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【株式会社水産タイムズ社】 TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

普及するプラスチックベルト、「拒絶反応が消えつつある」
イントラロックス
Ravi Sonnadアジアパシフィックマネジャー

 食品工場のコンベアは、一昔前なら樹脂ベルトが一般的だったが、衛生管理やメンテナンスの容易さから、近年はプラスチックベルトを採用する工場が珍しくなくなった。とはいえ、まだ樹脂ベルトが採用されているケースも少なくない。モジュールプラスチックベルトの草分け的存在であるイントラロックスのラビ・ソンナッド ジェネラルマネジャー兼アジアパシフィックディレクターに、世界の潮流について聞いた。

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食品工場訪問記

フードディフェンスの最重点は「信頼関係」構築
ニチレイフーズ
船橋第二工場(3)

 ニチレイフーズの船橋第二工場は品質管理体制強化のためフードセーフティとフードディフェンスに徹底的に取り組んだ。「フードセーフティ」は、衛生区の中で未加熱区と加熱区を完全分離し、作業者の導線を制御する。未加熱区と加熱区は出入り口、更衣室、洗面所も分けた。グループの国内工場で両区を完全区画したのは同工場が初めて。製造エリアへの入退室はICタグで個人認証する。

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注目製品

シール強度を自動測定

 富士インパルスは測定結果をデータ化し、パソコンで簡単に管理できるプラスチックフィルム専用のシール強度測定器「PTT-100」を開発した。強度を測定する試験片を装置本体の上部にセット。オペレーターは本体のコントロールパネルのスタートボタンを押すと強度測定が始まる。

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ニュースフラッシュ

食品安全規格「FSSC22000」セミナー、26日東京で

 三和建設は食品安全規格「FSSC22000」をテーマとしたセミナーを東京国際フォーラムで26日開催する。食品業界で浸透し始めている同規格を“審査する側”と“審査を受ける側”の双方の立場から学ぶ。

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災害・事故などリスクに備えよ 「ISO22301」セミナー

 日本能率協会の審査登録センター(JMAQA)は事業継続マネジメント規格「ISO22301」について今年1月からサービスを提供しているが、その第1号の登録組織として九鬼産業(三重県四日市市)を5月26日付で認証した。この事例から学ぶ、無料のISO22301セミナーを東京で23日開催する。

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林原のトレハ、寿司への利用広がる

 林原のトレハロースがすし業界で利用を広げている。トレハロースは砂糖と同じく天然に存在する二糖類だが、甘さは砂糖の38%。冷凍耐性を付与したり、脂肪の変負、臭いやドリップの抑制、食感向上、鮮度保持に効果がある。寿司はその機能性を活用しやすい。

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安全品質研修センターを開設

 鴻池運輸は千葉市に「安全品質研修センター」を12日開設した。現場の管理者、リーダーとして必要な安全・品質に対する意識やスキル、知識習得に重点を置いた研修を通して、安全・品質に秀でた“プロフェッショナル”を育成する。

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ベトナムの冷凍冷蔵倉庫会社、2億5400万円で取得

 鴻池運輸は4月に発表した子会社によるベトナムの冷凍冷蔵倉庫会社の株式譲渡契約について、全株式を2億5400万円で取得したと11日発表した。

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NEWS headline

枠にとらわれるな――新たなビジネス創る食品機械メーカー

 包装機に着手したおにぎり成形機メーカー、野菜洗浄機に参入したスライサー大手――。コンビニエンスストア向けのベンダー工場や、スーパーマーケットのセントラルキッチンなど全国各地で工場の新設や投資が目立っている。先週開催されたFOOMAでもこの流れに呼応するかのように、既存の枠にとらわれず、新たな領域に着手し、活路を見出している機械メーカーの姿があった。

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今年は9万2000人が来場

 FOOMAには4日間で9万2118人が来場した。海外からの来場者は2456人。特にアジア系の来場者が目立った。出展社は668社。今年は遠赤外線監視カメラなど工場のフードディフェンスを提案するブースが目を引いた。来年の「FOOMA JAPAN2015」は6月9〜12日開催する。

