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【株式会社水産タイムズ社】 TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

初挑戦の植物性チーズが高評価、大阪万博に提供も
六甲バター 事業開発部長 中尾真範氏

 六甲バターは新事業として商品化に取り組んだ植物性チーズ商品「PLANT MADEシュレッド500g」をこのほど発売した。同社にとって初の試みだが、業務用筋からは「これまで試した中で一番おいしい」との高い評価を得た。2025年開催の大阪万博ではこの商品を使ったメニューを披露するという。発売までの経緯や今後の計画・目標などについて、開発を主導した中尾真範部長に聞いた。

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お知らせ

シーフードEXPOを視察、欧州ツアー締め切り迫る

 水産タイムズ社は約5年ぶりとなる海外視察セミナーを2024年4月実施します。第1弾はスペイン・バルセロナで開催される「Seafood Expo Global 2024」です。欧州最大の水産専門見本市に参加し、世界の水産業や水産加工品の最新動向に触れ、「欧州への輸出の可能性」や「新商品開発のヒント」を探ります。スペインはEU最大の漁業国です。今回はバルセロナ最大の「サンジュゼップ市場」も視察します。※「続きを読む」からツアー内容がご覧になれます。

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ニュースフラッシュ

冷凍技術の学術講義に100名出席、関心の高さ示す

 今年3月に発足した(一社)食品冷凍技術推進機構(FF Tech、鈴木徹代表理事=東京海洋大学特任教授)は、初のリアル会合となる「第36回食品冷凍技術懇談会」を東京海洋大学「楽水会館」でこのほど開催した。約100名が出席した。同機構は冷凍食品・凍結食品に関して技術面から迫り、その健全な普及・発展を使命とする団体。鈴木代表理事は開会にあたり、FF Techの目的を改めて説明し…

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エネ削減目標が未達、猛暑で電力使用量が増加

 (一社)日本冷凍食品協会は「冷凍食品業界における第二次環境自主行動計画(令和4年改正版)」のフォローアップ調査結果をこのほど公表した。原油に換算して算出した製品1t当たりのエネルギー消費原単位の削減目標については達成できなかった。工場内で使用する凍結機、冷蔵庫・冷凍庫を対象とした冷媒については自然冷媒の構成比が上昇したものの、コスト面から代替フロン(HFC)への転換が増えた。

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冷凍冷蔵倉庫の依頼増加、ふるさと納税の拡大も要因

 物流不動産デベロッパーの日本GLP(東京都、帖佐義之社長)は冷凍冷蔵機能を備えた物流施設の開発に6年前から取り組み始め、これまでに29棟の冷凍冷蔵倉庫を手掛けている。松脇隆常務執行役員と伊藤晋営業開発部シニアマネージャーが取り組みの現状についてこのほど本社でメディア関係者に説明した。冷凍冷蔵倉庫に関わる相談や依頼が最近になって増えているという。松脇常務は「当社は現在170件の倉庫を運営している。

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札幌に冷凍冷蔵保管の新拠点、物流効率化を図る

 福岡運輸ホールディングスはグループ会社、札幌定温運輸㈱(平山真也代表取締役)が新本社・センターを北海道札幌市西区発寒11条12丁目に2025年6月竣工する。同社が運営する冷凍冷蔵倉庫としては、2013年竣工の帯広営業センター以来10年ぶりの新拠点となる。地鎮祭をこのほど現地で執り行い着工した。新本社・センターのスペックは、敷地面積1万8990㎡、延床面積1万2630㎡。S造2階建、塔屋1階建。保管温度帯-25℃~+5℃。

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マイクロプラの回収装置が日本海事協会の認証取得

 三浦工業の新型マイクロプラスチック回収装置「HQ」が日本海事協会の「Innovation Endorsement」認証を取得した。HQはサイクロンセパレータにより海水中のマイクロプラスチックを遠心分離させることで、配管を閉塞させることなく、効率よく回収できる。常に取水している海水ラインから常時回収でき、従来型では一部の処理に留まっていたバラスト水処理装置の逆洗排水も全量処理することが可能になった。冷却海水ラインへの設置も可能で…

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生産現場に潜む7つのムダ、プロが改善策を伝授

 「食品工場改善入門 集大成~金をかけずにすぐできる!~」(小杉直輝著)が水産タイムズ社から好評販売中です。著者は製造現場には7つのムダがあると指摘します。ムダの見つけ方からお金をかけないコストダウンの手法、屋台生産方式まで改善の実を上げるためのポイントを写真や図解を多用して解説しています。コロナ禍で人手不足感が急速に高まっている今、現場改善の虎の巻としてご活用ください。※「続きを読む」からお申込みができます。

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NEWS headline

キユーピーが「ふた閉めロボ」開発
デリア食品の工場で本格運用

 キユーピー安川電機と共同開発した「惣菜用ふた閉めロボット」をグループ会社のデリア食品の生産ラインに導入し、このほど実運用を開始した。惣菜容器は多品種にわたり、ふた閉めの自動化はこれまで難しいとされてきたが、60種類以上のふた容器に対応し、容器に合ったふたサイズへの自動切り替えを可能にした。惣菜盛付け工程の省人化、作業負担の軽減などの導入効果が期待できる。キユーピーは惣菜盛付け工程の自動化を目標に安川電機と2022年12月から共同開発を進めてきた。「ふた閉めロボット」は実用化の第1弾となる。

