24年問題は製配販の三位一体で、荷待ち・荷役解消へ
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トラックドライバーの時間外労働時間に上限規制が適用されて半年が過ぎた。今のところ物流が滞るなどの大きな影響は見られないが、物流量が増加する年末や上限を超えないよう時間調整が必要になる年度末はどうなるのか予想がつかない。こうした中、食品物流大手のＦ−ＬＩＮＥ（東京都中央区）は製配販による取り組みの必要性を早くから訴え、着実に成果につなげてきた。坂本次郎社長に24年問題への対応について聞いた。
≫続きを読むスーパーのPC・母店方式をテーマに無料セミナー
精肉・食品加工機械の専門商社で、プロセスセンター（ＰＣ）のエンジニアリングでは流通大手や有力スーパーを取引先に持つ平井カンパニー（東京都新宿区、平井智樹社長）は生鮮ＰＣをテーマにした無料セミナーを10月22日午後２〜５時、新宿コズミックセンター３階の大会議室で開催する。コロナ禍を挟んで約６年ぶり。今回のテーマは「人手不足に備える ＰＣ・母店方式は解決策となり得るのか」。人手不足や採用難、精肉加工スタッフの高齢化、若手育成の難しさなどスーパー・小売店が抱える様々な課題に対して…
≫続きを読む自宅で握る冷凍寿司キット、ネタは岩手県産
「銀のさら」などの宅配事業を手掛けるライドオンエクスプレスは岩手県の水産加工会社�蟷鮎�（大船渡市、佐々木隆男社長）と共同で同社初となる冷凍寿司キット「ご自宅にぎり寿司（岩手県秋）」を開発した。期間・数量限定で10月15日発売する。10貫分のセットで税込み2680円。寿司種とシャリが別梱包となっており、シャリは電子レンジ加熱、寿司種は流水解凍して自分で握って仕上げるため、自宅で本格的な寿司を味わえる。
≫続きを読むAIで水産業の課題解決、さかなクンらが意見交換
ソフトバンク（東京都港区、宮川潤一社長）のＡＩをはじめとした最新テクノロジーの活用事例を紹介するイベント「SoftBankWorld 2024」で、水産業界の課題解決に向けたＡＩの取り組みをテーマにしたセッションが10月４日行われる。さかなクンやスペックホルダー（東京都千代田区）の大野泰敬社長らが登壇し、ＡＩ技術がどのように水産業の未来を持続可能なものにしていくのかについて意見を交わす。養殖に焦点を当て、ＤＸにより魚の品質がどう標準化されるか…
≫続きを読む冷食事業を強化、鹿児島の製造委託先を子会社化
ニップンは冷凍食品の製造を委託している�衄�中食品（鹿児島県出水市、畑中宗洋社長）を来年４月１日付で連結子会社化する。26日に開いた取締役会で決議した。契約締結日は10月１日。取得価額60億円。異動後の所有株式は8000株で議決権所有権割合は62.02％。ニップンは冷凍食品事業を成長領域の１つと位置づけ、今後の需要拡大を見据えた供給体制の増強が重要な事業課題であると捉えている。畑中食品の生産能力や加工技術がグループの競争力に資すると判断して第三者割当増資を引き受けた。
≫続きを読む牛乳の生産体制を見直し、神戸工場は生産終了へ
雪印メグミルクは関西地区における市乳事業の生産体制を見直すと発表した。生産拠点をこれまでの３工場から２工場に集約して生産効率を高め、収益基盤の強化を図る。関西地区にある京都工場（京都府南丹市）、京都工場池上製造所（同）、神戸工場（神戸市）のうち、神戸工場の生産を終了し、京都工場池上製造所に経営資源を集中投入してチルド牛乳、乳飲料の生産機能を集約させる。
≫続きを読む生産現場に潜む７つのムダ、プロが改善策を伝授
「食品工場改善入門 集大成〜金をかけずにすぐできる！〜」（小杉直輝著）が水産タイムズ社から好評販売中です。著者は製造現場には７つのムダがあると指摘します。ムダの見つけ方からお金をかけないコストダウンの手法、屋台生産方式まで改善の実を上げるためのポイントを写真や図解を多用して解説しています。コロナ禍で人手不足感が急速に高まっている今、現場改善の虎の巻としてご活用ください。※「続きを読む」からお申込みができます。
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食の複合展示会が来週開幕
クレオは「連続式野菜洗浄機」を参考出品
秋恒例の食の複合展示会「ＦＯＯＤ展2024」が東京ビッグサイトで９〜11日開催する。食品加工機械から衛生関連機器、工場設備、物流マテハンまでを網羅した多彩な内容が特徴。今年は約200社が出展する。食品工場の容器洗浄機でシェアトップのクレオ（東京都中央区、名倉豊夫社長）は「連続式野菜洗浄機」（特許出願中）を参考出品する。カットした野菜をざるかごに入れて機械に投入するだけで洗浄・殺菌・すすぎの一連の工程を自動で行う。ざるかごの移動の手間をなくし、野菜洗浄の効率化に貢献する。
≫続きを読む中設エンジ、食品工場の施工事例を動画で公開
