FENとは 発行元情報 有料購読申込 広告掲載 お問い合わせ・FAQ バックナンバー

【株式会社水産タイムズ社】 TEL:03-3456-1414

Top Interview

コーンのラインを省人化、14名を2名に  北海道フーズ     代表取締役社長   鹿島憲夫氏

 北海道フーズはコロッケだけで市販用と業務用を合わせ2万t以上も生産する。その全量がニチレイ向け。じゃがいもの一大生産地を持つ士幌町農協が1973年(昭和48年)に設立した。冷凍機の自然冷媒化や農産物廃棄物のバイオマス化など環境対策にも力を入れている。今年はコーンのラインで自動的に向きを揃えてカッターに投入される装置を導入するなど、省人化にも努めている。

≫続きを読む

食品工場訪問記

原料のコンタミ防ぎ、生産性も大きく改善 ケイエス冷凍食品  泉佐野工場 −1−

 ケイエス冷凍食品(永田憲一社長)は泉佐野本社工場(大阪府泉佐野市)の生産品目を畜肉加工品100%にライン改装し、このほど稼働開始した。原料のコンタミ(不適切混入)を防ぐとともに、同社主力の「肉だんご」と「鶏つくね串」に生産品目を集約するとともに、生産性を高めた。

≫続きを読む

新製品紹介

中小規模の加工場向け次亜水生成装置を発売

 タクミナ(大阪市中央区、山田信彦社長)は「弱酸性次亜水生成装置サラファイン Sタイプ」を発売した。一昨年発売した「サラファイン」の新ラインナップ。低濃度でも強力な殺菌効果を発揮する「サテファインウォーター」の殺菌力はそのままに、大きさを半分にして移動式にしたため、中〜小規模の食品工場や厨房施設を中心に導入を呼びかける。

≫続きを読む

お知らせ

食品工場改善セミナー 11月4日開催

 水産タイムズ社は小杉直輝氏(小杉食品技術研究所代表)による「食品工場改善セミナー」を東京赤坂の三会堂ビル9階「石垣記念ホール」で11月4日開催する。テーマは「まだできる 食品工場コストダウン―現状のコスト削減は本当の限界ではない―」。

≫続きを読む
NEWS headline

日本製粉、20億〜30億円投資して冷食の新工場計画

 日本製粉は冷凍パスタなど冷凍食品の生産能力を増強する。20億〜30億円を投資して2011年をめどに新工場を建設し、老朽化した高崎工場を閉鎖、工場の統廃合で生産効率を高める。
 新工場は既存の生産拠点がある龍ヶ崎市(茨城県)か伊勢崎市(群馬県)に建設する計画。

≫続きを読む

国内初、「CO2冷媒・直膨冷凍機システム」を開発

 三洋電機はスーパーマーケット向けの冷凍ショーケース用冷凍システムに、国内で初となる自然冷媒(CO2)を採用した「CO2冷媒直膨冷凍機システム」を開発した。CO2冷媒は代替冷媒に比べ、地球温暖化係数が約1/4000と非常に少なく、地球温暖化防止に期待できる。テスト導入した店舗のCO2排出削減率は約12%だった。仮に店舗全体のショーケースをすべてCO2冷媒に置き換えた場合、CO2削減率は50%になるという。

≫続きを読む

お知らせ

購読キャンペーン、10月末日まで

 FENは購読(月1000円)お申し込みの方に、半年購読でプラス1ヵ月、年間購読でプラス2ヵ月のサービスキャンペーンを実施します。キャンペーン期間は10月末日まで。

水産タイムズ社の新刊                  『冷蔵倉庫を「あるく、みる、きく」』、10月発売

 水産タイムズ社は新刊『冷蔵倉庫を「あるく、みる、きく」〜北海道から九州まで冷蔵倉庫を訪ねて〜』(A5変形判、価格2625円〔税込〕)を10月出版します。
 冷蔵倉庫や物流センターの訪問企業42社、67拠点を網羅した、今までにない貴重な記録集です。

Webセミナー

日本冷凍食品検査協会                 現場でつくりこむ「食の安全・安心」 実践のポイント −14− 原材料納入業者の指導方法

 メーカーが製造する製品の品質を維持、向上させるためには、原材料の納入業者の指導、育成が不可欠です。「品質の悪い原材料業者は切ればよい」と言われる方もおられますが、現実には農産物などの零細業者などではそう簡単に切れるものではありません。

≫続きを読む

今週のトピックス

中央大、機能性氷・氷スラリーを開発         食品の低温冷蔵、殺菌洗浄に有効

 中央大学理工学部精密機械工学科の松本浩二教授らは、食品の低温冷蔵・殺菌洗浄を目的とした機能性氷・氷スラリーを開発した。生鮮食品の鮮度保持や保冷車での冷凍機の代替冷蔵が可能となる。関係企業に具体的な製品化に向けた共同開発を呼びかけている。「イノベーション・ジャパン2009―大学見本市」(東京国際フォーラム、16〜18日)で報告した。

≫続きを読む

折りたたみできる保冷・保温コンテナを開発

 三菱樹脂は折りたたみが可能で、繰り返し洗浄もできる、業界初の保冷・保温コンテナ「ヒシコンテナASKOC−30」を開発、10月1日から発売する。気密性を高めた設計構造をベースに、厚さ1mmの表面層と30mmのポリプロペン発泡材を一本化したパネルを使用。保冷・保温性を有し、高い表面強度、剛性と軽量性(2.7kg)、洗浄耐久性を実現した折りたたみコンテナ。

≫続きを読む

冷食メーカー大手、容器包装4年前に比べ7.6%削減

 (社)日本冷凍食品協会は冷食メーカー大手8社の市販用冷凍食品の容器包装に使うプラスチック使用量についての調査結果をこのほど明らかにした。08年度は04年度比で7.6%削減したことが分かった。

≫続きを読む

国産鶏肉をノントレー包装に

 西友はトレーを使わない包装形態の国産鶏肉を18日発売した。産地工場で販売用にパックし、加工工場を経由せずに店頭に並べることで流通用包装フィルムも不要とし、年間約14tの容器包装が削減できると見込んでいる。

≫続きを読む

業界の動き

大京食品、物流センターのピッキング精度を向上

 業務用卸の大京食品(窪田洋司社長)は東京都大田区にある大井物流センターに導入した新ピッキングシステムを、取引先と報道関係者にこのほど公開した。ハンディターミナルを活用し、ケースからバラした端数商品のピッキング作業を簡素化し、精度の向上を図った。

≫続きを読む

丸大食品、ハム・ソーの関東工場増設

 丸大食品は関東工場(栃木県下野市)の増設工事を竣工したと18日発表した。23億円を投じてハム・ソーセージラインを拡張し、2008年度の2万2000tから2010年度は3万2000tを生産する予定。

≫続きを読む

病院食に加熱調理技術など提案

 学校給食や病院・福祉食向けに調理技術や食材を紹介する展示会「フードシステムソリューション」が東京ビックサイトで24〜26日開催された。厨房メーカーやエネルギー供給会社が環境に配慮した厨房システムと器具を出展した。摂食・嚥下障害に適応した食品に活かす加熱調理技術の提案もあった。

≫続きを読む

大麦黒酢の血流改善効果を確認

 キユーピーはキユーピー醸造と共同研究で、大麦黒酢の摂取により血液が改善されることを確認した。また、その血液改善には大麦黒酢のもつ抗酸化作用が関与していることを示唆している。

≫続きを読む