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【株式会社水産タイムズ社】 TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

フリーザー年間100基を出荷、事業領域拡大に挑む
高橋工業
柳井 順社長

 高橋工業は1961年に世界に先駆けて「トンネルフリーザー」を製品化したフリーザーの老舗。冷凍食品だけでなく、ハム・ソーセージや練り製品の急速冷却などのノウハウを積み重ねてきた。前期は過去最多の100基のフリーザーを出荷した。柳井順社長に聞いた。

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食品工場訪問記

工夫満載のチョコレートライン
明治 坂戸工場

 明治の坂戸工場(埼玉県坂戸市)は菓子の主力工場としてチョコレート、スナック、ガム、グミ、ココアなど約60品目を生産している。チョコレートとココアは原料のカカオ豆の処理段階から取り組んでいる。3種類の商品を楽しめる個装タイプの「ベストスリー」の生産ラインは効率化を図るため、改良を重ねてきた。

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新技術

食品を高温加熱、遠心分離で新素材「ネピュレ」誕生

 コメを高温水蒸気で加熱し、遠心分離して生まれるピューレ状の食品新素材「コメネピュレ」の生産体制が確立され、本格的に展開することになった。大手製パンメーカー、菓子メーカーをはじめ、大手流通などが着目しており、一部は商品に導入、採用が始まった。

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日産7t以上のラインを秋田に完成

 「コメネピュレ」は大潟村生産者協会がネピュレ東北という生産法人を立ち上げ、大潟村に生産設備を導入して本格生産開始した。1ラインで日産7t以上の生産能力を持つ。「生産設備は日産150kg〜450kgの少量ライン、1.5t〜2.4tの中規模、7t以上の大型ラインの3通りあるが、新設工場は大型規模ラインを導入した」という。

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新製品

カビ検査が2日で可能に

 スリーエムヘルスケアは「3Mペトリフィルム培地」シリーズに新商品「カビ・酵母迅速測定用プレート」を加え、8月18日から販売する。標準的な寒天培地による試験法で最大7日かかっていた判定を2日に短縮する。

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手で切れる紙製封緘用テープ

 住友スリーエムはスーパーなど店頭で青果物のパックに利用する封緘用テープを今月発売した。紙製なので開封時に手で切ることができる、消費者が使いやすいテープ。

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ニュースフラッシュ

医薬・化粧品技術展に厨房機器大手も

 「インターフェックスジャパン」が東京ビッグサイトで7月2〜4日開催される。医薬や化粧品、洗剤を製造・研究開発するための技術展だが、食品工場でおなじみの包装関連機器メーカーの出展も少なくない。中には厨房機器メーカーも名を連ねている。

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フードシステム展、9月17〜19日

 フードシステムソリューションフードセーフティジャパンが東京ビッグサイトで9月17〜19日開催される。既に出展申し込み締め切りを過ぎたが、問い合わせが多いため、会場構成を調整し、若干の空きスペースを確保した。

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NEWS headline

武蔵野が大型新工場を完成

 セブン-イレブン向けに商品を製造する武蔵野の埼玉工場(埼玉県朝霞市)が完成し、現地で竣工式を18日開いた。7月7日から稼働する。同社最大の製造エリアを確保。セブン-イレブンの大量出店に対応し、製造能力を高めて需要を取り込む。米飯だけでなくチルド工場として弁当、惣菜、寿司、調理パンなど新規商品も手掛ける。

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ニュースフラッシュ

カネカ展、“お土産”意識した日持ち菓子用クリームも

 カネカは「カネカグループ フードフェスタ2014」を都内で16〜17日開催した。マーガリンやクリーム、加工油の新商品などを紹介。同社製品を使ったパン、菓子のメニュー・アイデアの提案などを行った。製菓・製パンメーカー開発者やベーカリー店オーナーらが多数来場した。

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不凍たん白質、導入着々と進む

 カネカのフードフェスタでは、同社が展開している不凍たん白質も紹介した。氷結晶の成長や氷の再結晶化を抑制できるたん白質で、冷凍麺や米飯、卵加工品、水産練り製品メーカーにも引き合いがあるという。最新事例として、餅菓子を紹介した。

