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【株式会社水産タイムズ社】 TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

事故を踏まえ、余力ある生産体制めざす
キンレイ 和田 博行社長

 キンレイの和田博行社長は「以前より前向きに新工場の建設を検討している」、「作るとしたら既存の1.5倍の能力が必要だろう」など、新工場の必要性を語っている。同社は今年、「アルミ容器入り具付冷凍調理麺」の一部商品で、容器側面に数ミリ程度の損傷のある商品が混入する可能性のあることが判明した。健康被害の可能性はないが、調理中の事故の可能性を懸念して自主回収に踏み切った。その背景には好調な販売による急激な生産増があった。

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食品工場訪問記

3000食調理、ハラールキッチンも整備
ロイヤルG沖縄機内食工場 (下)

 ロイヤルホールディングスの機内食事業会社、福岡インフライトケイタリングが機内食工場を那覇空港近郊に新設、1日から稼働を始めた。冷凍食品などを活用し、那覇空港を離発着する航空機へ、機内食の調整などを行っている。

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新製品

水気や粉塵の多い工場でも使える照明

 遠藤照明は工場や倉庫などの高天井施設向けLED照明製品として、水気や粉塵の多い工場などでも安心して使える水銀ランプ400W相当の防塵シーリングペンダントを7月発売する。

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ショーケースを省エネ制御

 岡村製作所はショーケースナビゲーションシステム「OSCOM Qlus(オスコム クラス)」を発売した。スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどの冷凍冷蔵ショーケースの効率運用だけでなく、店舗全体の省エネを実現する。

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ニュースフラッシュ

14年の食品廃棄物、可食部は12%

 農林水産省が公表した「食品廃棄物等の可食部・不可食部の量の把握調査」によると、2014年の食品廃棄物のうち可食部は12.2%(約178万t)、不可食部が87.8%(約1273万t)となった。一次加工業は不可食部が9割以上を占める。加工度が上がるに従って可食部の比率が高まり、外食では可食部の比率が過半を占めることがわかった。

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フランス植物油の製販企業に出資

 伊藤忠商事は欧州を中心に植物油の製造・販売事業、物流・保管業を展開するProvence Huiles社に資本参加する。年内をめどに子会社化する。植物油ビジネスでは、米国で展開している既存事業を基盤とし、欧州や南米でも製造・販売拠点を加えることで、

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音声物流システムの提供始める

 イーソルは、音声物流システム「ヴォコレクトボイス」を提供するヴォコレクトジャパンとパートナー契約を締結した。イーソルは音声物流システムを、食品物流用途などに強みを持つハンディターミナルなどの自社製品と組み合わせることで、物流効率を高める。

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NEWS headline

神戸に冷凍食品新工場完成

 日清フーズの子会社マ・マーマカロニは「マ・マーマカロニ神戸工場」(神戸市東灘区)内に冷凍食品新工場をこのほど完成、本格稼働を開始する。同社の冷食事業における西日本地区初の生産拠点。日清フーズがこれまで培ってきた技術を集結し、最新鋭の設備と高い生産能力を持つ。東日本地区の既存工場とあわせ、生産品目の最適配置を行う。

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日清フーズ岩崎社長「技術とノウハウを結集した」

 日清フーズの岩崎浩一社長は、生産子会社マ・マーマカロニの神戸冷凍食品工場の竣工に当たり、今春の常温食品の新商品「クッキングフラワー」の出荷が好調に推移している例を示して「製品イノベーションの重要性を確信した」と説明。また、「これまで培ってきた技術とノウハウを結集した神戸工場の完成で、既存の宇都宮工場と合わせて東西2工場体制(自社工場として)が整った」など次のように語った。

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ニュースフラッシュ

伊達巻に最適な液全卵、“きめ細かく弾力ある”

 加工原料となる液卵・冷凍卵を製造・販売するイフジ産業(福岡県糟屋郡)は、未殺菌の液全卵と変わらない風味や食感などが得られる殺菌済みの液全卵「ネバーエッグ」を開発した。伊達巻などを製造するねり製品メーカー向けに販売強化している。

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鶏卵成分がノロウイルス破壊、衛生用品に応用も

 キユーピーは卵白などに含まれる酵素の1つ「加熱変性リゾチーム」がヒトノロウイルスを破壊し、不活化することを確認した。東京海洋大学との共同研究。同社はこの性質を活かし、アルコール製剤などの衛生用品に応用する準備を進めている。

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トーラクの豆乳事業譲受

 ポッカサッポロフード&ビバレッジは、トーラクが保有する豆乳事業の飲料・ヨーグルトの営業権の譲受に関する契約を締結した。トーラクが保有する「ソヤファーム」、「大豆農場」ブランドで製造販売している豆乳飲料と豆乳ヨーグルトに係る商品、知的財産、商権、生産技術はポッカサッポロが引き継ぎ、10月からポッカサッポロが販売を開始する。

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低カリウムレタスを植物工場で

 四国計測工業(香川県)は、低カリウムレタスの栽培技術を有するドクターベジタブルジャパン(東京都)とフランチャイズ契約を締結した。人工光による完全閉鎖型植物工場で低カリウムレタスの生産を開始する。

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青果専門店大手をグループ化、調達・商品開発で協業

 エア・ウォーターは、全国に青果小売店90店舗を展開している九州屋(東京都八王子市)の株式55%を9月30日付で取得する。九州屋は高品質な「こだわり野菜」で定評があり、青果専門店業界トップ。同社をグループの一員とすることで、バリューチェーンに強力な販売網を加える。

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宅配弁当事業を法人化、今後は製造拠点増設も

 エー・ピーカンパニーは新規事業である宅配弁当事業「おべんとラボ」を法人化し、塚田農場プラスを1日設立した。今後は製造キッチンや物流拠点を増設し、低価格帯の商品を強化する。

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キユーソー上期好決算、過去最高益

 キユーソー流通システムの今11月期第2四半期(12〜5月)の連結決算は増収、大幅増益となった。共同物流、専用物流とも新規獲得と領域拡大を果たし、売上高は3.7%増758億7100万円と堅調な伸び。営業利益は新規・領域拡大による粗利増加、運送・保管のコスト改善や料金の是正、

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西尾社長「提携やM&Aもあり得る」と前向き

 キユーソー流通システムの西尾秀明社長は決算会見を3日都内で開き「今11月期は4次中計の最終年度。中計3カ年の構造改革の総仕上げを加速する。上期は過去最高益を更新したが、施策の効果が出たと捉えている。これからが正念場。将来への“挑戦権”を得るために、今期の目標を何とか達成する。

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