食品・食品工場・食品機械のフードエンジニアリングニュース/FEN

FENとは発行元情報有料購読申込広告掲載お問い合わせ・FAQ バックナンバー

【株式会社水産タイムズ社】　TEL:03-3456-1414

設備投資の先行きに不安、変化対応の準備進める
ジョンビーン・テクノロジー㈱　川上真一社長

　コロナ禍で食品市場は大きく変化した。設備投資の動きも同様。ジャイロフリーザーなど世界最先端の技術を持つ食品加工設備機器の総合メーカー、ジョンビーン・テクノロジーも大きな影響があるという。川上社長に設備投資の見通しや主力製品の状況について聞いた。

≫続きを読む

凍結機のテクニカン、横浜に冷凍食品専門店

　リキッドフリーザーメーカーの㈱テクニカン（横浜市、山田義夫社長）は横浜市に冷凍食品専門店「トーミン・フローズン」を開業した。同社の液体凍結機器「凍眠（とうみん）」のユーザーが製造・加工した魚介、肉、惣菜、スイーツ、果実など200種500品目を全国から集め、産地でしか味わえない地魚などオリジナリティの高い商品を提供している。コロナ禍による巣ごもり需要が追い風となり、オープン初日の５日は想定を上回る500名が来店した。

≫続きを読む

テーブルマーク、自社３工場を閉鎖

　テーブルマークは持続的成長の実現に向け2017年以降取り組んでいる生産体制再編の一環として、一部自社生産品群の見直しとラインの統廃合を実施する。これに伴い一部工場を閉鎖、機能変更を行う。閉鎖するのは香川県の同社本社工場(観音寺市)、多度津工場(仲多度郡多度津町)、善通寺工場(善通寺市)。今年10月末で閉鎖する。３工場の生産機能は、主に香川県内の自社工場へ移管する。閉鎖する３工場は･･･

≫続きを読む

農産物・食品輸出、コロナ禍でも前年を上回る

　農林水産省は「2020年の農林水産物・食品の輸出実績」を５日発表した。輸出額は前年比1.1％増の9223億円となり、８年連続で過去最高額を更新した。伸び率は前年の0.6％増を上回った。コロナ禍の影響で日本の輸出総額が前年比11.1％減となる中、日本ブランドの強さを示したと言える。ただ、2019年末までに目標達成をめざしていた１兆円には今回も届かなかった。内訳は農産物が前年比11.7％増の6565億円…

≫続きを読む

在籍型出向に助成金、給与負担を軽減

　厚生労働省は、コロナ禍で事業縮小を余儀なくされた企業が従業員の雇用を維持するため在籍型で出向させた場合に、出向元と出向先の双方を支援する「産業雇用安定助成金」制度の運用を５日開始した。賃金や教育訓練費などの一部を今年１月１日にさかのぼって助成する。助成率は中小企業で最大９／10、大企業で最大３／４。上限額は出向元と出向先を合わせて日額１万2000円。

≫続きを読む

食品包装用ラップに抗ウイルス機能を追加

　昭和電工マテリアルズは抗ウイルス・抗菌加工を施した食品包装用ラップフィルム「キッチニスタラップ抗ウイルス・抗菌」をこのほど発売した。抗ウイルス・抗菌の両方に効果を発揮するため、ラップをより衛生的に保つことができる。ホテルやレストラン、居酒屋、介護施設などで高まる抗ウイルスのニーズに対応する。（一社）抗菌製品技術協議会（ＳＩＡＡ）が定める抗ウイルス性、安全性などの基準を…

≫続きを読む

売上げ好調の使い切りジャムをボックスタイプで発売

　アヲハタは「アヲハタ55」シリーズから１食使い切りのポーションタイプのジャムを８個入りのボックスで18日発売する。箱は食卓に置くことができるシンプルなデザインにしたうえで、下から１個ずつ取り出せるようにした。両面デザインを採用した。店頭で販売する面はポーションであること、８個入りであることを伝える商品情報を盛り込み、３品並べると食パンの絵がつながるデザインに仕上げた。

