有料購読のご案内
FENは有料購読を開始しております。記事の文末の「続きを読む」(テキスト形式ではhttp://food-eng.jp~アドレス記載部分)は有料購読者のみご覧頂けます。無料購読で登録させて頂いている方には、「続きを読む」以降の記事はID・専用パスワードがないとご覧頂けません。まだ登録がお済みでない方は何とぞ有料購読への切り替えをお願いします。有料購読申し込み手続きに関しては上記ツールバーの「有料購読申込」をご覧下さい。

FOOMA、最新技術と往年の「技」融合
国際食品工業展「FOOMA JAPAN2009」が東京ビッグサイトで9~12日開催された。開会式で「関係者の期待と熱意の賜物」と尾上昇会長(尾上機械社長)が力強く呼びかけたように、東西8ホールで開催した結果、10万3400人を超える来場規模となった。食品機械や最新技術への期待の高まりを示した。
≫続きを読む
ビッグサイトの生ゴミを処理
SINKPIAジャパンは業務用生ゴミ消滅機のプロトタイプ(写真)をFOOMAに出品した。ビッグサイトのレストランなどから出た生ゴミを比較的短時間で処理する実演も行なった。

洗浄効果のセミナーに関心集まる
クレオがFOOMA期間中に開いたセミナー「食品工場における洗浄の最適化」は立ち見がでるほど聴衆者で溢れ、業界関係者の食品衛生に対する関心の高さを示していた。プレゼンしたサニテーション事業部の小林泰久氏は「よい洗浄は“TACT”で決まる」と強調。同社が提案している洗浄作業の管理ポイントを説明した。
≫続きを読む
新発売のIH連続フライヤーを紹介
ヤナギヤ(山口県宇部市、柳屋芳雄社長)は、業界初となるガスを使わない電磁誘導加熱式のIH連続フライヤーをFOOMAで紹介した。
IH加熱とは、コイルに電流を流して磁場を発生させ、電磁誘導により生じた渦電流の抵抗により金属を発熱させる。

電動うろこ取り機で5倍速処理
ホクト(愛媛県新居浜市、高橋義樹社長)は、ハンディタイプの電動うろこ取り機「うろこ取り名人」をFOOMAで紹介した。
「うろこ取り名人」は、独自開発した歯を電動で回転させ、アジ、キス、ヒラメ、サーモンといったどんな魚も身を傷つけずにうろこを剥がす。

ウォーターフライヤー、油使用量半分に
決して混ざり合わないという水と油の分離特性を利用したウォータークリーンフライヤー。温度差を利用して油の酸化・劣化を防ぎ、油の消費量が従来の1/2以下で済む。油の下で金魚を泳がすデモンストレーションは来場者の注目を集めた。
≫続きを読む
印字を落ちにくくするコロナ表面処理装置をライン化
ウイル(埼玉県入間郡)は包装フィルム印字専用の小型コロナ表面処理装置を提案している。
合成樹脂、金属、紙などの表面の性質を高電圧のコロナ放電照射により改善する装置。一般に親水性、接着性、印刷性がよくなる。

油ろ過パウダーでコストダウン
コマツ製作所は食用油ろ過機の展示とともに、ろ過パウダー「AVダウンⅢ」をアピールした。
「AVダウンⅢ」はアルカリ性の成分で油の酸を中和し、油の酸価を低下させる。濁りも除去し、新油に近い透明度に回復できる。

バブリング解凍機で品質保持
業務用の冷凍冷蔵庫、急速冷却・冷凍加工機などを製造販売する福島工業(大阪市)は、フグ料理専門店などを展開する関門海(大阪市、谷間真社長)と共同開発した「ヒートポンプ式ウォーターバブリング解凍機」をFOOMAに出展した。
解凍時間が短く、なおかつドリップによるロス率を低く抑えることができる。

磁界を帯びた異物を検出
ニッカ電測は新型の「微小金属検出機」をFOOMAで前面に押し出した。従来品とは原理が違い、磁気センサーにより磁界を帯びた異物を検出する。ステンレスは圧力を加えると磁性体になる特徴を生かし検出が可能とした。困難だった微小な針金の検出も可能になった。

ゴム質の異物を検出 「欠品検査」にも
アンリツ産機システムはX線異物検出機「KD74-h」シリーズの最新型を提案した。新型のセンサーを採用し、従来検出ができなかった0.2mmの微小金属異物の検出も可能にした。
新型センサーに適応した新アルゴリズム(処理手順)を搭載。

最新の画像処理機能を搭載した検出機
イシダは業界初のGA(遺伝的アルゴリズム)を搭載したX線異物検出機「IXシリーズ」の新型機を展示した。
画像処理の最新技術である「進化的画像処理」を採用。生物界の遺伝と進化のメカニズムを画像処理のアルゴリズムに応用し、異物を検出するという目的に対して、その最適化をコンピュータが自動的に行なうシステム。
ライン稼働を意識し、使いやすさを前面に
寺岡精工はX線異物検出機「TXSシリーズ」の最新型「TXS-5055」を展示した。「簡単設定」をコンセプトとし、自動設定に反映、使いやすさをアピールした。
X線検出機は毎日ラインで使用するので利便性を追求。