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掘り出し物はこちらに! 機械の展示即売コーナー

 今年のカネカのフードフェスタで特に目を引いたのは、機械設備の展示即売コーナー。広い面積を確保したスペースには、機械メーカーがミキサーやオーブンなどを持ち寄り、来場者からの相談に応じていた。広いスペースを割いたのも、複数社で展示するのも、同展でおそらく初めて。

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霞ヶ浦工場内に栄養補助食品の新工場

 ネスレ日本は栄養補助食品事業を強化するため、茨城県の霞ヶ浦工場内に「ネスレ ヘルスサイエンス 製造工場」を新設し、本格稼働した。工場新設により、長期的に新製品を開発しやすい環境を整えて、生産能力を向上させ、将来に向けた安定供給をめざす。

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学校給食に適した水産物 背景に機械設備の充実

 学校給食への水産物供給が全国で進んでいる。今年の水産白書に各地の取り組み事例が紹介されている。その背景には加工に適した機械設備を導入し、商品開発を進めている動きが見てとれる。

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包装機械総会「投資促進税制を有効活用」

 日本包装機械工業会(大森利夫会長)は新潟県長岡市で14年度の定時総会をこのほど開き、今年度事業計画、予算などを原案通り承認した。生田芳規前会長の急逝に伴い空席となっていた4人目の副会長には、ゼネラルパッカーの梅森輝信社長が就任した。

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昨年の缶びん4%減、レトルトは1%増

 日本缶詰びん詰レトルト食品協会がまとめた昨年の缶びん詰の生産量(飲料・レトルト・ペットフード除く、内容重量)は32万7486tで前年比4.5%減となった。10年前は42万2115tあり、2004〜2013年の過去10年間で22.4%減少している。

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ユニバーサルデザインフード前年134億円規模に

 日本介護食品協議会は昨年(2013暦年)のユニバーサルデザインフード(UDF)の生産統計をまとめ、このほど公表した。会員企業(60社)を対象とした昨年のUDF生産量は26.5%増1万1686t、生産金額は24.5%増134億8100万円といずれも大きく伸びた。

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ニュージーランド乳業最大手と締結

 自動認識システムやシール、ラベルを開発販売するサトーホールディングスは、ニュージーランド最大手のグローバル乳製品企業であるフォンテラ協同組合グループとサービスの基本契約を締結した。フォンテラの世界各地の工場や配送センターにバーコードシステムやハードウェアの保守サポートなどのサービスを提供する。

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物流合理化賞、食品関連はスーパーのカスミ

 日本ロジスティクスシステム協会日本ロジスティクス研究会は2014年度の「物流合理化賞」と「物流合理化努力賞」を19日発表した。食品関連では、スーパーのカスミが合理化努力賞を受賞した。

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段ボールケース製造業者に課徴金132億円

 公正取引委員会は段ボールシート、段ボールケースの製造業者らに対し、独占禁止法の規定に基づいて審査を行ってきたが、同法第3条(不当な取引制限の禁止)の規定に違反する行為を行っていたとして、排除措置命令と総額132億9313万円の課徴金納付命令を19日行った。

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課徴金納付命令を受け、対応検討へ

 レンゴーは公正取引委員会から独占禁止法第3条に違反する行為が認められるとして、排除措置命令と課徴金納付命令を受けたと19日発表した。納付すべき課徴金の額は39億1585万円、グループ7社計では57億3200万円。

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農薬事件初公判、「信頼回復」へ前進

 アクリフーズ(現マルハニチロ)群馬工場の農薬混入事件の初公判が20日前橋地裁で開かれ、事件の被告は起訴内容を全て認めた。起訴内容での争いがなくなったことで、裁判は早ければ7月にも結審する見通しだと報じられている。

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消費者白書、食品相談過去最多

 政府は2014年版消費者白書を17日閣議決定した。2013年度は全国の消費者生活センターなどに寄せられた消費者トラブルの相談件数が計約92万5000件。そのうち、「食品」をめぐる相談が約7万8000件と、過去10年で最多となった。

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