FENとは 発行元情報 有料購読申込 広告掲載 お問い合わせ・FAQ バックナンバー

【株式会社水産タイムズ社】 TEL:03-3456-1414

Top Interview

リニューアルに意欲的に着手 福岡運輸㈱ 専務取締役業務本部長 富永泰輔氏

 冷凍輸送を日本で初めて手掛けたパイオニア企業の福岡運輸(佐賀県三養基郡基山町)は冷凍・定温の輸送・保管体制の強化を全国でさらに進めている。創業者・富永シヅ氏の孫で、今年4月から専務に就任した富永泰輔氏に今年度と来年度の設備投資の概要を聞いた。

≫続きを読む

食品工場訪問記

原料・加工時間を瞬時に数値化 工程把握、人員計画が容易に  ㈱北販食品(上)

 冷凍切身魚やいか加工品などを手掛けるオカフーズの関連会社で、切り身加工などを行なっている北販食品(千葉県船橋市、池田恭之社長)は、オンラインによるバイオーダー生産システムの導入により、「少量・多品種・短納期」を実現させた。これによって高齢者施設向けの給食事業者から受注が特に増えており、扱う量は3年前に比べ倍と躍進を見せている。限られた人員でもあらゆる受注生産に対応できるのがポイント。

≫続きを読む

新製品紹介

容器を使いやすく改良して発売

 江崎グリコの子会社のアイクレオ(東京都港区)は乳幼児用調製粉乳を従来品の900gから1000gに内容量を増やし、1日に発売した。コンセプトは「もっと使いやすく、もっとたっぷり」。毎日使う女性の立場になって蓋と缶の形状とデザインを一新した。
 蓋は片手でも開け閉め簡単な構造に、缶にはくびれを付けて女性の手でも持ちやすく、デザインは毎日使うものとして親しみが持てる明るいものにした。

≫続きを読む

ネジプライヤーを市場価格の七割で発売

 工業用間接資材を通信販売しているMonotaROは錆びついて固まったネジ類を簡単に取り出すことができる「男前のネジプライヤー ねじっ太郎」を3日に発売した。市場価格の七割程度の値段。
 先端部はギザ状で、小さなネジや特殊な形状のネジでも確実につかめる。取り外しや締め付けがしやすい構造で使いやすさを重視した。

≫続きを読む

お知らせ

有料購読のご案内

 FENは有料購読を開始しております。記事の文末の「続きを読む」(テキスト形式ではhttp://food-eng.jp~アドレス記載部分)は有料購読者のみご覧頂けます。無料購読で登録させて頂いている方には、「続きを読む」以降の記事はID・専用パスワードがないとご覧頂けません。まだ登録がお済みでない方は何とぞ有料購読への切り替えをお願いします。有料購読申し込み手続きに関しては上記ツールバーの「有料購読申込」をご覧下さい。

NEWS headline

熊本富合に新物流センター 最新技術盛り込み、品質管理を向上

 業務用食品問屋のハウディ(熊本市、富永晃夫社長)は富合冷凍冷蔵物流センターをこのほど完成した。新センターは本社(熊本市流通団地)から車で10分足らずの下益城郡富合町大字釈迦堂501-2に建設した。敷地面積は1652坪、建築面積635坪の鉄骨平屋建て。国道3号線まで5分、九州縦貫道の御船インターまで15分と広域配送に対応できる好立地にある。

≫続きを読む

ニチレイ村井社長「設備投資は粛々と」

 ニチレイは前3月期で水産事業の再生を果たしたが、コア事業の加工食品は市販用冷食が中国問題で打撃を受け、堅調だった業務用食品も下期は100年に1度の不況が容赦なく襲った。ただ、村井利彰社長は「業績動向にかかわらず、設備投資と人材育成はブランクを置けない」と強調。建設コストが当初見込みより安くなったこともあり、前倒しで進める意向を示した。

≫続きを読む

お知らせ

業界唯一の冷食セミナー13日、14日に開催へ

 水産タイムズ社は「第37回春季冷食セミナー」を4月13日~14日の2日間、東京赤坂の石垣記念ホールで開催する。総合テーマは「ピンチをチャンスに変える」。冷凍食品メーカーを中心に全国から約120名が参加する。
 「食品の安全についての誤解」をテーマに唐木英明東大名誉教授が講演する。流通業界からローソン、ローズコーポレーション(カスミ惣菜部門)、生協からユーコ-プ、問屋の日本アクセスなどの講師が登場する。また、丸紅経済研究所・柴田明夫氏が「これからの食料事情」を分析展望する。
 低価格化が進むなか「購入理由を価格以外にする方策」について流通経済研の寺本高氏、難局を切り抜ける方策について味の素冷凍食品の近藤直専務が講演する。

