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【株式会社水産タイムズ社】 TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

PC稼働支援のトップ企業、ドラッグ業界からも相談増
平井カンパニー 平井智樹社長

 精肉・食品加工機械の販売を軸にプロセスセンター(PC)の総合エンジニアリングを手がける平井カンパニー(東京都新宿区)はスーパーマーケット業界ではつとに知られる存在。PCの立ち上げサポートから稼働後のフォローまで顧客に寄り添った姿勢で信頼を勝ち得ている。近年はドラッグストアからの受注案件も増えている。平井社長は「地方を中心に生鮮・惣菜を強化する動きが広がっている」と語る。

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ニュースフラッシュ

日食工新年会、大川原会長「省力化補助金の活用を」

 日本食品機械工業会は賀詞交歓会を東京芝公園の東京プリンスホテルで16日開催した。大川原行雄会長(大川原製作所社長)は、食品業界が様々な要因によるコスト上昇で経営環境が厳しく、慢性的な労働力不足を解消するために中小企業省力化投資補助金を効果的に活用して投資していると分析し、「当工業会も(補助金対象の)製品カテゴリー登録を進め、新たな設備投資につながるよう積極的に取り組んでいる」と報告した。

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厨房工、谷口会長「2月の厨房設備機器展に来場を」

 日本厨房工業会は新春賀詞交歓会を東京・水道橋の東京ドームホテルで15日開催した。谷口一郎会長(タニコー会長)は主催者挨拶で「業務用厨房は料理する人、食材とともに食を支える3つの柱の1つであり、エネルギーの流れが集中するだけでなく、食文化の発展を担う発信の拠点でもある」と語り、厨房の安全と環境保全を実現するため、今年も人材育成と厨房業界の周知活動に注力する考えを示した。

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キャベツ供給危機、主力サラダ5品の容量減へ

 パッケージサラダの販売で国内シェアトップのサラダクラブ(東京都調布市、金子俊浩社長)は「千切りキャベツ」「ざく切りキャベツ」など主力5品について内容量を一時的に減らすと発表した。変更量は最大25%。キャベツの生育不良や品位悪化で供給量が大幅に減少していることなどが主な理由。3月上旬ごろまで続ける予定。価格は据え置く。昨年夏の猛暑や12月に入ってからの急激な寒波…

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連続式フリーザーを導入、老健向け冷凍惣菜が好調

 コンビニのポプラ(広島市、岡田礼信社長)は広島工場(同市)にトンネル式フリーザーなど冷凍惣菜・弁当の大量生産用の冷凍設備を導入する。2023年に市場参入した老健施設向けの調理済み冷凍惣菜の受注量がここにきて大きく増加しており、既存設備では対応が難しくなったため、設備投資を行って事業拡大を図る。設備投資額は1億9000万円。自己資金と銀行借入れで賄う。稼働は今年9月を予定している。

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冷食業界人必携「2025年版 冷凍食品業界要覧」発売中

 水産タイムズ社は「2025年版 冷凍食品業界要覧」(B5判)をこのほど発刊しました。創刊52年目になる冷食業界人必携のデータ集です。絶賛販売中です。定価1万3200円(税込・送料無料)。お申し込みは水産タイムズ社のホームページからお願いします。

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NEWS headline

原料秤量の自動化プロジェクトいよいよ始動

 調理ロボットや定量盛付けロボットを開発するTechMagic(東京都江東区、白木裕士社長)は、カゴメ、キユーピー、永谷園、ニチレイフーズ、日清製粉グループ本社の食品大手5社と昨年立ち上げた「未来型食品工場コンソーシアム」において、原料秤量工程自動化プロジェクトが始動したと発表した。同コンソーシアムは食品工場が抱える非競争領域の共通課題に対して解決策を見出し、横展開を図って生産効率の向上に寄与することを主要目的としている。今回の自動化プロジェクトでは…

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人手不足で広がる泊食分離、急速冷凍寿司を提供

 特殊冷凍ソリューション事業を展開するデイブレイク(東京都品川区、木下昌之社長)はちよだ鮨(東京都中央区、中島正人社長)と高品質冷凍寿司を共同開発した。2月から業務用に販売する予定としている。従来困難とされていた冷蔵解凍を実現したことで使いやすいオペレーションにしたことが最大の特長。人手不足が深刻な飲食業界や宿泊業界を中心とした需要に応える。同社はこれまでにも特殊冷凍機のユーザーが製造する冷凍フルーツや惣菜の販売を手掛けてきた。宿泊業関係者やマスコミを招き16日発表会を開催した。