≫続きを読む

冷食ＷＥＢセミナー４月13日、聴講者の募集を開始

　水産タイムズ社は第１回「冷食ＷＥＢセミナー」を４月13日実施します。このほど聴講者の募集を開始しました。国分フードクリエイトの山崎佳介社長（国分グループ本社取締役常務執行役員兼低温フレッシュ統括部長）とニチレイフーズの竹永雅彦社長を講師に招き、「冷凍食品業界の現状を解き明日を考える」のテーマで議論を交わしていただきます。※この記事は無料試読できます。

≫続きを読む

「食品改善入門集大成」発売中

　水産タイムズ社は「食品工場改善入門集大成～金をかけずにすぐできる！～」（小杉直輝著）を発刊しました。40年間にわたり生産現場で指導を行ってきた小杉直輝氏が最新事例を取り上げながら無駄を顕在化し、改善した成功例の数々を集め、写真や図面を多用して分かりやすく解説しています。※この記事は無料試読できます。

≫続きを読む

NEWS headline

ウィズコロナ時代の強い味方
「買い物かご洗浄脱水機」を開発

　食品工場の容器洗浄機でシェアトップのクレオ（東京都中央区、名倉豊夫社長）は「買い物かご洗浄脱水機」をこのほど開発した。ウィズコロナ時代のニーズに合致した画期的製品。千葉市の幕張メッセで２月17～19日開催される「スーパーマーケット・トレードショー2021」（ＳＭＴＳ）に初出品し、自動洗浄を実演する。買い物かごを一度に約10個まとめて洗浄でき、すすぎ、脱水まで自動で行う。専用の洗浄液で取っ手だけでなく、かご全体をしっかり洗浄するため除菌効果は高い。

≫続きを読む

微生物の力で生分解、生ごみ処理機の導入広がる
飼料利用の規制強化が追い風に

　生ごみ処理機メーカーのＳＩＮＫＰＩＡ・ＪＡＰＡＮ㈱（横浜市、松岡清次社長）は微生物の力で生ごみを生分解する「シンクピア」シリーズを東京ビッグサイトで２月16～19日開催される「ＨＣＪ2021」（ホテレスショー等）に出品する。すでに流通大手や食品メーカー、有名ホテル、外食チェーンなどに導入実績があるが、巣ごもり需要の拡大やＳＤＧｓ対応、家畜伝染病予防法等の見直しを背景に問合せが急増している。会期中は実際の生ごみを使ってデモンストレーションを行う。

≫続きを読む

有料購読のご案内

　毎月第１週号に限り「無料試読キャンペーン」を行っていますが、それ以外はＩＤ・専用パスワードがないとご覧頂けません。続きをお読みになりたい方は有料購読（月1000円、６カ月単位契約）への切り替えをお願いします。

＜ＨＣＪ2021①＞
可変棚採用のスチコン５段をラインナップ

　業務用厨房機器大手のタニコーは新製品の「卓上スチームコンベクションオーブン５段」のほか、ＩＨコンロの全面どこにでも鍋が置ける日本初の「Free Zone ＩＨ～ドコニデモ」をメインに出品する。コロナ禍でテイクアウトやデリバリーに対応する外食店は増えているが、以前のように人手はかけたくないという店舗も多い。今回のスチコンやＩＨコンロは調理時間の短縮、作業の効率化、品質の標準化などの導入効果が期待できる。卓上型の５段スチコンは…

≫続きを読む

＜ＨＣＪ2021②＞
米国製ＡＩカメラで顔認証と体温測定

　冷凍冷蔵庫の温湿度監視システムを開発するタイムマシーン㈱（東京都中央区、前田一樹社長）は新製品の「ＡＣＡＬＡＦＡＣＥ（アカラフェイス）」を出品する（写真は温度監視システム）。米国製ＡＩカメラを使った顔認証（個人認証）機能付きの自動体表面温度測定システム。従業員の体表温を測定するだけでなく、顔認証機能によって出勤記録も同時に行う。従業員の体調管理や感染防止が厳しく求められる時代となり、これまで健康チェック用にボールペンなどを使っていた現場では…

