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【株式会社水産タイムズ社】 TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

即席麺製造ライン ニッチトップに輝く
冨士製作所
櫻澤 誠社長

 冨士製作所は経済産業省が選定した「グローバルニッチトップ企業100選(機械・加工部門)」に選ばれた。受賞の対象となった即席麺製造ラインは開発以来40年以上、国内外で圧倒的なシェアを誇っている。

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食品工場訪問記

トレイからパレット積までロボットが活躍
ニチレイフーズ
船橋第二工場(2)

 ニチレイフーズの船橋第二工場では生産を効率化するため、ロボットシステムを導入し、手作業の自動化を図った。ミニハンバーグのトレイ詰めは関西工場でこれまで手作業で行っていたが、新工場ではセンサーを搭載したアームが何10本も伸びて製品をトレイに乗せる。トレイを正確に認識し、方向、位置、個数などを正しく判断して処理する。

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ニュースフラッシュ

賞味期限「年月表示」に移行、物流改善効果も

 キリンビバレッジは賞味期限が1年以上の商品について「年月表示」を飲料水以外にも取り入れる。賞味期限をもとにこれまで配送や保管、店陳を日別に管理していたが、

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副生バイオマスから発電・肥料製造へ

 味の素の九州事業所(佐賀県)はアミノ酸発酵の工程で発生する副生バイオマスを活用する技術などについて、佐賀市と共同研究を行う。

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新理事長に増田マスダック社長

 日本製パン製菓機械工業会は滋賀県大津市で第53回通常総会をこのほど開き、14年度事業計画、予算などを原案通り承認した。また、新理事長に増田文治マスダック社長が就任した。

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正会員3社、賛助会員5社が入会

 日本食品機械工業会は正会員として6社、賛助会員として6社の新規入会をこのほど承認した。【正会員】エフ・エム・アイ=コーヒーマシンや急速冷凍機、ディスペンサー、ミキサー、スチコン、アイスクリーマー。

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ロジスティック本部を新設

 北関東を中心に展開するスーパーのカスミは5月26日付の組織変更で、ロジスティック本部を新設した。

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リニューアルで具材小袋廃止

 サタケは湯を入れて3分で食べられる簡単調理の本格パスタシリーズをリニューアルし、7月1日から発売する。旅行やレジャーでの食事だけでなく、非常時の備蓄用としても数多く利用されてきた。

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『「使える建物」を建てるための3つの秘訣』発刊

 冷凍食品の大手メーカーの工場を含む様々な食品工場の建設実績を持つ三和建設の森本尚孝社長が新刊『「使える建物」を建てるための3つの秘訣』をこのほど発刊した。

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優秀省エネルギー機器表彰 登録受付中

 日本機械工業連合会は「第35回優秀省エネルギー機器表彰」の候補を募集開始した。省エネ効果がある優秀な機器の開発、実用化を行っている人や企業、団体を表彰することで、機器の普及と開発意欲の増進を目指す。

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NEWS headline

FOOMA開幕「ユーザーとともに食生活・食文化を創造」

 「FOOMA JAPAN2014」が東京ビッグサイトで10日開幕した。開会式で挨拶した日本食品機械工業会の林孝司会長は「食品機械は国民の一番大切な食生活を確保する産業だと自負している。食品機械を通さずして、食卓に上ることはない。我々出展社はユーザーを通して、食生活・食文化を提案するとともに、安全安心を確保していきたい」と語った。

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最新機械・技術が所狭しと競演

 初披露の製品から代表的な製品まで・・・。FOOMAの会場では様々な食品機械、包装機械が所狭しと提案されている。各ブースとも自社の技術ポイントを訴求し、火花を散らしている。

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注目製品

コンパクトな箱詰め装置、“オールイシダ”のライン構築

 イシダは新製品の「オートケーサー」のほか、「光学式かみこみ検査機」、X線異物検出機、金属検出機、ウェイトチェッカーなどをFOOMAで出展している。「オートケーサー」は自社開発のパラレルリンク機構を搭載し、従来機では難しかった多様な積み方が可能な箱詰め装置。

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オーブン対応のトレー容器、調理の幅広がる

 中村産業はドイツ・シールパック社のトレーシーラーと、オーブン対応可能なトレー容器を組み合わせることで、容器ごとオーブンで加熱できる加工食品をFOOMAで提案している。「最近ユーザーから、トレーのまま高温のオーブンで焼いたり、温めたりすることができないかという要望が多い」と語る中村剛太郎社長。

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サニタリー性高めたコンベアなど幅広く

 ケイズベルテックはベルト脱着式のサニタリーコンベア「ベルトッチャ」シリーズを中心に幅広い製品をFOOMAに出展している。シリーズに新たに加えた「スプレッダーコンベア」はベルト幅を拡張、縮小する機能を持たせている。

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高速搬送ロボットを実演

 ニチモウは高速搬送の食品ハンドリングロボットを出展、コンベア上をランダムで流れるビスケットをカメラで画像処理し、向きを揃えて搬送・段積みする実演を行っている。

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ニュースフラッシュ

ベンダー事業初参入、セブン向け専用工場完成

 日本ハムはコンビニエンスストア向けの弁当・惣菜事業を拡大する。1日8万食の製造能力を持つセブン-イレブン・ジャパン向け専用の「プレミアムキッチン関西工場」(兵庫県小野市)が完成した。7月7日から稼働する。今後、最大1日16万食に能力を倍増させる。

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ローソンG向けに野菜加工場

 ローソンが出資する農業生産法人ローソンファーム千葉(千葉県香取市)はローソンファームの母体でもある芝山農園と3次産業者の漬物工房彩との共同出資で、香取プロセスセンターをこのほど設立した。

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“最高品質”のコロッケ、岩見沢モリタンで加工

 ローソンは北海道産のじゃがいも「キタアカリ」を使った「ゲンコツコロッケ」(税込135円)を3日発売した。ローソン史上“最高品質”をうたい、通年販売するコロッケとしては最高価格に設定。レジカウンター周りで販売するファストフードは夕食の食卓向け惣菜にも力を入れ、40〜50代の女性客などに客層を広げる考え。

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オイシックスと「おかん」、共同で社食を開拓

 オイシックスと、オフィス向け“ぷち社食サービス”「オフィスおかん」を運営する(株)おかんが資本提携した。今後、事業提携に向けて協議を進める。

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包装技術賞“使い終わるまで粉のすくいやすさは変わらない”

 日本包装技術協会は優れた包装を表彰する「第38回木下賞」の受賞製品を発表した。研究開発部門では花王と凸版印刷が「粉末洗剤つめかえ容器の開発」で受賞した。

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【記者席】
FEN300号――食品機械に思う

 「まず食品機械の展示会を見に行け。あそこに日本のモノづくりの粋が凝縮されている」。経済産業省の須藤治産業機械課長は、藤木俊光前課長から業務を引き継ぐ際、こう声をかけられたという。その話を聞いた記者は、今まで出会った食品機械メーカーの社長や技術者、営業マンの顔が何人も思い浮かんだ。その表情は、誰もが誇らしげな顔をしていた。

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