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【株式会社水産タイムズ社】 TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

ミキサーのコア技術を応用して新市場開拓へ
㈱愛工舎製作所 牛窪洋光社長

 製パン製菓機械メーカーの愛工舎製作所(埼玉県戸田市)はカッターミキサーの新製品「カスタードカッター」をこのほど開発した。6月に東京ビッグサイトで開催される「FOOMA JAPAN2022」に出品する。同社は縦型ミキサーや連続ミキサーなど市場ニーズに応じた製品開発に定評がある。牛窪社長は既存市場の深耕だけでなく、用途開発による新市場の開拓にも取り組む考えを示す。

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お知らせ

スシロー社長が登壇、第1回「水産WEBセミナー」

 水産タイムズ社は第1回「水産WEBセミナー」を8月17日(水)午後2時から配信いたします。聴講者の募集を当社ホームページで開始しました。あきんどスシローの新居耕平社長(写真左)、マルハニチロ粟山治専務(同右)を講師に招き回転寿司、水産物の現状と課題、今後の展望などについて議論を交わしていただきます。※「続きを読む」からお申込みができます。

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ニュースフラッシュ

食品機械関連団体の総会、今年は名刺交換会を開く

 食品機械関連の主要団体のうち日本食品機械工業会(海内栄一会長=花木工業社長)、日本包装機械工業会(大森利夫会長=大森機械工業社長)は定時総会を5月開催する。定時総会の後、懇親会は「名刺交換会」として実施する。懇親会の開催日時は次の通り。

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容器メーカーを買収、東南アジア進出の足掛かりに

 食品容器メーカー大手のエフピコ(広島県福山市、佐藤守正社長)はマレーシアの簡易食品容器メーカーの全株式を三井物産とともに取得すると発表した。東南アジア進出の足掛かりにする。SCGM社の完全子会社、Lee Soon Seng Plastic Sdn.Bhd.(LSSPI社)の株式40%をエフピコが約65億円で取得し、持分法適用関連会社にする。

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ロボットの導入例を公開、ジャガイモの芽取りなど

 ロボット開発を手がけるデンソーウェーブは食品製造の現場で実稼働しているデンソーロボットの導入事例をホームページで公開している。導入事例は「ジャガイモ自動芽取り機」や「ホタテうろ取り装置」、「微生物自動検査装置」、「多品種対応ボトル供給装置」など。資料はホームページからダウンロードできるが…

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輸入品が高騰、国産食材の売り込みに力を注ぐ

 特殊冷凍事業を展開するデイブレイク(東京都品川区、木下昌之社長)は高品質の冷凍食材を業務用に販売する「アートロックフード」事業で、「国産食材の再発掘&流通強化プロジェクト」をこのほど始動した。円安の進行で輸入食材が高騰しているため、海外産が多く流通する食材を中心に国産品の取扱いを強化し、国産食材への切替えを後押しする。第1弾は沖縄県の石垣島産パイナップルの…

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製菓製パン材料のECサイトに資本参加

 不二製油は製菓製パン材料のECポータルサイトを運営する㈱cotta (大分県津久見市、黒須綾希子社長)に戦略的パートナーとして資本参加した。cottaは会員数170万人、月間アクセス数約3500万PV、SNS総フォロワー100万人を抱える日本最大級のポータルサイトを運営しており、3万点の商品とレシピやコラムなど、作りたくなるコンテンツを…

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“目からウロコ”の改善事例が盛りだくさん

 「食品工場改善入門 集大成~金をかけずにすぐできる!~」(小杉直輝著)が水産タイムズ社から好評販売中です。最新事例を次々と取り上げながら作業現場のムダを顕在化し、改善してみせる--。しかも写真や図面を多用して誰にでもわかりやすく解説するのが「小杉流」の身上です。※「続きを読む」からお申込みができます。

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NEWS headline

特殊冷凍専用のプレハブ冷凍庫を共同開発

 「特殊冷凍技術」による冷凍加工のソリューション事業を展開するデイブレイク(東京都品川区、木下昌之社長)は「特殊冷凍専用プレハブ冷凍庫」をフクシマガリレイとこのほど共同開発し、発売を開始した。デイブレイクが強みとする特殊冷凍研究のノウハウに、フクシマガリレイの高いエンジニアリング力を掛け合わせた。ポイントは①保管時の品質劣化の最小化と②省スペース、③リスクコントロールの3つ。品質劣化の原因となるデフロスト(霜取り)時の…

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スーパー専用の食器洗浄機、排熱回収機能を搭載

 食器洗浄機メーカーのMEIKO Clean Solutions Japan(=マイコクリーンソリューションズジャパン、東京都練馬区)はスーパーマーケットのデリカキッチン向け食器洗浄機「M-iClean UL Dellimo(デリモ) パッケージ」をこのほど発売した。調理器具の洗浄作業を機械化することで、作業の効率化、水光熱費の削減、衛生環境の改善につなげるほか、労働環境の改善による人手不足の解消や人材流出のリスク低減に貢献する。