≫続きを読む

＜日刊速報冷食タイムス＞
ケンコー、郷土料理を冷食で提案、新工場製

　ケンコーマヨネーズは春夏の業務用新商品として冷凍食品の「おいしさつづくとろ～りたまご」と「味噌かんぷら」の２品をはじめ、冷蔵食品４品、常温食品２品を15日発売する。「味噌かんぷら」（340ｇ×12）は新工場のダイエットクック白老（北海道）で製造。※この記事は無料試読できます。

≫続きを読む

＜ＨＣＪ2021③＞
自動スライド扉冷蔵庫に非接触スイッチを装備

　大和冷機工業はインバータ制御の自動スライド扉冷蔵庫を出品し、オプション機器の「マットスイッチ」をＰＲする。マットを踏むだけで扉を自動開閉できる。「非接触時代にふさわしい冷蔵庫」（同社）として売り込む。本体ドアの下部に設置し、足先で操作する。両手がふさがっていても扉の開閉が可能なため、荷物を毎回降ろす手間が省け、作業効率をアップできる。取っ手など冷蔵庫本体に触れる必要がなく衛生的。手やひじで触れただけで開閉できるタッチセンサーは･･･

≫続きを読む

＜ＨＣＪ2021④＞
そば店を舞台にロボットが実演、まるごと自動化

　調理ロボットを開発するコネクテッドロボティクス㈱（東京都小金井市、沢登哲也社長）は未来型に発展を遂げたロボットキッチンを展示する。そば店を舞台にオーダーから調理、決済、下膳後の食器洗浄までの一連の工程をすべて自動化。スタッフ１名によるワンオペレーションを実演する。スタッフがタブレットにオーダーを入力すると「そばロボット」が自動で動き出す。ロボットは従来のロボットアーム１本から２本に増やした。麺を番重から取り出し、てぼ（茹でざる）に投入する工程も自動化した。

≫続きを読む

＜ＳＭＴＳ2021＞
ＡＩショーケースが実現する近未来スーパー

　フクシマガリレイはＡＩやＩｏＴなどのデジタル技術を組み合わせた未来の食品スーパー「スマートストア」を提案する。買い物客の利便性向上と店舗オペレーションの効率化、売場の最適化をＰＲする。展示会場ではセルフレジ機能を搭載したレジカート「ガリレイカート」を実際に押しながらブースを回り、スマートショッピングを体験することができる。冷蔵ショーケースにはＡＩカメラや電子棚札、デジタルサイネージ、ビーコンなどのＩｏＴデバイスを搭載している。ＡＩカメラで欠品検知や人流検知を行うことで…

≫続きを読む

＜日刊速報水産タイムス＞
今期のノリ生産、低品質・豊作で単価下落

　ニコニコのり（大阪府大阪市、白羽清正社長）は１日、春季新製品発表会をオンラインで配信し、白羽社長がコロナ禍でのノリ需要の変化や今年の事業戦略、創業100周年企画などについて説明した。昨年度のノリ生産枚数は、46年ぶりの大凶作となった一昨年に続いて70億枚を切り…※この記事は無料試読できます。

≫続きを読む

＜設備投資①＞
茨城に冷蔵倉庫、ＧＬＰ建設

　ムロオ（広島県呉市、山下俊一郎社長）は冷凍・冷蔵倉庫を茨城県常総市三坂新田町に来年３月竣工する。物流施設プロバイダーの日本ＧＬＰ（東京都、帖佐義之社長）が建設する「ＧＬＰ常総Ⅱ」の一棟全体を賃借する。同施設は地上２階建、耐震Ｓ造。敷地約４万1000㎡、延床約４万8000㎡。２月に着工した。国内最大級の冷蔵混載便流通ネットワークを持つムロオは、北関東圏で拡大する業務を集約するためＧＬＰ常総Ⅱを活用する。

≫続きを読む

＜設備投資②＞
新物流拠点が完成、迅速な配送体制を強化

　工業用間接資材の通販大手MonotaRo（モノタロウ）は茨城県東茨城郡で建設を進めていた物流施設「茨城中央サテライトセンター」を５日竣工した。高需要商品を中心に約３万ＳＫＵの在庫能力を持つ。迅速な配送体制を強化する。稼働は４月予定。鉄骨造平屋建て、延床面積約４万9000㎡。デジタルピッキングシステムや無人棚搬送システム、自動梱包などの最新設備を導入する。

≫続きを読む