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【株式会社水産タイムズ社】 TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

冷凍宅配弁当のシェア拡大をねらう
㈱シルバーライフ 清水貴久社長

 高齢者向け配食で急成長するシルバーライフは、冷凍弁当のネット直販を8月下旬から本格始動する。アマゾンで先行発売してきたが、利用者の評価は高く「市場の存在と成長性が確認できた」(清水社長)として、自社サイトをグランドオープンする。冷凍弁当事業は宅配用のOEM生産が好調で、今7月期の中間決算は…

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食品工場訪問記

年間通じフル稼働、凍結関連業務の自動化を計画
横浜冷凍「志布志パッキングセンター」

 横浜冷凍の志布志物流センター(鹿児島県志布志市)は、差圧式凍結室を備えた「志布志パッキングセンター」で甘藷や畜産品の凍結作業を受託し、年間を通じてフル稼働している。凍結関連業務は人手作業だが、これを自動化する計画がある。鹿児島県東部(大隅半島)の志布志市に営業冷蔵倉庫「志布志物流センター」を・・・

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新製品

4.2kWの高出力、業務用コージェネ開発

 産業用ボイラのトップメーカー三浦工業(愛媛県松山市)は、燃料電池の中で発電効率が高い「固体酸化物形燃料電池(SOFC)」に着目し、コージェネレーション(熱電併給)システムの新型モデルを10月発売する。コージェネレーションシステムは家庭用の「エネファーム」などが知られるが、新製品は…

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ニュースフラッシュ

食領域のファンド設立、新興企業の成長支援

 農産品や加工食品、ミールキットなどの食品宅配事業を全国展開するオイシックス・ラ・大地(東京都品川区、高島宏平社長)は、食領域のスタートアップ企業を支援するベンチャーキャピタルファンドを立ち上げる。まずは資本金500万円で…

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バンコク近郊で物流倉庫の稼働開始

 住友商事のグループ子会社、住商グローバル・ロジスティクスはタイの物流子会社Sumisho Global Logistics (Thailand) Co., Ltd.(バンコク、SGLT)が新倉庫の稼働を開始したと13日発表した。バンコクから車で約45分、タイ中部のアユタヤ、ナワナコン地区に位置するナワナコン支店内に立地する。

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説明できるAI開発、NEDO委託研究

 キユーピーはAIの共同研究開発で「発がんリスクを説明できるAI」の研究テーマが、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が公募する「次世代人工知能・ロボット中核技術開発」(AIの信頼性に関する技術開発)の委託事業に採択されたと7日発表した。

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日本酒の輸出を後押し、選びやすい裏ラベルを公表

 JETRO(日本貿易振興機構)が2017年設置した日本食品海外プロモーションセンター(JFOODO、ジェイフードー)と国税庁は海外輸出用の日本酒の裏ラベルについて、海外消費者が選びやすいよう優先的に記載を推奨する8項目と表記方法を7日公表した。日本酒はほかの酒類に比べて味の尺度や表現が複雑なうえ…

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海外サッカークラブとスポンサー契約

 業務用冷凍和惣菜を製造販売するヤマダイ食品(三重県四日市市、樋口智一会長兼社長)のグループ会社、㈱茨城ハッピー食品(茨城県東茨城郡、上野拓朗社長)はオランダのサッカークラブFCフローニンゲンとスポンサー契約を2019~2020シーズンも継続するとこのほど発表した。

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NEWS headline

フォトルポ、シーフードショー開幕初日

 「第21回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」(大日本水産会主催)が東京ビッグサイトで21日開幕した。国内外から約840社が出展している。水産品の輸出強化を目的にHACCPやマリン・エコラベル・ジャパン(MEL)を取得した水産物、インバウンド需要に対応した水産加工品などが注目を集めている。水産加工業界で用途開発を探る検査機器、AI・IoTなどの先進技術を活用した養殖支援システムなどの出展も目立つ。23日まで。

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東京2020大会、選手村の食事メニューを一般公募

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は選手村(東京都中央区晴海)に設置する「カジュアルダイニング」の一部メニューを一般公募する。アサヒビール、明治、味の素、キッコーマン、丸大食品の大手5社が共催する。9月6日まで。「東京2020 みんなのフードプロジェクト」と銘打ち、日本が世界に誇る食文化や日常の食卓の味などを広く募集し、最上位の5品はメニューの一部として実際に国内外のアスリートに提供する。

