食品・食品工場・食品機械のフードエンジニアリングニュース/FEN

FENとは発行元情報有料購読申込広告掲載お問い合わせ・FAQ バックナンバー

【株式会社水産タイムズ社】　TEL:03-3456-1414

伸びしろがあるＥＣ販売をしっかり伸ばす
ロイヤルホールディングス㈱　庵原リサロイヤルデリ担当部長

　ロイヤルホールディングスの家庭用冷凍食品「ロイヤルデリ」がメディアやＳＮＳなどで評判を呼び、売上げを順調に伸ばしている。主力の洋食だけでなく、新商品のアジア系料理も女性を中心に支持を集める。ライバルは百貨店地下の惣菜。庵原リサ担当部長はレストランの品質を武器にＥＣ販売を強化する考えを示す。

≫続きを読む

業界初、受け取り用冷凍・冷蔵ロッカー発売

　パナソニック産機システムズは飲食店や小売店などに向けて、冷凍ロッカー業界初となる「受け取り専用冷凍・冷蔵ロッカー」の受注販売をこのほど開始した。冷凍・冷蔵・常温の３温度帯に対応しており、コロナ禍で需要が高まっている冷凍・冷蔵品の宅配、テイクアウトサービスに活用できる。制御ユニットと冷凍、冷蔵ロッカー（冷蔵・常温）を組み合わせるユニット式を採用している。

≫続きを読む

Ａコープ新店の設備工事受注、広島市に営業所を新設

　厨房関連機器メーカーの笹原商事（鹿児島市、笹原憲久社長）は広島市内に「西日本営業所」を３月開設する。営業拠点は東京営業所（東京都港区）、沖縄事務所（沖縄県浦添市）に次ぐ３カ所目。同社は農協系スーパーのＡコープ西日本（広島市）が岡山県矢掛町に移転新築する「Ａコープ矢掛店・矢掛宿場の青空市『きらり』（仮称）」の工事業者にこのほど選定された。

≫続きを読む

食品物流専用サイト開設、混載サービスなど紹介

　国際物流大手の日新（横浜市）は食品物流専用サイトをこのほど開設した。コロナ禍で増大する食品物流分野を強化する。主なコンテンツとして「海上輸送」、「航空輸送」、「倉庫保管」、「国内物流」のカテゴリーごとに生鮮品・食品の鮮度保持、冷凍冷蔵混載、最新鋭の保管体制などを紹介している。海上輸送では横浜発シンガポール向け、関西発台湾・香港向けに…

≫続きを読む

段差走行に強いロボットベースを初披露

　ロボット開発事業を手がける㈱Ｆ-Design（神奈川県相模原市、藤本恵介社長）は段差走行に強い「汎用ロボットベース」を東京ビッグサイトで１月20～22日開催される「第５回ロボデックス」に出品する。飲食店で導入が広がる配膳ロボットや案内ロボット、監視ロボットなどの開発企業に提案する。屋内や半屋内には様々な段差があるが…

≫続きを読む

ワンランク上のおいしさを追求した新ブランド始動

　冷凍の健康食宅配サービス事業を全国展開するファンデリー（東京都北区、阿部公祐社長）は若者向け冷凍食品のネット通販ブランド「旬をすぐに」からワンランク上のおいしさを追求した新ブランド「ＰＲＥＭＩＵＭ」シリーズを立ち上げた。第１弾商品として「ココナッツふんだんマッサンカレーともっちりシナモン麩レンチトースト添え」を15日発売した。

≫続きを読む

「食品改善入門集大成」を発刊

　水産タイムズ社は「食品工場改善入門集大成～金をかけずにすぐできる！～」（小杉直輝著）を発刊しました。40年間にわたり生産現場で指導を行ってきた小杉直輝氏が最新事例を取り上げながら無駄を顕在化し、改善した成功例の数々を集め、写真や図面を多用して分かりやすく解説しています。※この記事は無料試読できます。

≫続きを読む

｢2021年版冷凍食品業界要覧｣発売中

　水産タイムズ社は「2021年版冷凍食品業界要覧」（Ｂ５判）をこのほど発刊しました。創刊48年目になる冷食業界人必携のデータ集です。冷凍食品関連企業1000社の会社概要から取扱品目、ブランド、連絡窓口までを記載。工場の所在地や工場長名、生産品目も記載しており…※この記事は無料試読できます。

≫続きを読む

NEWS headline

ワタミとデリカフーズが提携商品を発表
宅食スタッフが新鮮野菜をお届け

　外食チェーン大手のワタミは食事宅配サービス「ワタミの宅食」から新商品「旬の野菜ＢＯＸ」を発売し、22日から配達を開始する。業務用カット野菜・ホール野菜のトップメーカーで、昨年業務提携したデリカフーズホールディングスとの共同企画。ワタミファームの有機野菜と、デリカフーズの契約産地から調達した国産野菜を７種類以上詰め合わせ、ワタミの宅食の「まごころスタッフ」が自宅に届ける。

≫続きを読む

新開発の温度ロガー、ワクチンの国内物流に採用

　食品や電子事業を手がける総合商社の神栄（神戸市、赤澤秀朗社長）は子会社の神栄テクノロジー（同市、岸本勝社長）が開発した新製品の温度ロガー「TempView」が、新型コロナワクチン「モデルナ」の国内物流に使われるディープフリーザーの温度計測・管理機器として採用されたと発表した。米国モデルナ社のコロナワクチンは武田薬品工業が日本国内向けに開発を進めているが…

