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【株式会社水産タイムズ社】　TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

ＨＡＣＣＰ義務化は好機
タイムマシーン�蝓〜暗聴貅�社長

　タイムマシーン（東京都中央区）は冷凍冷蔵庫や作業現場の温湿度を24時間常時監視・記録するＩｏＴシステム「ＡＣＡＬＡ ＭＥＳＨ（アカラメッシュ）」を食品工場や物流施設、ホテル、レストラン、外食チェーンなどに提案している。６年前に食品分野に進出し、導入企業数は250社を超えた。現場の人手不足やＨＡＣＣＰ義務化を背景に温度管理の自動化ニーズは高まっており…

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食品工場訪問記

震災から９年ぶりに復活、焼魚や介護食生産開始
ヤヨイサンフーズ気仙沼工場

　ヤヨイサンフーズ（黒本聡社長）の気仙沼工場（宮城県気仙沼市、小野寺瑞樹工場長）が11月４日稼働を開始した。気仙沼港の海の近くにあった旧気仙沼工場が東日本大震災で被災し、全ての生産を停止してからもうすぐ10年になる。震災後、同社は気仙沼市の海から離れた地域に気仙沼松川工場を仮設し、学校給食で定番人気となっている「国産さばの味噌煮」をはじめとする煮魚の生産を継続したが…

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ニュースフラッシュ

コロナワクチン用に冷凍庫１万台確保へ

　厚生労働省は新型コロナウイルスワクチンの接種・流通体制に関する部会を10日開き、物資・物流の確保についてまとめた。それによると、ワクチン保管用に-75℃の超低温フリーザーを3000台、-20℃のフリーザーを7500台、計１万500台を確保するとした。確保したフリーザーは全国の自治体に人口規模を参考に割り当てる。

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アヌーガ・フードテック、2022年に１年延期

　最新の食品生産・加工技術が世界中から一堂に集まる「Anuga FoodTec（アヌーガ・フードテック」（ケルン国際食品技術専門見本市）が2022年４月に１年間延期されることがわかった。主催者のケルンメッセがホームページで11日発表した。同年４月26〜29日の４日間、ドイツケルンメッセ会場で開催する。当初は2021年３月開催を予定していたが…

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“料亭の味”ブランド初のふりかけ商品化

　マルコメ（長野市、青木時男社長）はニチフリ食品（静岡市、塩坂浩一郎社長）と“料亭の味”ブランド初となるふりかけ「料亭の味風ふりかけ」（20ｇ、税別130円）を商品化。１月18日からニチフリ食品が全国発売する。マルコメの市販用味噌「料亭の味」は味噌売上げ�癸韻如▲屮薀鵐蒜�知度86.2％（同社調査）。カテゴリー代表商品をニチフリ食品が指名し…

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燃料電池車の普及に向けコンビニ大手３社が協力

　セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソンのコンビニ大手３社はトヨタ自動車、日野自動車と共同で燃料電池（ＦＣ）小型トラックの走行実証を来年実施する。将来的な物流現場への導入や、乗用車を含むＦＣ車両の普及に向けた環境整備を進める。弁当を配送するコンビニの輸送トラックは１日複数回の配送業務を行うため、長時間使用、長距離走行が求められる。

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農水省、ＭＣＣの事業再編計画を認定

　農林水産省はエム・シーシー食品から提出された「事業再編計画」が要件を満たすと認め、１日付で認定した。これにより日本政策金融公庫から低利融資を受けることができる。農業競争力強化支援法に基づく。２工場に分かれているレトルト食品の製造ラインを新設する工場に集約。一部製造設備を廃棄し、生産体制の効率化と製造能力の拡充を図る。

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｢2021年版 冷凍食品業界要覧｣発刊

　水産タイムズ社は「2021年版 冷凍食品業界要覧」（Ｂ５判）をこのほど発刊しました。創刊48年目になる冷食業界人必携のデータ集です。冷凍食品関連企業1000社の会社概要から取扱品目、ブランド、連絡窓口までを記載。工場の所在地や工場長名、生産品目も記載しており、売り込みやＤＭ発送に役立ちます。※この記事は無料試読できます。

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NEWS headline

サブスクで広がる「食のパーソナライズ化」

　（一社）日本サブスクリプションビジネス振興会（東京都渋谷区、佐川隼人代表理事）は国内で優れたサブスクビジネス（定額利用サービス）を展開する企業を表彰する「日本サブスクリプションビジネス大賞2020」を都内で９日開催した。昨年に続く２回目。今回は食品関連のスタートアップ企業が多く入賞した。中でも世界中で流行の兆しを見せる「食のパーソナライズ化」への取り組みが目立った。シルバー賞を受賞した��Greenspoon（グリーンスプーン、東京都渋谷区、田邊友則ＣＥＯ）は冷凍のパーソナルスムージー「GREEN SPOON」の定額制宅配サービスを提供する。

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冷凍弁当直販の売上げ４倍超に

　高齢者向け配食サービスをＦＣ展開するシルバーライフ（東京都新宿区、清水貴久社長）はネット直販の冷凍弁当「まごころケア食」を昨年８月から販売しているが、今期も好調な売れ行きをみせている。自社工場の生産能力が限界に近づいているため、今年７月からはネット広告の投入量を抑える「ブレーキ施策」を行っている。同社が10日発表した第１四半期（８〜10月）の決算概要によると、冷凍弁当のＯＥＭ販売を含むカテゴリー別の売上高は･･･

