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【株式会社水産タイムズ社】 TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

アジア・海外で日本の伝統調味料を拡販
ハナマルキタイランド
小井戸大介社長

 ハナマルキはタイに液体塩こうじ製造専用工場を建設しており、2020年1月から出荷を予定する。それに先立ち、ベトナム・ホーチミン郊外に物流拠点を賃借した。ハナマルキタイランドの小井戸社長は「ベトナムにも在庫を置くことで、当地でも本腰を入れて営業活動している姿勢を提案先に示したい」と語る。

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食品工場訪問記

新型容器を使った無菌充てんラインを公開
日本テトラパック テクニカルセンター

 食品加工機や紙容器充てん包装システムの大手サプライヤー、日本テトラパック(東京都千代田区、ヘンリック・ハウゴー社長)は、飲料、乳業、食品メーカー向け特別展示会をテクニカルセンター(静岡県御殿場市)でこのほど開催した。日本市場未導入のバイオキャップ(口栓)を採用した新型容器のアセプティック(無菌)充てんラインを公開し…

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ニュースフラッシュ

山本康太専務が社長昇格、山本前社長は会長

 食品加工機械メーカーのアサヒ装設(石川県白山市)は、山本康太専務が代表取締役社長に昇格したと6日発表した。山本洋志前社長は代表取締役会長に就任した。山本康太(やまもとこうた)社長は1984年8月金沢市生まれ。山本会長の三男。2008年アサヒ装設入社。開発・技術部門でフライヤーやオーブンなど…

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夏休みを前にジャム工場見学アプリを配信

 親子で楽しめる食品工場見学が人気を集めている。企業側にとっては地域貢献のほかに新たなファン層の掘り起こしが期待できるため、最近は積極的に情報を発信する傾向が強まっている。家庭用ジャム市場でシェアトップのアヲハタは、ジャム工場をスマホで見学できる公式アプリ「アヲハタ フルーツタウン」の配信をこのほど開始した。

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シンガポールに海外初出店、フルーツ冷菓で勝負

 ロート製薬の子会社でフローズンフルーツバー「PALETAS(パレタス)」を展開するジャパンパレタス㈱(神奈川県鎌倉市、西之辻徹社長)は、シンガポールに海外1号店をこのほど出店した。年間平均気温が高いシンガポールでは冷たいデザートのニーズが高く、「1年中楽しんでもらえる」(同社)と商機を見込む。

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包材需要が拡大、インキ工場を新設

 大手化学メーカの大日精化工業(東京都中央区)は、茨城県坂東市の坂東インター工業団地内にグラビアインキの製造工場を新たに建設する。食品の個包装化や冷凍、レトルト食品の利用拡大、詰め替え用パウチの普及が国内外で進んでおり、パッケージ用グラビアインキの需要増に対応する。グラビアインキ事業の主要拠点である…

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予測分析ソフト開発、需要予測などに有効

 ソニーはAI技術の機械学習を使った予測分析ソフトウェアの外販をこのほど開始した。活用領域はマーケティングや営業、生産管理、人事、顧客サポート、査定業務など幅広い。生産管理では需要予測や設備機器の故障予知が可能になる。ソニーネットワークコミュニケーションズが「Prediction One(プレディクションワン)」としてサービスを提供する。

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NEWS headline

FOOMA JAPANの注目製品
アサヒ装設、輻射熱を抑える省エネフライヤー

 「FOOMA JAPAN2019 国際食品工業展」が東京ビッグサイトで7月9~12日開催される。出展社の新製品や注目製品を今号から紹介する。
 「HI-COOK」ブランドを展開するアサヒ装設(石川県白山市、山本康太社長)はガス式の省エネフライヤーや過熱水蒸気オーブンなどを出展し、①作業環境の改善、②短時間調理、③洗浄性の高さをPRする。ガス式フライヤー「DOBC型」(油煙除去装置付き)は熱交換器で排熱を回収し、再利用することで熱効率を高めた。

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大宮で「宮城のほや祭り」開催
販路拡大へ、ホヤの魅力伝える

 宮城県産ホヤの魅力を伝えるイベント「宮城のほや祭り」が、大宮駅前(埼玉県さいたま市)の東日本連携センター「まるまる東日本」で23日まで開催されている。ほやほや学会(田山圭子会長)が主催。関東初となる大規模なホヤイベントの開催で、WTO敗訴後の消沈ムードを吹き飛ばす。17日に実施されたメディア向け体験会では、石巻市のホヤ漁師・渥美貴幸さんがホヤの魅力を語るとともに、簡単な捌き方を伝授した。渥美さんは…