食品工場を中心とした総合エンジニアリングサービスを提供する中設エンジ（名古屋市、今井重利社長）の出展テーマは「想いをカタチに、理想の工場で未来に貢献する」。「エンジニアリング機能」と「ゼネコン機能」を併せ持ち、食品工場の建屋だけでなく内部（生産機械）の設計から施工、アフターフォローまで一貫して対応できることを訴求する。ＦＯＯＤ展の出展は９回目。今回はこれまでと趣向を変え、「プロジェクトストーリー動画」をメイン展示として関係者へのインタビューを交えながら設計・施工の内容をＰＲし…
≫続きを読むアンリツ、Ｘ線が包装のシール不良を検出
電子計測器・食品検査機メーカー大手のアンリツ（神奈川県厚木市、濱田宏一社長）は主力製品の「Ｘ線かみこみ検査機」をはじめ、配管のエア漏れを自動で検知する超音波方式の「産業用音響カメラ」、食品の味を数値化する味覚センサー搭載の「味認識装置」、臭いの情報化・可視化を実現する「におい検査機」、総合品質管理・制御システム「ＱＵＩＣＣＡ（クイッカ）」などをフルラインナップで出品する。 「Ｘ線かみこみ検査機」は…
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＜新商品会見＞
マヨファンと新作ポテサラを共同開発
食感の決め手はれんこんとごぼう
キユーピーは約14万人のキユーピーマヨネーズ好きが集まる会員制コミュニティサイト「キユーピー マヨネーズ ファンクラブ」の会員と共同開発した「胡麻マヨ☆和風八菜ポテサラ」を全国のスーパー、ドラッグストアで10月１日発売した。10月10日の「ポテトサラダの日」に合わせた企画商品。販売はグループ会社でサラダ・惣菜製造を手がけるデリア食品（東京都調布市、竹中成人社長）が担う。ファンクラブとの共創は３年目。今回のテーマは「野菜を楽しむポテトサラダ」。その理由について…
≫続きを読む＜新製品＞
炒めロボの新モデル、ミールキットを自動調理
調理ロボット開発のTechMagic（東京都江東区、白木裕士社長）は千葉・幕張メッセで２〜４日開催中の「福利厚生ＥＸＰＯ（秋）」に炒め調理ロボットの新モデル「I−Ｒｏｂｏ２」を出展し、自社調理の社食サービス「オートキッチン DEKITATE GO」をアピールしている。単なる温めではなく、ミールキットを自動で調理し提供する新サービス。人手不足を背景に社員食堂の運営に課題がある企業のニーズ獲得をねらう。「I−Ｒｏｂｏ」シリーズは攪拌（かくはん）や加熱、調理後の…
≫続きを読む＜冷凍自販機＞
ど冷えもん、ホテル宿泊客を新ターゲットに
冷凍自動販売機「ど冷えもん」を製造・販売しているサンデン・リテールシステムがホテルなど宿泊施設への提案に力を入れている。冷凍自販機の普及のネックになっていた「補充」作業は、飲料自販機の仕組みと同様、外部の企業がフルオペレーションでサポートすることで解決した。横浜市に今年６月24日開業したばかりの「京急ＥＸホテルみなとみらい横浜」は大規模複合施設「横浜シンフォステージ」内にあり、ロビーが26階にある。客室は27 〜 30階に全150室。建物内に24時間営業の飲食店がなく…
≫続きを読む＜日刊速報水産タイムス＞
イオンがアラスカ産紅鮭の販売拡大
アラスカシーフードマーケティング協会（ＡＳＭＩ）はイオンリテールとタイアップし、関東・北信越・東海・近畿・中四国エリアの「イオン」「イオンスタイル」約380店舗でＭＳＣ認証の「アラスカ産塩紅鮭」「アラスカ産紅鮭筋子醤油漬け」を９〜11月販売している。
≫続きを読む＜日刊速報冷食タイムス＞
東冷倉の武田会長「保管料改訂で好循環」
東京冷蔵倉庫協会（会長＝武田信一郎東京水産ターミナル社長）は第35回講演と懇親の夕べを25日都内で開催した。武田会長は懇親の部で「東冷倉会員の冷蔵倉庫は８月まで、入庫、出庫、在庫量とも概ね前年並みで推移している」と報告した。
≫続きを読む＜冷凍倉庫＞
パレット解放、短期・小口の冷凍保管サービス開始
霞ヶ関キャピタルは短期間・小ロットでも冷凍荷物の保管が可能なサービス・システムの「コールドクロスネットワーク」を、同社子会社のＸ ＮＥＴＷＯＲＫ（クロスネットワーク、杉本亮代表＝写真）を通じて、10月から提供開始する。4190パレット収納が可能な冷凍自動倉庫「LOGIFLAG TECH所沢�機廖丙覿霧�入間郡三芳町）のうち約2000パレットを解放し、コールドクロスネットワーク事業を展開する。
≫続きを読む＜事業戦略＞
累計9000万食の冷凍弁当、海外進出を準備中
糖質・塩分に配慮した冷凍弁当のサブスクサービスを手がけるナッシュ��（大阪市、田中智也代表）は海外への事業展開を見据え、ミッションとビジョンを変更したことを都内でこのほど開いた試食会で明らかにした。ミッションは「世界中の人々が健康で豊かに生活できる未来を届ける。」、ビジョンは「便利で健康的な食事を届け、世界中の生活者から選ばれ続ける。」とした。今年６月新たに設定した。冷凍技術の向上とともに国内では冷凍食品の需要が拡大しているが…
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