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今週のトピックス

<フードテック>
中国発AI調理ロボの新製品、日本に上陸

 中国深セン発のフードテックベンチャー、BOTINKIT社の日本法人、ボッティンキット日本(東京都葛飾区)はAI自動調理ロボットの新製品「BOTINKIT Omn(ボッティンキットオムニ)」の販売を日本で開始した。従来製品「BOTINKIT MAX」の機能を進化させ、13種類の調味料を高精度で自動投入を可能にした。併せて調理工程をデジタル化し、調理プロセスを一元管理する機能などを搭載した新システム「BOTINKIT DigitalKitchen」の提供も開始した。「BOTINKIT Omn」は調味料の自動投入に加え、鍋の角度や回転スピード…

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<設備投資>
岩手に共同低温センター、北東北エリアの配送域をカバー

 SGホールディングスグループで低温物流事業を担うC&Fロジホールディングスは同社初の冷凍・冷蔵温度帯を兼ね備えた新低温物流センター「北東北共同センター」(仮称)を岩手県滝沢市大釜風林に6月竣工する。ヒューテックノオリンと名糖運輸、デイラインの3社が共同運営する。運営主体はヒューテックノオリン。共同運営施設も同社初。立地は東北自動車道盛岡インターチェンジから約10分で、北東北3県をカバーする。

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<技能向上>
入社2年目の若手社員がフォークリフト技能競う

 マルハニチロ物流(東京都中央区、小門賢一社長)は第10回フォークリフト技能コンテストを千葉県市川市のトヨタL&Fカスタマーズセンター東京でこのほど開催した。グループ会社のマルハニチロ物流サービス各社の2年目の社員22人が日頃から業務に利用しているフォークリフトの運転技能や安全管理などを競うとともに、同期社員との懇親を深めた。同コンテストはコロナ禍が落ち着いた昨年4年ぶりに開催された。物流品質の向上はもちろん、2年目社員の絆を深めること…

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<日刊速報冷食タイムス>
味冷寺本社長「おべんとPONに追随して」

 味の素冷凍食品の寺本博之社長は家庭用の弁当商材「おべんとPON」について「私自身、弁当商材は将来的にはすべて『おべんとPON』みたいになるのではないかと思っている。物流効率や冷凍庫のスペース、限られた売場を考えると、大きなパッケージが世の中を席巻し続けるとは思えない。

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<日刊速報水産タイムス>
肌にやさしい魚肉ソーセージ、DHAの効果に着目

 マルハニチロ(東京都江東区、池見賢社長)は2025年春季新商品発表会を同社本社で17日開催した。すりみ食品については、DHAの肌への効果(皮膚炎予防や抗炎症作用)に着目した栄養機能食品のフィッシュソーセージ「おはだのごちそうD−HADA(ディーハダ)」を3月1日発売する。

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<環境包材>
かにかまをピロー包装に、年間プラ使用量110t削減

 ニッスイ(東京都港区、浜田晋吾社長)はプラスチック使用量削減の取り組みの一環として、ロングセラー商品のフレークタイプのカニ風味かまぼこ「海からサラダフレーク120g」「同72g」について、プラスチックトレーを使用しない包装形態に順次変更する。従来品はプラスチックトレーにフィルムをかけてラベルを貼付していたが、ピロータイプのシンプルな包装に変更する。それにより、従来品と比べてプラスチック使用量を「海からサラダフレーク120g」で45%、「同72g」で43%削減できる。

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<機能性表示食品>
酢酸菌GK-1が大さじ1杯に90億個、免疫機能を維持

 キユーピーのグループ会社、キユーピー醸造は「酢酸菌GK-1」を含む機能性表示食品「免疫ケア にごり酢」をこのほど発売した。酢酸菌GK-1はpDC(プラズマサイトイド樹状細胞)と呼ばれる体内の免疫細胞に働きかけ、健康な人の免疫機能の維持に役立つことが報告されている。今回のにごり酢は1日大さじ1杯(目安量15ml)で90億個もの酢酸菌GK-1が摂れる。酢酸菌はお酢を作るときに欠かせない発酵菌。キユーピーはマヨネーズの主原料の1つ「食酢」を…

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