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今週のトピックス

〈FOOMA JAPAN①〉
福島工業、ガリレイグループの総合力を見せつける

 福島工業(大阪市、福島裕社長)は今年12月に社名を「フクシマガリレイ」に変更する。今回はガリレイグループとして、トンネルフリーザーの髙橋工業、断熱パネルのFSP、ベルトコンベヤの省研と共に出展。入荷から加工、包装、出荷に至る各ゾーンで自動化や省人化を提案し、グループシナジーを活かしたエンジニアリング事業をPRする。「連続式次世代冷却ライン」は髙橋工業の超小型トンネルフリーザーと中西製作所の連続式過熱蒸気オーブン…

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〈FOOMA JAPAN②〉
マスダックマシナリー、小型充てん機で作業効率アップ

 製パン製菓機械メーカーのマスダックマシナリー(埼玉県所沢市、増田文治社長)は製菓ライン用の仕上げシステムやユニット式充てん成型機などを出品する。人手不足や、働き方改革の推進による労働時間の短縮など、労働力に関する様々な課題が顕在化する中、生産効率を高めながら、年齢・性別・国籍を問わず働き手が安全に働ける環境づくりをサポートする。ライン用仕上げシステムの「ライトデポリ―」は自動ラインの仕上げ工程で…

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〈FOOMA JAPAN③〉
日本キャリア工業、自動盛付けスライサーで徹底省力

 食肉加工機メーカーの日本キャリア工業(愛媛県松山市、三谷卓社長)はスライス肉やひき肉のトレー盛付けを自動化した機器を展示する。スーパーのプロセスセンター(PC)や惣菜ベンダーなどの加工現場では「自動化を求める空気がこれまで以上に強まっている」(三谷社長)として、「徹底省力」機器で人手不足対策に貢献する。「折り畳み肉自動盛付スライサーAP-390」は昨年のFOOMAに参考出品し、大きな反響を呼んだ。最大の特長は…

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〈FOOMA JAPAN④〉
ハバジット日本、世界No.1の実績を持つ高衛生コンベヤ

 コンベヤ樹脂ベルトの世界トップメーカー、ハバジットAG(本社スイス)の日本法人ハバジット日本(東京都品川区、津川純社長)は、新製品の食品用ベルトやレベリングアジャスタを出展する。「世界ナンバーワンの実績で食の安心・安全をサポートする」(同社)。食品衛生法が昨年改正され、食品に接触する合成樹脂については欧米と同様に「ポジティブリスト制度」が今後適用される。ハバジット日本が出展する新製品の「プレミアムTPU食品ベルト」は…

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〈厨房機器業界〉
谷口会長「設備士資格など主要事業を推進」

 日本厨房工業会は定時総会懇親会を東京竹芝のホテルインターコンチネンタル東京ベイで12日開催した。懇親会で主催者挨拶に立った谷口一郎会長(タニコー会長)は「厨房は人・モノ・エネルギーの流れがすべて集中する重要な場所であり、食文化の発展を担う発信の拠点」と語り、厨房を支える業務用機器メーカーの発展に寄与するため…

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〈設備投資〉
宮城県登米市にスケソウ加工の新拠点

 冷凍食品製造加工のトライデントオサベフーズ(宮城県登米市)は本社工場の竣工式を12日行った。同社は北米に拠点を置く世界的漁業会社の日本法人、トライデント・シーフード・アジア・インク日本支社(東京都中央区、鈴木幸一支社長)と冷食メーカーのオサベフーズ(宮城県気仙沼市、澤英機社長)の合弁会社。当日は米国トライデントシーフード本社からジョー・バンドラントCEOやアレン・キンボール筆頭副社長らが来日し…

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〈AI・ロボティクス〉
AI活用の原料検査装置が準グランプリ

 逆転の発想で検査精度を高めたことが高く評価された――。キユーピーはAIを活用した原料検査装置の取り組みで「IT Japan Award2019」(日経コンピュータ主催)の準グランプリをこのほど受賞した。キユーピーは原料選別の作業負担を軽減するため、AIを活用した原料検査装置の開発に2016年から取り組んでいる。ディープラーニング(深層学習)を活用した画像解析によってAIが良品を選別する。従来の検査装置では…

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