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お知らせ

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「2022年版 冷凍食品業界要覧」好評販売中

 水産タイムズ社から「2022年版 冷凍食品業界要覧」(B5判)が好評販売中です。創刊49年目になる冷食業界人必携のデータ集です。定価1万3200円(税込・送料サービス)。※「続きを読む」からお申込みができます。

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今週のトピックス

<生分解性樹脂①>
環境にやさしく、コーヒー豆のおいしさもキープ

 三菱ケミカルホールディングスグループは生分解性樹脂「BioPBS」を使ったコーヒー豆用のバリア包材をアルバム・商業印刷大手のナカバヤシなどと共同で開発した。ナカバヤシが展開する環境配慮製品ブランド「asue(あすえ)」のラインナップとして今年夏から売り出す。「BioPBS」は環境にやさしいだけでなく、低温ヒートシール性と柔軟性に優れているため、食品包材で採用が広がっている。今回は袋の内面のシーラント層に使用した。

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<生分解性樹脂②>
原料は牛乳のカゼイン、紙製包材に使用

 伊藤忠商事はフランスのバイオ系スタートアップ、Lactips社が製造する100%自然由来の生分解性樹脂「ラクティプス」を、ヒートシール剤に使用した紙製包材を味の素などと共同開発した。味の素は「パルスイート スリムアップシュガー」(スティック20本入り)の紙製パッケージの外袋にこのほど採用し、順次切り替えを進めている。ラクティプス樹脂は生分解性や水溶性、ガスバリア性…

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<リテールテック>
無人決済店舗を全国へ、システムを拡充

 JR東日本のグループ会社で無人決済店舗ビジネスを展開する㈱TOUCH TO GO(=TTG、東京都港区、阿久津智社長)は、コンビニ型の無人決済店舗システム「TTG-SENSE」と極小店舗向けの「TTG-SENSE MICRO」の全国展開を開始した。2021年に資本業務提携した東芝テックが販売・導入・保守のサポート体制を提供する。全国展開に合わせてシステムを拡充した。導入作業を標準化することで設置期間をわずか3日間に短縮したほか…

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<日刊速報冷食タイムス>
グルテンフリー冷凍ラーメン発売

 ケンミン食品はグルテンフリーの冷凍ラーメンを16日発売した。麺・スープ・具材がセットになった冷凍ラーメンで、第1弾は「TSURUMEN×GFRAMEN LAB 黄金の鶏油(チーユ)しょうゆラーメン」。同日オープンしたグルテンフリーのラーメンに特化したECサイト「GF RAMEN LAB(グルテンフリー・ラーメン・ラボ)」で注文受付を開始した。※この記事は無料試読できます。

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<代替食品>
低糖質・低カロリーが売り、ナスライス登場

 絵本の出版社、㈱ワイヤーオレンジ(徳島市、原田剛社長)は代替米としてなすの果肉を細かくカットして蒸した後、急速凍結したナスライス「白衣の茄ー子(ナース)」を自社の販売専用サイトでこのほど全国発売した。1食分(200g)の糖質は4.2gで白米の約18分の1。カロリーは36kcalで約10分の1と低糖質・低カロリーなのが特徴。絵本作家でもある原田社長はコロナ禍による巣ごもり生活と、作家という職業柄、運動不足で体重が増加。

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<日刊速報水産タイムス>
新中計発表、梅澤社長「圧倒的な存在感を獲得」

 ニチレイロジグループ本社は新社屋のニチレイ水道橋ビル(東京都千代田区神田三崎町)で「2021年度事業報告会」を16日開催し、梅澤一彦社長が2022年3月期の決算概要や新中期経営計画を説明した。梅澤社長は「飛躍的成長に向けた基盤強化の3年」と新中計を位置づけ、「食品低温物流事業者として圧倒的な存在感を獲得する」と意欲を示した…※この記事は無料試読できます。

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<設備投資①>
鳥栖工場に炭酸水の生産設備、西日本の生産拠点に

 アイリスオーヤマは鳥栖工場(佐賀県鳥栖市)の一部を改修し、炭酸水の生産設備を導入する。すでに導入を決めている精米・パックご飯の生産設備とともに、鳥栖工場を西日本エリアの飲料水・食品の生産拠点と位置づけ、安定的な供給体制を構築する。このほど佐賀県鳥栖市と進出協定を締結した。今回の投資金額は70億円。パックご飯の設備投資と合わせると120億円に上る。健康志向の高まりや在宅時間の増加に伴い…

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<設備投資②>
火災焼失から2年、宮城に新物流施設を竣工

 プロロジスグループの日本プロロジスリート投資法人はマルチテナント型物流施設の「プロロジスパーク岩沼」(宮城県岩沼市)をこのほど竣工した。敷地内にあった「プロロジスパーク岩沼1」が2020年4月の火災で焼失したため、2021年から再開発を進めてきた。すでに施設面積の約80%が賃貸契約済み。敷地4万5700㎡。地上2階建て、延床面積5万1000㎡。以前は設置していなかったスロープを設け、大型車両が2階に直接アクセスできるようにした。

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