≫続きを読む

シアルチャイナ視察ツアー、 5月19日から

 水産タイムズ社はシアル・チャイナ視察ツアーを5月19日(火)~21日(木)、主催者であるフランス見本市協会の後援のもと、同協会唯一のオフィシャルツアーとして実施する。

≫続きを読む

今週のトピックス

水道水からでも高酸化力が可能に 低消費電力のオゾン生成電極を開発

 三洋電機は鉛などの環境負荷物質を含まず、業界最小の低消費電力を実現した「電解式オゾン生成電極」を開発した。低消費電力でありながらオゾンやOHラジカルなどの高い酸化力を含む電解水を生成することができ、業務用や一般用など幅広い商品へ応用展開を見込んでいる。

≫続きを読む

バイオマス燃料化が環境大賞を受賞

 総合リサイクル事業者の大栄サービス(兵庫県西宮市)は第7回「日本環境経営大賞」で環境経営部門の環境経営優秀賞を受賞した。07年度から進めてきた、国内初となる賞味期限切れ缶ジュースなどの飲料系廃棄物商品を容器と中身の液体に分離し再資源化する事業や、食品工場から出る廃棄物をバイオマス燃料に変える取り組みが評価された。

≫続きを読む

海上輸送へのモーダルシフトで表彰

 国土交通省海事局長はニチレイフーズと、ニチレイロジグループの3PL会社ロジスティクス・プランナーをエコシップ・モーダルシフト優良事業者としてこのほど表彰した。
 ロジプランがフェリー会社のオーシャントランスと共同で、05年から本格的に実施した九州(鳥栖)~関東(船橋)間での冷凍食品物流における海上輸送へのモーダルシフトが評価された。

≫続きを読む

食品容器包装の排出抑制の取り組み事例を公開

 (財)食品産業センターは容器包装リサイクル法制度の円滑化推進事業を展開している。飲食料品事業者を対象に、食品包装3Rの取り組みに関する事例を調査し、これを事例集としてまとめたものをHPでこのほど公開した。

≫続きを読む

水道法の改正、分析センターがセットで受注

 水道法の改正により水質基準項目が51項目から50項目に変わった。日本食品分析センターでは50項目セット試験検査を受託している。
 改正点は①「1,1-ジクロロエチレン」に係る水質基準を廃止し、水質管理目標設定項目に位置づけた。

≫続きを読む

業界の動き

ヨーグルトにインフルエンザ防御効果を確認

 明治乳業は多糖体産生ブルガリア菌(OLL1073R-1株)で調整したヨーグルトを長期間摂取すると免疫力が増強し、インフルエンザウイルスに感染してもウイルスの増強が抑制され、生存日数が延長すると動物実験の結果から確認した。北里大学の山田陽城教授らとの共同研究成果。

≫続きを読む

乳成分に新たな効果を解明

 雪印乳業は乳に含まれるたん白質MBPの成分ラクトパーオキシダーゼに骨吸収抑制効果があることを新たに見出した。奈良先端科学技術大学院との共同研究。
 MBPは牛乳に含まれる塩基性たん白質。骨は骨形成と骨吸収で生まれ変わるもので、骨粗鬆症はこれらのバランスが崩れて引き起こされる。

≫続きを読む

保有する乳酸菌に抗アレルギー効果を確認

 亀田製菓は植物性乳酸菌「K-2」の抗アレルギー効果を動物とヒト試験によって確認した。新潟大学の原崇准教授との共同研究。今後、この成果を活かした「K-2」菌の素材販売を進める。
 「K-2」菌は酒粕から分離された植物性乳酸菌で、同社の保有乳酸菌約50株から選ばれた最優良株。

≫続きを読む

総合検査機器展、8日~10日

 日本検査機器工業会は検査と計測に関わる機器・装置が集まる展示会「総合検査機器展」を東京ビッグサイトで8日~10日開催する。ISO国際品質基準の浸透と、PL法設立による幅広い品質要求の高揚を背景に注目を集めている分野。

≫続きを読む

スズモフェア、東京を皮切りに全国で

 寿司ロボットをはじめとする米飯加工機器メーカーの鈴茂器工(東京都練馬区、小根田育冶社長)は製造実演展示会「第23回スズモフェア2009」を4月14~15日、東京東池袋のサンシャインシティ文化会館で開く。新型の寿司包装機、包装寿司ロボットを初披露する。

≫続きを読む