≫続きを読む

有料購読のご案内

　毎月第１週号に限り「無料試読キャンペーン」を行っていますが、それ以外はＩＤ・専用パスワードがないとご覧頂けません。続きをお読みになりたい方は有料購読（月1000円、６カ月単位契約）への切り替えをお願いします。

<新商品①>
空調服に新デバイス、爆発風量で一気に冷やす

　設備工事や物流の現場などで働く人たちの暑さ対策製品として知られる「空調服」を開発製造する㈱空調服（東京都板橋区、市ヶ谷透社長）は、高出力バッテリーと高風量の薄型ファンを新開発した。毎秒72Ｌと爆発的な風量を生み出し、瞬間冷却を可能にする。５月下旬から発売する。リチウムイオンバッテリーに従来の最高出力7.2Ｖを大きく上回る14.4Ｖの「ターボモード」を搭載した。ファンの専用モーターは日本電産と共同開発し…

≫続きを読む

<新商品②>
薄型の冷凍冷蔵庫を刷新、大幅省エネ達成

　フクシマガリレイは奥行450mmの薄型タイプのヨコ型冷凍冷蔵庫ＬＣＵシリーズをモデルチェンジし、このほど発売開始した。ポイントは省エネ性能を高めたこと。高効率圧縮機を採用したほか、凝縮器（コンデンサー）ファンモーターのＤＣ化（直流電源で作動）、凝縮器のサイズアップで排熱効率を改善した。年間消費電力量は代表機種の「ＬＣＵ-121ＰＥ」で従来機種より40％ダウンした。冷媒は地球温暖化係数（ＧＷＰ）が低いＲ134ａ（ＧＷＰ1430）に統一して…

≫続きを読む

<日刊速報冷食タイムス>
ＳＬＣ、免疫力アップ計画、仙台で実験も

　冷食宅配最大手のＳＬ Creations（旧シュガーレディ、佐藤健社長）は今年のテーマを「健康」とし、様々な商品、サービスを通じて利用者の免疫力アップを支援する。またグループ行動目標を「30～40代の若い顧客獲得」とし、将来の重要顧客の取り込みを図る。※この記事は無料試読できます。

≫続きを読む

<設備投資①>
タイの第３工場稼働、世界初の自動化製造ライン導入

　ケンミン食品（神戸市、高村祐輝社長）はビーフンの基幹工場、自社タイ工場の新工場「第３工場」を昨年12月15日操業開始した。味付きビーフンの世界初自動化製造ラインを導入し、「ケンミン焼ビーフン」(常温食品)専用工場として新たに稼働した。初期生産能力は従来の約２倍、年間2400万食（1560ｔ）。第３工場は、第１～第２工場(１万8642㎡)に隣接する同一敷地内に完成。敷地１万5542㎡、延床8542㎡。第１～第２工場の従業員が約500名なのに対し…

≫続きを読む

<設備投資②>
食品物流にも対応、沖縄県最大の物流施設

　大和ハウス工業は沖縄県豊見城市にマルチテナント型物流施設「ＤＰＬ沖縄豊見城」と「ＤＰＬ沖縄豊見城Ⅱ」を建設すると12日発表した。２棟を合わせた延床面積は同県最大の約12.3万㎡。沖縄コンベンションセンター約６個分にあたるという。冷凍・冷蔵・定温（15～20℃）・常温の４温度帯対応で、低温加工食品のコールドチェーンで求められる品質・衛生管理を可能にする。総事業費は約219億円。

≫続きを読む

<ロボット最前線①>
ＡＩロボがスーパー店内の商品棚をチェック

　ＩＴシステムサービス大手の日本ユニシスはスーパーなど小売店舗の商品棚を撮影してＡＩが画像解析し、売価やＰＯＰ期限、品切れなどをチェックするＡＩロボットサービス「ＲＡＳＦＯＲ」の提供をこのほど開始した。ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスの実店舗で業務検証を進めてきた。これまで人手に頼ってきた業務をロボットが代行することで深刻化する人手不足を解決するとともに…

≫続きを読む

<日刊速報水産タイムス>
マルハニチロ、サイゴンフードの株式取得

　マルハニチロ（東京都江東区、池見賢社長）は、ベトナムの水産加工・食品会社、サイゴンフード（Sai Gon Food Joint Stock Company、ホーチミン市）の株式を取得し、子会社化する。サイゴンフード（資本金９億2000万円）は2003年創業。※この記事は無料試読できます。

≫続きを読む

<ロボット最前線②>
物流ロボとバース管理システムが協調

　自動運転モビリティの開発を手がけるＺＭＰ（東京都文京区）はＩＣＴサービス大手のシーイーシー（東京都渋谷区、大石仁史社長）と協業し、自社の物流ロボットとシーイーシーのバース管理システムを連携させた新サービスを開発すると14日発表した。トラックの入出庫と倉庫・工場間の無人搬送を実現する。従来、物流搬送システムとバース管理システムは別々に運用されていたため、トラック到着後のバース到着位置や入出庫荷物の確認…

≫続きを読む

<ロボット最前線③>
倉庫管理システムと物流ロボがデータ連携

　物流サービス事業を展開する㈱関通（大阪府東大阪市、達城久裕社長）は自社開発したＷＭＳ（倉庫管理システム）の「クラウドトーマス」と、兵庫県尼崎市の物流センターで昨年８月から実稼働しているＡＭＲ（自律走行ロボット）の「Syrius（シリウス）」とのＡＰＩ（アプリケーション・プログラミング・インターフェース）連携をこのほど開始した。トーマスからシリウスに出荷指示のデータを自動送信できるようにし…

≫続きを読む