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今週のトピックス

〈物流最前線①〉
物流ロボットのプログラム競う、入賞者発表

 大和ハウスグループのダイワロジテック(東京都千代田区、浦川竜哉社長)とIoT研究開発のYRPユビキタス・ネットワーキング研究所(東京都品川区、坂村健所長)は、今年の物流ロボットプログラミングコンテストの入賞作品を東洋大学赤羽台キャンパス(東京都北区)で9日発表した。大和ハウスのマルチテナント型物流施設「DPL市川」(千葉県市川市)内に構築したR&Dセンター「Intelligent Logistics Center PROTO」(ILCP)を舞台に…

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〈物流最前線②〉
物流支援ロボにデジタルピッキング機能を追加

 物流支援ロボットの導入実績が100社を超えるZMP(東京都文京区)は、自動認識技術トップメーカーのサトーや保管システム専業の日本ファイリング(東京都千代田区)と連携し、デジタルピッキング機能を追加した。自動搬送の実現と併せてピッキング作業の省人化や作業ミス防止を提案する。都内でこのほど開催した自社展示会では実機によるデモンストレーションを行った。自律走行機能を搭載したZMPの物流支援ロボット「CarriRo AD」と…

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〈商品戦略①〉
コンビニ大手3社、中華まん商戦スタート

 コンビニ大手3社は今年度の「中華まん」の商品概要を相次いで発表した。コンビニの秋冬商戦が本格スタートした。ファミリーマートは2019年度版「ファミマの中華まん」の新商品発表会を都内本社で9日行った。肉まんにチーズをかけ合わせた「チーズ肉まん」を新たな定番商品として9月10日から売り出す。昨年度は数量限定で販売したが、売上げが好調だったため、改良を加えて通年販売に切り替える。

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〈商品戦略②〉
サラダを主菜に、新調味料を発売

 キユーピーのグループ会社でパッケージサラダのトップメーカー、サラダクラブは主力アイテム「千切りキャベツ」専用の新調味料を20日発売した。千切りキャベツを皿に盛り付けてあえるだけで、手軽におかずやおつまみに変身する。サラダを副菜のイメージから主菜の座に引き上げ、パッケージサラダの利用拡大を図る。「千切りキャベツにあえるたれ」シリーズとして「香ばしねぎ塩」と「うまみ醤油」の2品を発売する。

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〈設備投資①〉
博多アイランドシティに新拠点

 横浜冷凍は博多港近くの福岡市東区みなと香椎のアイランドシティみなとづくりエリア内に収容能力3万2265tの大型冷蔵倉庫「アイランドシティ物流センター」(仮称)を2021年1月竣工する。鉄骨コンクリート造の4階建。敷地面積4387坪、延床面積8230坪。起工式を現地で2日執り行った。吉川俊雄会長をはじめ同社役職員、施工関係者ら約50名が出席した。施主挨拶で吉川会長は「世界のハブ港として重要な博多港をバックアップする…

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〈設備投資②〉
茨城工場に冷食新ライン増設

 明治(松田克也社長)は茨城工場(茨城県小美玉市)に冷凍食品の製造ラインを増設し7月下旬から生産を開始した。約25億円を投資して増設した生産ラインで、ドリア、リゾット、丼などのコメを使った冷凍食品を生産する。「炊飯と具材のトッピング工程の自動化を図り、生産効率を高めるとともに、おいしさの向上も実現した」(同社)。同社の強みである「液体プロセス技術」(安定した品質を得るための液体加工技術)や…

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〈設備投資③〉
マレーシアに調味料の新工場

 味の素は連結子会社マレーシア味の素社(クアラルンプール市、山本直子社長)の移転に伴い、エンステック工業団地(ヌグリ・スンビラン州)に調味料の新工場を建設する。設備投資総額は約93億円。2019年度下期に着工、22年4月の稼働開始を予定している。約18万8000㎡の敷地に、延床約5万4000㎡の新工場を建設する。うま味調味料「味の素」、風味調味料「TUMIX」、メニュー調味料「SERI AJI」のほか、加工食品メーカーや外食産業向けの調味料を生産する。

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