への導入に目途がついたようだ。実証実験はロボットシステム開発のスタートアップ企業、Rapyuta Robotics(東京都中央区)のロボティクスプラットフォーム(制御管理技術など)を活用した。同一の出荷オーダーで、人員だけで作業した場合とロボットを併用した場合の…

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〈設備投資〉
低温拠点「関西支店」竣工

 センコーグループのランテック(福岡市、山中一裕社長)は「関西支店」を兵庫県西宮市山口町の阪神流通センター内に7月竣工した。延床面積2万9772㎡、鉄骨造3階建ての冷凍冷蔵倉庫。東向きと西向きの両面に計49台接車できるトラックバース(ドックシェルター)を完備し、荷捌き時にも保管商品の温度管理を徹底する。また、デシカント空調設備の導入により、品質管理も徹底する。関西支店に冷凍立体自動倉庫も設備した。

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〈宅配サービス①〉
宅配に音声注文導入

 関東信越の7生協で構成するコープデリ生活協同組合連合会(本部さいたま市)はGoogleアシスタント搭載のスマートフォンやスマートスピーカーに話しかけることで宅配の注文ができる新機能「eフレンズ音声注文」のサービスを22日開始した。宅配サービスのインターネット注文サイト「eフレンズ」会員向け。注文手段を増やして組合員の利便性向上を図った。週1回の「ウイークリーコープ」のカタログを画面上で見ながら…

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〈宅配サービス②〉
オイシックスとミールキット販売

 NTTドコモはミールキットの宅配サービスに参入する。業務資本提携先のオイシックス・ラ・大地と協業で25日から販売開始する。利用者には購入金額に応じてドコモのdポイントを付与するなど、dポイントクラブ会員や回線利用者の囲い込みをねらう。「dミールキット定期便」は週に1度、5日分のミールキットのほか、牛乳やパン、ハム、惣菜などのデイリーフードを利用者のスマホなどを通じて提案する。

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