FENとは 発行元情報 有料購読申込 広告掲載 お問い合わせ・FAQ バックナンバー

【株式会社水産タイムズ社】 TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

価格だけに頼らない売場提案進める
ナックスナカムラ
前田 一郎社長

 有力低温食品卸のナックスナカムラは今年4月に顧客をサポートする「全国市販用会議」を立ち上げ、価格だけに頼らない売場づくりの提案を進めている。前期は未達に終わった売上高1千億円に再チャレンジする。また2年連続の経常利益率1%超をめざす。前田社長に意気込みを聞いた。

≫続きを読む

食品工場訪問記

フリーザーのネット交換などに1.5億円投資
ハチカン(2)

 ハチカンの冷食工場の生産構成は、数量ベースで業務用60%、市販用40%。業務用ではグラタン・ドリア、コロッケ、かき揚げなど。市販用では「白身魚とタルタルソースのフライ」、「ほしいぶんだけ いか天ぷら」、「同 炭火焼さけの塩焼き」などを生産している。

≫続きを読む

注目製品

一押しはサバのフィレマシン、商品の質も効率も高める

 東洋水産機械はサバやサケのフィレマシン、エビ専用の割裁機をシーフードショーに出展した。「特に一押しはサバ向けのフィレマシン」と塚越智頼社長は力を込めた。「TOYO−764」はヘッドカッター連動のフィレマシン。サバを供給するだけで、頭カットから尾カット、内臓除去、フィレ処理までを自動加工できる。

≫続きを読む

本邦初公開のインジェクター出展

 中村産業は日本で初披露となるガロス社(スウェーデン)のインジェクターをシーフードショーで紹介した。同社は世界各国の水産品、畜産品向けに多くの納入実績を誇っている。すべてステンレス製なので、水洗いが欠かせない水産現場でも安心して利用できる。

≫続きを読む

ニュースフラッシュ

「カーボン・オフセット」決まる、9月から2次公募も

 環境省は「カーボン・オフセット認証取得支援事業」の第1次募集の結果、14件を採択した。ほんだ菓子司(北海道)の「りんごの菓子の原材料調達や生産などに伴って排出されるCO2を、北海道産などの持続可能な森林管理を推進するクレジットを用いてカーボン・オフセットする取り組み」など。

≫続きを読む

省エネ機器・再エネ設備へ補助金

 埼玉県は県内に所在する中小規模事業所で、CO2排出量の削減に資する設備を導入する事業者に、その費用の一部を補助する事業を実施している。同事業の2次募集を10月に実施することを明らかにした。

≫続きを読む

中小企業の省エネ対策に補助金

 静岡県は県内の中小企業を対象に、2014年度「温室効果ガス削減対策事業費補助金」の公募を始めた。申請の期日は11月28日。

≫続きを読む
NEWS headline

前川製作所、田中会長「顧客との共創を軸に」

 前川製作所は報道関係者を対象に、現状の取り組みと将来展望を紹介する事業報告会を21日、守谷工場(茨城県)で開催した。同社がメディア向け報告会を開くのは初めて。今年90周年を迎えたこともあり、田中嘉郎代表取締役会長は「顧客や関係者との共創が当社の原点であり、創業100年に向けて共創の度合いをさらに強めていく」と次のように語った。

≫続きを読む

パスカルエアー、韓国輸出1号機

 前川製作所が21日開いた報告会では、担当役員による5事業の現状も報告。食品産業、冷蔵倉庫、低温物流などの産業用冷却システムを扱う「産冷ブロック」の當銘勉取締役は環境対策事業に力を入れると抱負を語り、現況を次のように報告した。

≫続きを読む

お知らせ

有料購読のご案内

 無料購読で登録させて頂いている方には、「続きを読む」以降の記事はID・専用パスワードがないとご覧頂けません。まだ登録がお済みでない方は有料購読(月1000円、6カ月単位契約)への切り替えをお願いします。

ニュースフラッシュ

リコール保険に注目集まる

 食品の事故や事件で商品を自主回収するケースが増えており、「昨年末の農薬混入事件以降、リコール保険の問い合わせが増加傾向にある」(食品産業センター)という。商品回収に伴う新聞への社告(いわゆる「お詫び広告」など)、回収商品の輸送、回収した商品の保管(倉庫・施設の賃借)などに掛かる費用は膨大な金額となり、中小企業の場合は企業存続の命取りにもなりかねない。

≫続きを読む

「スチームバルブ製法」のレンジ惣菜拡充

 フジッコはスウェーデン発の新しい加熱調理殺菌システム「スチームバルブ製法」を採用したレンジ惣菜シリーズ「Basta Deli(ベスタデリ)」を拡充する。同製法はシェフが考案したこだわりのメニューを、マイクロ波を使って低温で短時間調理することで、作りたてのおいしさをそのまま長持ちさせることができる。

≫続きを読む

もち巾着入り調理済おでん

 一正蒲鉾は業界初の“もち入り巾着”を入れたパック包装の調理済おでん「もち巾着入りおでん割烹」を発売した。
 通常、もち巾着は加熱を続けると煮溶けるが、「当社開発員の気づきから研究を重ね、煮溶けにくいもち巾着を開発。パック包装の調理済おでん種として使用することを実現した」(同社)という。

≫続きを読む

御殿場に新工場竣工、冷凍冷蔵ショーケース増産

 岡村製作所は静岡県御殿場市にある御殿場事業所の隣接地に工場棟を新設し、25日稼働を始めた。売上げが拡大する冷凍冷蔵ショーケースの生産能力を増強した。投資額約37億円。

≫続きを読む

自動ラック倉庫の耐震性上げる

 大林組は地震時の自動ラック倉庫からの荷物の落下を低減できる「TMD(チューンドマスダンパー)制振技術」を開発、実用化した。付設の自動搬送設備を用いてラック最上段に配置できるなど、大がかりな工事を必要としないため、特に既存施設へ容易に適用できる。

≫続きを読む

インドネシア合弁の全株式取得、即席麺事業拡大へ

 日清食品ホールディングスはインドネシアで即席麺の製造販売を手がける合弁会社について、合弁相手が保有する全株式を取得した。

≫続きを読む

ベトナムで包装材を生産

 ダイナパックはベトナム北部のハイフォン市に包装材の製造販売子会社を9月設立する。2015年8月の事業開始を予定している。

≫続きを読む

工場清掃機器大手、福島に営業所

 工場向け清掃機器メーカー、ドイツ・ケルヒャー社の日本法人、ケルヒャージャパンは福島県郡山市に福島営業所を新たに開設し、9月1日から営業を始める。

≫続きを読む

図面・仕様書など、技術英語の習得セミナー

 日本能率協会は技術情報を正確、効率的に伝える“技術英語”を習得するセミナーを9月開講する。技術・生産・研究部門のビジネスパーソンが対象。テーマは「図面の読み方・書き方」、「プレゼンテーション」、「論文の書き方」、「仕様書の読み方・書き方」の4つ。

≫続きを読む

コク味物質、厚労省の認可取得

 味の素が長年の研究によって工業化に成功したコク味物質「グルタミルバリルグリシン」が、厚生労働省の食品添加物認可を取得した。

≫続きを読む