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【株式会社水産タイムズ社】　TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

市場構造変化で市販用から引き合い
昭和冷凍食品�蝓〆監�誠社長

　親会社昭和産業の製粉インフラを活かして冷凍食品事業を展開する。これまで得意先は外食、給食、居酒屋など業務用に特化していたが、コロナによる市場構造の変化で市販用からも引き合いが寄せられている。現状と今後を聞いた。

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新製品

業界初、マルチストック型の冷凍自販機

　冷凍冷蔵ショーケースや飲食用の自動販売機を製造するサンデン・リテールシステム（東京都墨田区、森益哉社長）は新型の冷凍自動販売機「ど冷（ひ）えもん」を１月末発売する。様々な容器の形状に対応可能な「マルチストック方式」を業界で初めて採用した。これまで自販機での販売が難しかった大型の冷凍食品を含め･･･

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ニュースフラッシュ

「聖域なき省エネ改革」で経済産業大臣賞

　理研ビタミンは草加工場（埼玉県草加市）で進めている品質維持と省エネ両立の取り組みで、2020年度省エネ大賞の最高賞にあたる「経済産業大臣賞（省エネ事例部門）」を受賞した。主催者の（一社）省エネルギーセンターが21日発表した。社内委員会活動が主導して製造部門だけでなく、品質管理部門や管理者層も巻き込んで…

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食品事業者はコロナにどう対応したか

　農林水産省は新型コロナに対する食品事業者の取り組みについて今年７月にアンケート調査を行い、結果を踏まえた意見交換会を９〜10月実施した。その内容を18日公表した。食品事業者らが主体となって消費者の信頼向上に取り組む「フード・コミュニケーション・プロジェクト（ＦＣＰ）」の一環。登録企業が協力した。

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初期投資ゼロで法人向けに太陽光発電

　シャープの子会社、シャープエネルギーソリューション��（ＳＥＳＪ）と東京電力ホールディングスの子会社、東京電力ベンチャーズ��は「初期投資ゼロ」の法人向け太陽光発電サービスの展開について12月１日業務提携した。工場や倉庫、店舗の屋根、遊休地を両社が借用して太陽光発電装置を設置する。初期投資や設備の維持管理費を顧客が負担することなく…

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日清丸紅飼料、中国で水産飼料生産

　日清製粉グループ本社の関連会社、日清丸紅飼料は中国天津市に2019年６月21日設立した100％独資の水産飼料工場「日清丸紅（天津）飼料科技有限公司」（平井聡総経理、資本金８億5000万円）を21年から操業開始するとこのほど発表した。日本の水産飼料メーカーで初の独資会社。将来的に「年間売上高25 億円をめざす」としている。

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新会社設立、ミールキット事業を始動

　外食向け青果物流通最大手のデリカフーズホールディングス（東京都足立区、大��善保社長）は臨時取締役会を21日開催し、新たにミールキット事業を手がける孫会社「デリカフーズ長崎」（長崎県諫早市、澤田清春社長）を同日付けで設立した。連結子会社デリカフーズの100％子会社。事業開始は2021年２月を予定している。

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外出自粛期間中の減量成功はたんぱく質がカギ

　マーケティングリサーチ会社の�螢優�マーケティング（東京都渋谷区）は全国の20〜60代の男女1000人を対象に「withコロナ時代の自分磨きに関する調査」をウェブアンケート方式で実施した。調査結果によると、外出自粛期間中に食生活の改善に取り組んだ人は男女ともに半数を超えたほか、減量に成功した人は間食にヨーグルトやチーズなどの乳製品を食べるなど…

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モバックショウ、理事会で開催を正式決定

　日本製パン製菓機械工業会（増田文治理事長＝マスダックマシナリー社長）は「2021モバックショウ（第27回国際製パン製菓関連産業展）」を当初予定通り、インテックス大阪で来年３月９〜12日開催することを正式発表した。11月の記者発表では開催の可否を12月上旬までに決めたいとしていたが、15日の理事会で協議し開催する決断に至った。

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｢2021年版 冷凍食品業界要覧｣発刊

　水産タイムズ社は「2021年版 冷凍食品業界要覧」（Ｂ５判）をこのほど発刊しました。創刊48年目になる冷食業界人必携のデータ集です。冷凍食品関連企業1000社の会社概要から取扱品目、ブランド、連絡窓口までを記載。工場の所在地や工場長名、生産品目も記載しており…※この記事は無料試読できます。

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NEWS headline

コロナ禍の１年、食品通販市場の伸び際立つ

　今年はコロナに始まりコロナに終わる１年だった。収束の期待はあっさり裏切られ、いまだパンデミックの渦中にある。生活様式が一変し、外食業界をはじめ企業業績は大きなダメージを受けた。一方で食関連のマーケットには大きな変化が現れ、新たな需要が生まれるなどした。特に市場の伸びが際立つのが食品の通販市場。中でもメーカーによる直販の需要は緊急事態宣言が発出された４月以降に急増した。

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コロナ禍の１年、ＡＩ・ロボットで変わる接客

　コロナショックが直撃した外食店では客と店員の接触機会を減らそうと配膳ロボット活用の動きが加速している。ラーメンチェーンの幸楽苑はＡＩを搭載した自動配膳ロボット「Ｋ−１号」の実証実験を福島県内の店舗で８月から継続している。出来上がった料理をロボットのトレーに載せ、タッチパネルで移動を指示すると客席まで運ぶ。人や物などの障害物はマルチセンサーでスムーズに回避できる。