お知らせ

SIALパリ10月開催、本紙視察団募集開始

 SIALパリ国際食品見本市が10月中旬、パリ市内で開催されます。2年に1度の世界的な食品展示会。今年はSIAL誕生50周年を祝う様々な特別イベントも行われます。水産タイムズ社ではSIAL国際見本市の視察参加をメインとする海外視察「シアル2014視察とパリ・ロンドンの食品流通を探るツアー」を10月18〜24日実施します。

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ニュースフラッシュ

横ピロー包装機ここにあり――システムと包装形態を提案

 大森機械工業は主力の横ピロー包装機を中心に数多くの機種をFOOMAで披露した。各ユーザーに適した包装システムや、最新技術を駆使した包装形態を提案した。新機種「S-5000シリーズ」は15インチの新画面を採用し、スマートフォンのような簡単操作で使いやすさを実現した。

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野菜の鮮度を引き延ばす 冷熱ENGが手がける植物工場

 冷熱エンジニアリング総合企業の菱熱工業は、葉物野菜の鮮度を出荷後5日程度まで伸ばすとともに、生産コストを削減する次世代型植物工場「長鮮度野菜ファクトリー」事業を開始する。3年後には10億円の売上げを目指す。

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広島の中村角、物流施設を新設へ

 中国地方や九州を地盤とする業務用食品卸の中村角は前3月期売上高が前期比8.3%増241億7000万円、経常利益は同12.7%増2億600万円とするなど好業績をあげた。さらに業容の拡大を図るため、物流施設などに積極的な増強を図っていく。

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本社敷地内で太陽光発電を開始

 トーホーグループは神戸市東灘区の同社本社駐車場スペースで太陽光発電の運転を20日から開始する。環境保全活動と昨今の電力不足や電気料金値上げへの対応の一環。得られた電力は「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」に基づき全量を関西電力へ売電する。

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日本生協連が電力会社「地球クラブ」設立

 日本生活協同組合連合会は新電力会社(=PPS)(株)地球クラブを20日設立する。原子力発電に頼らないエネルギー政策の実現と持続可能な社会をめざす立場から、太陽光やバイオマスなど再生可能エネルギー電力を中心に調達し、日本生協連の関連施設に通常の電力料金と同等の料金で供給する。

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ミラノ博日本館のレストラン、JFコンソーシアムが受託

 食の博覧会「2015年ミラノ国際博覧会」(来年5〜10月)に日本館が設けられるが、日本館のレストラン運営をJFコンソーシアム(代表機関=日本フードサービス協会)に委託することを公募の結果決定した。同コンソーシアムには美濃吉、柿安本店、人形町今半、モスフードサービス、吉野家ホールディングス、サガミチェーン、壱番屋が参加している。

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厨房工・渡辺会長「外食の人手不足は厨房機器提案のチャンス」

 日本厨房工業会は定時総会を都内で11日開催した。終了後、関係者や来賓を招いて懇親会を開き、前期事業や今期計画などを報告した。渡辺恵一会長は「和食のユネスコ無形文化遺産登録や五輪招致決定など業界には明るい話題が多い。一方、外食産業の人手不足の問題は深刻で、従業員が集まらず閉店に追い込まれることも起きている。

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京都で6次化支援するファンド設立

 京都銀行農林漁業成長産業化支援機構らは、京都府内の農林漁業の生産から加工、流通を一体的に手がける6次産業化を支援するため、「きょうと農林漁業成長支援ファンド」を設立した。

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透明ハイバリアフィルム ペットボトルをリサイクル

 凸版印刷は使用済みPETボトルをリサイクルした再生素材「メカニカルリサイクルPETフィルム」を用いた透明ハイバリアフィルム「GLフィルム」を開発した。食品や医薬品向け包材などバリア性が必要な製品向けに提案する。6月からサンプル出荷を開始し、秋には量産化を目指す。

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富士包装紙器を子会社化

 レンゴー富士包装紙器の発行済株式の95.02%を10日取得し、子会社化した。富士包装紙器は滋賀県蒲生郡日野町に生産拠点を持ち、家電製品、化粧品、医薬品向けの個装箱や包装用化粧箱を主力事業とする紙器製品の製造、販売会社。

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