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【株式会社水産タイムズ社】 TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

技術革新の余地あり
尾上機械
尾上昇代表取締役

 日本の食品機械技術は高い水準を誇っており、先月開催されたFOOMA展でもそれを物語っていた。「安全・安心は人の手に触れないことがポイント。食の製造は人の手に触れる部分が残っており、合理化の余地はまだある」と日本食品機械工業会の会長を兼ねる尾上昇社長はさらなる業界の発展を確信する。

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食品工場訪問記

“青森の正直シリーズ”で地域おこしも
宝幸 八戸工場<下>

 前浜の原料を主体に、こだわりのサバ缶詰を生産する宝幸の八戸工場だが、1年を通じてサバが水揚げされるわけではない。そうした場合は冷凍原料を解凍して使うことになるが、「冷凍品は保存コストがかかるからキロ当たり20円程度の上乗せになる。生サバを使うことはコスト面でも有利に働く」(木村康一工場長)と“地の利”を生かす。

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新製品

冷蔵ウィングルーフ車の内法高アップと軽量化を実現

 日本フルハーフは中型トラック用冷蔵ウィングルーフ車を改良した「ウィングエース クール」を新発売。内法高(室内高)アップと軽量化を図った。同社従来モデルはコルゲートパネル(波板)のウィングルーフだったが、それをサンドイッチパネル化した。

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冷凍食材をそのまま調理できるスチームオーブンレンジ

 パナソニックは冷凍食材を一気に焼き上げるスチームオーブンレンジを9月1日発売する。自宅で冷凍した食品を本体で解凍、焼き上げまで一気に行なう「凍ったままグリル」を新たに搭載、一度解凍してから調理する場合に比べ、約30%時間が短縮できる。

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新技術

真空押し出し製法の冷麺、コシと弾力で人気

 ローソンは業界初の真空押し出し製法を用いたコシと弾力のある麺を使用した「盛岡風冷麺」を6日発売した。真空で押し出すことで、麺全体に圧力がかかり、透明感のあるつるつるした表面と、弾力のある食感を実現した。

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NEWS headline

日東ベスト、東根市に焼き菓子の新工場
フレンズスイーツの生産10月から

 日東ベストは焼き菓子を生産する神町工場(山形県東根市神町西)が10月から稼働する。新工場はラジコンヘリコプターを生産していた企業から4月に譲り受けた。3億5000万円の投資で建屋を改装し、連続オーブンなど最新鋭の設備を導入する。

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仙都グループ、冷蔵庫併設型物流拠点を12月竣工

 仙都(仙都魚類)グループの物流ユニット、仙都冷蔵東配の2社は、冷蔵庫併設型物流拠点の仙台新港センター(仙台市宮城野区)を今年12月竣工する。また、仙都冷蔵の中央市場冷蔵庫(仙台市若林区)はこのほど、1階の荷捌場の防熱効果を高める工事を行なった。

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ニュースフラッシュ

冷食協、09年度末の認定工場523に

 日本冷凍食品協会は昨年度から移行している新たな「冷凍食品認定制度」における認定状況をまとめた。平成21年度末時点で新制度に移行したのは523工場、不適合が15工場、審査中が7工場となった。

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イノベーション創出、24課題を採択

 農研機構の生研センターは「2010年度イノベーション創出基礎的研究推進事業」で募集期間に提案された331課題について、選考・評価委員会が審査し24課題(技術シーズ開発型研究16課題、発展型研究8課題)を採択した。

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農水省の「有機認証」、13認証機関に

 EUが日本の有機JAS制度をEUと同等と認めたことに伴い、有機JASマークが付いた有機食品に「organic」(オーガニック)などと表示してEU加盟国に輸出できることになった。農水省は登録認定機関として13の認証機関をこのほど発表した。

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「無添加」表示に誤り、杏仁豆腐を出荷停止、回収

 消費者庁石井食品が製造・販売し、無添加調理と記載していた「杏仁豆腐」の原材料に食品添加物である香料が使用されていたとして、「農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(JAS法)第19条の14第1項の規定に基づく指示」を下した。

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米国スリ身Bシーズン、低級品10〜20%価格アップか

 本社「水産タイムス」編集部記者はシアトルを訪問し、Bシーズンのスリ身事情を関係者に取材した。Bシーズンのスケソウダラの漁模様は、卓越年級群の2006年魚が漁場のいたるところで見られ、順調な漁獲が続いている。

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「飼料用米給餌」の取り組み、総括会を実施

 花巻農業協同組合(JAいわて花巻)ユーコープ事業連合は、コープの産地指定豚肉「茶美豚(チャーミーポーク)」への飼料用米給餌について、1年間の取り組みの成果と課題を総括する会をJAいわて花巻本店で、5日開催した。

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カーボンフットプリントのルールを検討

 カーボンフットプリント施行事業事務局は「第4回カーボンフットフットプリント・ルール検討委員会」を8日開催し、意見公募結果の報告や基本ルール改定案の検討、施行事業の今後の予定など意見を交わした。

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外食産業向けIT機器の接続規格を標準化
OFSCが設立総会を開催

 オープン・フードサービス・システム・コンソーシアム(OFSC)が任意団体から一般社団法人として移行が完了し、その設立総会を9日開催した。外食産業で使われているPOSレジやOES、キッチンプリンターなどIT機器の接続機能を標準化し、メーカーを超えて機器の接続ができることを目的とする。

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植物由来の次世代燃料による低炭素農業を実証
6tのCO2排出削減

 植物由来の次世代バイオ・リサイクル燃料「バイオコークス」の開発を進めている近畿大学は、北海道下川町でのハウス暖房活用実験を完了し、その研究成果を発表した。

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日中食品安全セミナー、7月22日

 日本食品安全支援機構は食品安全講演会「日中における食品安全推進のための取組みについて」を22日午後2時30分〜4時45分、東京都中央区の日本橋社会教育会館で開催する。

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食料需給とバイオマスエネルギーのセミナー、27日都内で

 日本貿易振興機構(JETRO)は世界の食料需給とバイオマスエネルギーに関するセミナーを東京赤坂で27日開催する。新興国での需要増、バイオ燃料の需要増大、天候不順などにより、小麦・大豆・とうもろこしなど食料の安定的調達に対し、日本で関心が高くなっている。

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