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お知らせ

新年号は１月６日発行

　本年もＦＥＮをご愛読いただきありがとうございました。今号が年内の納刊号となります。
　2021年は１月６日号から発行いたします。
　来年もよろしくお願いいたします。
　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　ＦＥＮ編集部

今週のトピックス

<物流最前線>
新たな航空輸送サービスに向けＪＡＸＡと連携

　宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）とヤマトホールディングスは電動垂直離着陸機（物流eＶＴＯＬ）に装着できるとともに、トラックなどの地上輸送手段にも搭載可能な大型貨物ユニットの「空力形状」を共同開発したと18日発表した。電動垂直離着陸機はヤマトＨＤが新たな物流サービスの構築に向けて導入をめざす航空輸送機。空力形状は航空機など高速で空気中を移動する物体に作用する空気抵抗をはじめ…

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<SDGｓ推進��>
日本初の「公共冷蔵庫」に冷蔵庫を寄贈

　フクシマガリレイは岡山市の「北長瀬コミュニティフリッジ」に業務用の冷凍冷蔵庫２台をこのほど寄贈した。コミュニティフリッジは公共スペースに冷凍庫や冷蔵庫を設置し、企業・個人から寄付された食料品を生活が苦しい人に無償で提供する仕組み。ロンドンで2016年に誕生し、フードロス削減や社会貢献として欧州で広がり始めている。「北長瀬コミュニティフリッジ」は日本国内の第１号となる。

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<日刊速報冷食タイムス>
第８回フローズン･アワードに味冷ギョーザ

　日本アクセスが主催する、冷凍食品・アイスクリームの人気�癸云ι覆魴萃蠅垢�第８回「フローズン・アワード『冷凍男子冷凍女子総選挙2020』」の冷凍食品部門グランプリに味の素冷凍食品「ギョーザ」が決定した。16日公表。※この記事は無料試読できます。

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<SDGｓ推進��>
養殖用の浮き、ナイロンカバー撤廃へ

　日本水産は海洋プラスチック問題にグループ全体で取り組むための指針を2020年２月策定し、具体的な取り組みを進めている。その１つが養殖用の「ナイロンカバー発泡スチロール製フロート」の撤廃。2024年度までにナイロンから「ＰＥ（ポリエチレン）コーティング」に切り替える。海面養殖のいけす、桟橋などの「浮き」（フロート）には軽量のナイロンカバー発泡スチロール製を使うことが多いが、ナイロンカバーが破れると発泡スチロールが欠けて、海洋へ流出するリスクがある。

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<地域活性化��>
北海道産の地チーズが東京原宿に集う

　ホクレン農業協同組合連合会は北海道産ナチュラルチーズの魅力を発信する「北海道地チーズ博2021」を東京都内で来年２月20〜23日開催する。場所はＪＲ原宿駅前に今年オープンした複合施設「ＷＩＴＨ ＨＡＲＡＪＵＫＵ」の３階ホール「ＬＩＦＯＲＫ」。11〜20時（最終日は18時まで）。３回目となる今回は「私とチーズ、うれしい時間。」をテーマに北海道地チーズのある暮らしを提案する。コロナ禍で家庭用チーズの消費量が大幅に伸びており…

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<地域活性化��>
ＪＲ沿線の湧水を使い「鉄道わさび」栽培

　ＪＲ東日本グループのコーポレートベンチャーキャピタル、ＪＲ東日本スタートアップ（東京都新宿区、柴田裕社長）はＪＲ東日本沿線の湧水を活用した「鉄道わさび」の栽培実証を行う。国内の湧水資源を使ってわさび栽培の事業化に取り組むグリーンインパクト�蝓弊虱媚圈�高橋泰昭社長）との共同プロジェクト。実証実験では「鉄道わさび」を栽培地周辺の飲食店に提供したり、加工・流通が可能かどうかを検証したりする。今回栽培地に選んだのはＪＲ東日本グループが運営するＧＡＬＡ湯沢スキー場（新潟県湯沢町）と…

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<日刊速報水産タイムス>
シーフードショー大阪、２月24〜25日開催

　浪速の魚の祭典「第18回シーフードショー大阪」（主催＝大日本水産会、白須敏朗会長）が2021年２月24〜25日、大阪市住之江区のＡＴＣホール（アジア太平洋トレードセンター内）で開催される。※この記事は無料試読できます。

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<ＥＣ市場��>
食の通販サイト開設、急速凍結した特産品を販売

　衛生用品メーカーのサラヤ（大阪市、更家悠介社長）が昨年立ち上げた子会社で、食品企画開発事業を手がける�螢侫�ワード（東京都千代田区）は食の通販サイト「cotofＭＡＬＬ（コトフモール）」をこのほどオープンした。最新の冷凍技術を使った高品質を売りにして、兵庫県浜坂産の松葉ガニ（ボイル）や鹿児島県産の天然クエ鍋セット、香川・長崎県産のとらふぐ鍋セットなどの地域特産品を販売している。地域産業の活性化支援と…

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<ＥＣ市場��>
ＢtoＣ事業に本格参入、「青果日和」サイト開設

　外食向け青果物流通最大手のデリカフーズホールディングス（東京都足立区、大��善保社長）が今年９月立ち上げた合弁会社、�蠕腸牝�和研究所はＥＣサイト「青果日和」を15日オープンした。生産者とのネットワークを活用した生鮮・産直野菜のセット商品を販売する。コロナ禍で外食市場が急速に縮小しており、一般消費者への直接販売に成長戦略の軸足を移す。「青果日和」の最大の特長は高品質な青果物を取り扱っていること。

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