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今週のトピックス

<需要予測��>
大量データの活用をワンストップ支援

　キヤノンＩＴソリューションズは企業内で生み出される大量のデータを有効活用し、業務改革や生産性向上、マーケティング戦略を支援する「データマネジメントサービス」の提供を９日開始した。ポイントはデータの収集から活用まで同社がワンストップで対応すること。生産現場のデジタル化が加速する中、企業のＩＴ担当者やマーケティング担当者らの負担を軽減する。企業活動のデジタル化の進展で様々な情報がデータとして日々大量に生み出されているが…

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<需要予測��>
福岡で実証中、食品廃棄率を大幅減らす

　日本気象協会は小売り業向け商品需要予測サービス「売りドキ！予報」の福岡市バージョンを開発し、今年９月から実証実験を行っている。実験に参加する市内小売り８社のうちの１つ、�蠹眇優戞璽�リー（福岡市）は商品の廃棄率を大幅に減らすことに成功している。売上げ上位30品目でみると、９〜10月の廃棄率は前年同時期に比べて24.4％の削減となり、実証実験の直前７〜８月に比べても14.8％減となった。特に、需要が低くなる「不調傾向」のときに…

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<日刊速報冷食タイムス>
福岡運輸、大阪内陸に同社最大冷蔵倉庫建設

　福岡運輸ホールディングス（福岡市、富永泰輔社長）は同社最大規模の冷蔵倉庫「福岡運輸�蠡膾絨駝敲�流センター」（仮称）を2022年４月、大阪府茨木市彩都はなだ２-139-１に竣工する。大阪府内で同社初の自社冷蔵倉庫となる。※この記事は無料試読できます。

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<ブランド戦略>
鈴廣とサッカー・長友選手がタッグ

　鈴廣かまぼこ（神奈川県小田原市、鈴木博晶社長）はプロサッカーの長友佑都選手と、「魚肉たんぱく同盟」を８日発足した。長友選手が鈴廣のかまぼこを食べてコンディションの向上を図るとともに、魚肉たんぱくの魅力を発信していく。長友選手はフランスのサッカークラブチーム「オリンピック・マルセイユ」に所属。2022年のカタール・ワールドカップ出場をめざし、４年前から怪我の防止や日々のコンディショニングのため…

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<コロナ対応>
年末は１人忘年会を、「お一人様宴会コース」発売

　居酒屋チェーンの養老乃瀧（本部東京都豊島区）はコロナ禍の対応策として「飲み放題付き お一人様宴会コース」の販売を養老乃瀧、だんまや水産の対象店舗でこのほど開始した。今年の年末は忘年会などの法人需要が期待できないため、個人の客足を少しでも取り戻そうとユニークなアイデアを打ち出した。１月31日まで。前菜、鍋物、刺身、焼き物、天ぷら、茶碗蒸し、雑炊、デザートの８品をすべて･･･

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<物流最前線>
自動配送ロボの中国系スタートアップに出資

　ヤマトホールディングスは中国で自動配送ロボットを開発するアーリースタートアップ企業のYours Technologies（北京市）に資本参加する。技術交流を通じ、日本国内での自動配送ロボットの実用化をめざす。Yours社は2018年３月創業。コンピュータビジョンによる自動運転技術を自社開発し、ラストワンマイルを担う自動配送ロボットを製造する。コンピュータビジョンに搭載するアルゴリズムはどのような光の環境下でも物体の３Ｄ輪郭の特徴を抽出できるため…

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<今年のランキング��>
「今年の一皿」は“テイクアウトグルメ”

　ぐるなび総研（東京都千代田区、滝久雄社長）は、今年の食の世相を反映し、象徴する「今年の一皿®」を「テイクアウトグルメ」に決定した。今年は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、新たな収益源としてテイクアウトを開始する飲食店が急増した。ラーメンや高級料理、アルコール飲料など多種多様なメニューが増え、包材にも工夫が見られた。販売方法でも事前予約決済や店頭以外での購入など選択肢が広がり…

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<日刊速報水産タイムス>
菅首相、輸出拡大へ「産地支援や施設整備」

　農水省は11日、令和２年度農林水産物等輸出促進全国協議会（会長＝茂木友三郎キッコーマン取締役名誉会長）の総会を都内のホテルで開催し、日本食海外普及功労者と輸出に取り組む優良事業者を表彰した。総会には菅義偉首相も駆けつけ･･･※この記事は無料試読できます。

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<今年のランキング��>
「コロナ禍で内食回帰、需要急増」が１位

　缶詰記者会（水産タイムズ社など加盟13社）は「2020年の缶詰業界十大ニュース」を会員各社の投票により９日選定した。今年はコロナ禍による缶詰需要の高まりがトップ。サンマの歴史的不漁も上位にランクインした。�．灰蹈焚劼覇眇�回帰、缶詰・瓶詰・レトルト食品の需要急増　※各社フル生産も一時は供給ショート、出荷調整も。��19年のレトルト食品生産量、過去最高を更新　※カレー、どんぶりの素、調味ソースが過去最高。

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