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<水産業界の働き方改革②>
「カミナシ従業員」導入相次ぐ
外国人とのコミュニケーションも円滑に
現場DXプラットフォーム「カミナシ」シリーズを提供しているカミナシ(東京都千代田区、諸岡裕人社長)が今年8月に発表した現場従業員管理システム「カミナシ 従業員」の導入が、水産加工業者などで相次いでいる。同システムでは、会社と従業員との連絡や給与明細の配布など、業務や労務上、重要になるコミュニケーションがひとつのツール上で完結できる。ブラウザから専用IDとパスワードでログインするため、メールアドレスを持っていない従業員でも自身のスマートフォンで使用できる。
≫続きを読む<水産業界の働き方改革③>
魚活ボックス、活魚の輸送で活躍
作業者「睡眠時間が確保できた」
日建リース工業(東京都千代田区、関山正勝社長)が開発した活魚運搬用装置「魚活ボックス」は水産業者や運送業者の労働負荷軽減に貢献していると注目を集めている。魚活ボックスは魚を活きたまま、荷物化して輸送することができるレンタルコンテナ。ブロワーポンプ、酸素ボンベ・循環ポンプ、バッテリーが標準装備となっている。輸送時以外は、100V電源で稼働可能で、コンセントに挿しておけば、自動的にバッテリーが充電される。魚活ボックスには、主に標準タイプ、小型タイプがある。
≫続きを読む<水産業界の働き方改革④>
新人教育はスマホ動画にお任せ
OJTの負担と時間を削減
2018年創業のスタートアップ、Tebiki(東京都新宿区、貴山敬社長)は自社開発の動画教育システム「tebiki」を企業に提案し、現場が抱える教育課題の解決に貢献している。マニュアル作成の負担や時間を減らすことで業務効率化を図り、長時間労働の削減による働き方改革の実現につなげている。製造や物流の現場で働く、机を持たないデスクレスワーカーの教育は一般的に紙のマニュアルとOJT(実地研修)によって行うが、文字やイラスト、写真を使ったマニュアルは…
<日刊速報水産タイムス>
二葉、創業100周年祝賀会に1000名参集
二葉(鈴木英明社長)は創業100周年記念祝賀会を東京・丸の内の東京會舘で17日開催した。国会議員ら来賓をはじめ冷蔵倉庫、流通業者、食品メーカーなど関係者約1000名が参集した。鈴木宏会長が9月30日に亡くなったが、「故人は生前、皆様への感謝の心を何より大切にしていた」(同社)として、祝賀会を予定通り開催した。
≫続きを読む<日刊速報冷食タイムス>
給食大手シダックスにミールキット導入
オイシックス・ラ・大地は子会社化した給食大手のシダックスに、オイシックスが監修した業務用ミールキットを導入する。社員食堂や老健施設、保育施設の課題である人手不足に対応する。さらに付加価値のある食材・メニューで利用者の満足度を高め、他の施設との差別化につなげる。
≫続きを読む<新製品①>
毛髪混入を防ぐAI検知システム、最短5秒で判定
食品工場向けに衛生関連機器を製造販売するコトヒラ(長野県東御市、手塚仁也社長)はFOOD展に新製品の毛髪検知システム「毛髪探偵」を出品した。毛髪に特化した高精度の検知システムは業界初。AI画像処理によって衛生ユニフォームに付着した毛髪を最短5秒で検出する。付着した箇所は画面に表示されるため、ローラーなどを使って再度除去することで毛髪持ち込みを防ぐことができる。特許出願中。装置内の所定の位置に立ち、センサに手をかざしてモニタを起動するだけ。
≫続きを読む<新製品②>
粉体から空調機をガード、目詰まりを防ぐ新フィルタ
ダイキン工業の子会社でエアフィルターのトップメーカー、日本無機(東京都台東区)はFOOD展に粉体から空調機内部の汚れや目詰まりを防ぐ新製品の「パウダーガードフィルタ」を出品した。製粉や製麺、製パン製菓などの食品工場では生産工程で発生する粉体が空調機内の熱交換器や圧縮機に付着することで、空調能力の低下による電気代の増加、カビや虫、腐食が発生するリスクを抱える。汚染対策として吸い込み口に不織布のフィルターなどを設置するが、粉体の捕集効果が薄かったり…
≫続きを読む<新製品③>
アイルランド発、床置き型のグリーストラップ
水処理エンジニアリングのグローバル企業、FM Environmental(本社アイルランド)はFOOD展に出展し、廃油強制分離自動回収式グリーストラップ「Grease Guardian (グリースガーディアン)」を初披露した。日本国内では珍しい床置き型のグリーストラップ(油脂分離阻集器)。会期中は食品機械メーカーの関係者からも注目を集めた。日本のグリーストラップは埋め込み型がほとんどだが、欧州では衛生面の理由からシンク下などに設置する床置き型が一般的という。
≫続きを読む<新製品④>
冷蔵ロッカー型自販機を来年発売、収納最大40室
富士電機は冷蔵ロッカー型自販機を来年3月発売する。青果や生花などの不定形品や、ホールケーキ、寿司折詰めなど大型の冷蔵商品が販売できる。小売業やアグリ分野など、これまで自販機が活用できなかった市場に訴求する。商品の収納室は間仕切りを使って分割できるため、最大40室で販売できる。間仕切りは着脱可能。商品の大きさや形状に合わせて収納室を自由にレイアウトできる。一般的な自販機は冷却ユニットから生じる冷気を収納室全体に循環させて保冷している。
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