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【株式会社水産タイムズ社】 TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

「過冷却」と「大温度差」に焦点
東京海洋大学
渡辺 学准教授(下)

 渡辺学准教授は冷凍食品の凍結方法だけでなく、保存、流通、解凍に至る様々な角度から研究を行っている。今注目しているのが「過冷却」と「大温度差」という。豆腐を過冷却してから一気に凍結すると、テクスチャーが保たれて良い結果が得られたという実験だが、その進捗状況を聞いた。

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食品工場訪問記

魚製品も加わった岩手工場
オサベフーズ(2)

 オサベフーズの岩手工場は既存の鶏肉加工工場を譲り受けた建屋だが、内装は全て作り替えた。メンチラインと魚ラインの区別はもとより、前処理から包装まで壁で細かく仕切っている。

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注目製品

「鮮魚選別・定量箱詰めライン」を出展

 ニチモウはシーフードショー(東京ビッグサイト、21〜23日)に、日本国内総代理店としてこのほど販売開始したノルウェーFIRST PROCESS社の「鮮魚選別・定量箱詰めライン」を出展する。

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新技術

温めても冷めても“もっちりのびる”

 キユーピーは業務用に冷めても固まらず、常温、温めて、冷めても“もっちりのびる”新食感のソース『もっちりのびるチーズソース(アリゴ風)』を発売する。

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冷凍ココナッツデザートは冷凍泡技術で

 キユーピーは業務用冷食新製品の中で「スノーマン ハウピアソース(ココナッツ)」に大きな期待を寄せている。“ハウピア”(haupia)はハワイの伝統的デザート。同社「ハウピアソース」は冷凍泡「エスプーマベース」の起泡技術で作り上げた。

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ニュースフラッシュ

水産食品向け空缶が伸張

 東洋製罐グループホールディングスの2014年3月期第1四半期(4〜6月)は、売上高が前年同期比1.6%増の1982億円、営業利益が18.8%増の98億2300円、経常利益は119億円で58.9%増と大幅利益改善した。

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省エネに成功した物流事業者を募集

 経済産業省国土交通省は物流分野の地球温暖化対策として、特に顕著な功績のあった取り組みに対し、大臣表彰・局長級表彰を行う。優良事業者の募集を開始した。

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コラム『ひろい書き』
“史上最強のギョーザ”投入で冷凍がチルドに勝った

 味の素冷凍食品は油なし・水なしでできる“史上最強”の新ギョーザを昨年下期から発売し、売上げを著しく伸ばしたが、同社新ギョーザの発売効果で冷凍餃子の市場全体が大きく伸びた。

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NEWS headline

内需高まるベトナムの水産食品市場

 ベトナムの水産食品業界が大きく変貌している。過去10年足らずの間に街中を走るタクシーが小奇麗になり、都市部の幹線道路にはバイク専用レーンが設けられた。またスーパーに並ぶ冷凍食品の品揃えが潤沢になり、生春巻の具材やフォーの新しいトッピング具材としてドクダミが加えられていたのが印象的。

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輸出用より、内販専用工場に力点を

 水産加工品の他、餃子、焼売、春巻などの調理冷凍食品を生産するアグレックスサイゴン社は、製造する9割が輸出用。フランス、ドイツなど欧州向けが3割ほどあり、最近オーストラリアとの取り引きも始まったという。

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ニュースフラッシュ

米国工場が本格稼働、ブレンド調味料拡大へ

 日本食研ホールディングスの100%子会社、米国ニッポン食研はカリフォルニア州に建設を進めていたブレンド調味料の新本社工場が完成し、このほど本格稼働を開始した。総投資額は約30億円。

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中国青島に新工場、グループ初の海外工場

 オタフクソースの子会社、大多福(青島)有限公司は中国青島工場の竣工式をこのほど行った。お多福グループ初の海外工場。

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福岡県八女市に、きのこセンター建設

 ホクトは福岡県八女市で稼働している「福岡八女きのこセンター」の隣地に、新たにきのこセンターを建設する。今年10月着工、来年8月から収穫を見込んでいる。投資額約27億円。

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インドネシアで加工用油脂の製造販売会社

 カネカ三菱商事とともに、インドネシアでフィリングを中心とした加工油脂製品の製造・販売会社を10月設立する。生産能力はフィリング関連製品で年間1800t、12月の稼働をめざす。総投資金額は5億円を予定している。

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中国から冷凍混載便、少ロットでも輸入可

 冷凍食品の輸入、通関、物流業務などを得意とするナカムラロジスティクス・グループのナカムラエアーエクスプレスは中国現地法人ナックスチャイナの威海分公司(山東省栄成市)を通じ、冷凍貨物の混載輸入サービスを開始した。

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ホタテ輸出工場に融資

 日本政策金融公庫(日本公庫)札幌支店はEU向けホタテ輸出に取り組むモリタンが紋別に建設した対EU・HACCP対応のホタテ加工処理施設にこのほど融資した。紋別地区では初めての対EU・HACCP認証取得。

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食料生産地域再生事業、委託先決定

 復興庁と農林水産省は、今年度から宮城県内で実施する「食料生産地域再生のための先端技術展開事業」の中で、漁業・漁村分野の研究課題について、研究実施機関の委託予定先をこのほど決定した。

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太陽光発電、売電で年4500万円見込む

 佐藤食品工業は東港工場(新潟県)と佐賀工場(佐賀県)の屋根に設置した太陽光パネルを使った発電事業を本格的に始めた。再生可能エネルギーの固定価格買取制度を活用し、発電した電力はすべて電力会社に売却する。

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印西冷凍センターで太陽光発電始まる

 関東信越の6生協が加盟するコープネット事業連合は千葉県印西市にある冷凍専用物流センター「コープネット印西冷凍センター」で太陽光発電の運転を2日開始した。原子力発電に頼らないエネルギー政策への転換の一環。年間発電量は71万6000kWh。

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過酷環境下に設置できるデータセンター

 日本フルハーフは外気温−20℃〜40℃の幅広い環境下で屋外設置でき、トラックやトレーラで移動可能なデータセンター「31フィート型コンテナデータセンター」を発売した。今年3台、来年30台、2015年に50台の販売を目標としている。

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Webセミナー

木村哲郎の「生鮮プロセスセンター製造商品の安全・安心」19
精肉PC立ち上げの計画と実施

 立ち上げの各プロジェクトチームの役割について説明します。施設、機器チームは社外の業者(建築、内装、配線、機器納入)と連携で施設、製造ライン設計や機器納入スケジュールを管理します。

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