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「HVAC&R」1月30日から、6年ぶりに通常開催へ

 冷凍・空調・暖房展「HVAC&R」(ヒーバックアンドアール)が来年1月30日~2月2日の4日間、東京ビッグサイトで開催される。主催の(一社)日本冷凍空調工業会が1日開催したプレス発表会で、岡田哲治専務理事は「ようやくコロナ禍がおさまりを見せ、6年ぶりに元通りの内容で開催できる」と述べ、盛り上がりに期待した。同展示会は2年に1回の隔年開催だが、タイミングが悪く2020年はコロナ禍で中止となった。22年は開催したものの、開催を前に感染者数がピークとなり出展社の約半数が参加をとりやめ…

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お知らせ

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「2023年版 冷凍食品業界要覧」まもなく発売

 水産タイムズ社は「2024年版 冷凍食品業界要覧」(B5判)を12月中旬に発売します。創刊51年目になる冷食業界人必携のデータ集です。24年版は新企画「メーカーの受託生産可能な工場と品目」を掲載するなど内容を一段と充実させました。冷凍食品関連企業1000社の会社概要から取扱品目、ブランド、連絡窓口までを記載。工場の所在地や工場長名、生産品目も記載しており、売り込みやDM発送に役立ちます。申し込み受付をホームページでまもなく開始します。定価1万3200円(税込・送料サービス)。

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冷食WEBセミナー 聴講者募集中
老舗百貨店とスタートアップが対論

 水産タイムズ社は「第4回冷食WEBセミナー」を来年2月14日(水)午後2時から配信します。聴講者の募集を当社ホームページで開始しました。今回のテーマは「冷凍サブスクリプションサービス」。講師は㈱大丸松坂屋百貨店 経営戦略本部DX推進部 専任部長 岡崎路易(おかざき・るい)氏、㈱えだまめ 代表取締役 成田博之(なりた・ひろゆき)氏、(一社)フローズンエコノミー協会 代表理事 山口翔(やまぐち・しょう)氏が務めます。「冷凍サブスクリプションサービス」の可能性について意見を直接交わす「冷食WEBセミナー」に是非ご参加下さい。

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今週のトピックス

<復興支援>
水産物の消費拡大 コンビニ大手3社が揃い踏みで応援

 復興水産物の消費拡大に向けた国の施策の一環として経済産業省が主導する「ごひいき!三陸・常磐キャンペーン」の第3弾に、セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンのコンビニ大手3社がタッグを組んで協力する。「いつものコンビニでも、ごひいきに!」と銘打ち、三陸・常磐の水産物を使った各社オリジナル商品を5日販売開始した。経産省でこのほど開いた記者発表会には、永松文彦セブン社長、細見研介ファミマ社長、竹増貞信ローソン社長が揃い踏みで登壇した。同じキャンペーンで3社がコラボレートするのは初とみられ…

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<新製品①>
冷凍冷蔵庫の自然冷媒化を加速、製氷機も1月から

 ホシザキは自然冷媒を使用した製品のラインナップを加速する。製氷機はこれまでは特注で対応してきたが、来年1月5日から標準モデルの製氷機で自然冷媒の採用を順次開始する。自然冷媒製氷機の発売スケジュールは次の通り。<1月5日>日産製氷能力25㎏、35㎏(バーチルタイプ)合計2機種、<2月>同45㎏(バーチカルタイプ)1機種、<4月>同55㎏、65㎏(バーチカルタイプ、アンダーカウンタータイプ)合計4機種、<6月>同75㎏、90㎏、95㎏(バーチカルタイプ、アンダーカウンタータイプ、スタックオンタイプ)合計7機種。

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<新製品②>
長靴に直接温風 わずか13分のスピード乾燥

 現場の安全管理や水処理施設の効率化機器を扱うサンリョウ(三重県四日市市、木室浩一社長)は工場などで使用する長靴の内側を短時間で乾燥させる「GENTI NK-13」を今月発売した。この長靴スピード乾燥機は30℃の直接温風により5足を13分で乾燥できる。ゴム長靴の衛生維持に役立つだけでなく、洗ってすぐに使いたい場合や、工場見学が多い施設などで重宝する。無駄な機能を一切排除することで運用にかかる電気代は1回9円と安価。

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<日刊速報冷食タイムス>
凍菜協と台湾の加工団体、現地で5年ぶり懇談会

 輸入冷凍野菜品質安全協議会(凍菜協、中井清典会長=ニッスイ品質保証部長)は台湾の冷凍野菜パッカーで組織する台湾区冷凍蔬果工業同業公会(魏東啓理事長=建一強冷凍食品股份有限公司総経理)と、台湾高雄市の圓山大飯店で「日台冷凍農産品生産販売安全懇談会」を1日開催した。

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<日刊速報水産タイムス>
宇部蒲鉾がニッスイに事業譲渡

 宇部蒲鉾(山口県宇部市、谷川惠信社長)はニッスイ(東京都港区、浜田晋吾社長)との間で、同社の土地・建物・生産設備などの生産機能と商標をニッスイグループ企業の北九州ニッスイ(北九州市戸畑区、山本宏樹社長)に譲渡することについて10月31日に基本合意した。

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<設備投資>
食品機械の新工場完成 チルド米飯・惣菜等に領域広げる

 ソディックは加賀事業所(石川県加賀市宮町)で、食品機械新工場の竣工式をこのほど開催した。新工場は既存の食品機械工場(第11工場)の西側に増築した形で、延床4200㎡。10月末に完成した。加賀事業所内の食品機械工場は主力の製麺機、米飯製造システムに関連するミキサー、圧延機、茹槽、水洗槽、蒸機、殺菌装置、米飯装置等といった多岐にわたるユニットを製造しているが、工場面積の制約上、大規模な製麺機や米飯製造システムの出荷時に工場内で全ユニットを繋げた試験運転が行えず…

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