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【株式会社水産タイムズ社】 TEL:03-3456-1414

人☆フォーカス

“対コンビニ”を掲げ、惣菜の刷新図る
若菜 江原 秀知商品部長

 西友は惣菜カテゴリーを強化し、“対コンビニ”を意識した商品開発に注力している。今秋はパスタ商品を全面改良し、惣菜全体の売上高を前年同期比1割以上引き上げる。惣菜子会社の若菜の工場では、上期から続くおにぎりやサラダの改良同様、調理設備の更新を進めている。若菜の江原秀知商品部長はかつてコンビニの商品開発に籍を置いており、“ライバル”のことをよく把握している。今後の戦略が注目される。

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食品工場訪問記

県内調達のサバやホタテを缶詰に
マルハニチロ北日本
青森工場(1)

 マルハニチロ北日本の青森工場は八戸漁港に揚がるサバやイカ、陸奥湾産のホタテなどを使った水産缶詰のほか、最近は通好みのアジアン缶詰なども生産し、高い稼働率を見せている。大型のレトルト釜を8台備えているが、「ボトルネックになることもある。もう数台ほしい」(山崎智教工場長)という。

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注目製品

小袋の新形態を参考出展

 大成ラミックは小袋を2つに折りたたんで開封する新型小袋包装「ぷちっとパウチ」とその専用充てん機を「TOKYO PACK」で参考出展した。

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ニュースフラッシュ

天気予報で「省エネ物流&食品ロス削減」プロジェクト

 日本気象協会は天気予報で物流を変える取り組みとして「需要予測の精度向上による食品ロス削減及び省エネ物流プロジェクト」を実施する。気象情報を用いて省エネを試みる事業は国内初。

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福岡でふき取り検査セミナー、明太子工場の事例も

 キッコーマンバイオケミファは「第96回ルミテスターセミナー」を福岡市の都久志会館で29日開催する。ふくや・品質保証課の渡部朗子氏が「食品工場における衛生管理〜辛子明太子工場〜」と題して講演する。

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東京・名古屋でノロ講習会

 日本食品衛生協会は11月から3カ月間実施する「ノロウイルス食中毒予防強化期間」事業の一環として、ノロウイルス食中毒の予防と対策についての講習会を東京で11月5日、名古屋で11月14日開催する。

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豊洲市場での給油事業者を募集

 東京都中央卸売市場は築地市場の豊洲移転に合わせて、豊洲新市場において給油所事業を行うことを公表した。給油所を整備・運営する民間事業者を募集している。

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インドネシアに駐在員事務所

 計測・計量機器メーカーのエー・アンド・デイはインドネシアのジャカルタ市内に駐在員事務所を20日設立した。

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カップ麺を自主回収、容器に亀裂できる可能性

 エースコックはカップ麺の「うまさぎっしり新潟 三条カレーラーメン」と「同 妙高とん汁ラーメン」のカップに亀裂が生じる可能性があるとして、自主回収すると17日発表した。

NEWS headline

都城第二DC竣工、環境に配慮

 横浜冷凍は宮崎県南部の都城市高木町高木工業団地内に構える都城物流センターの隣に「都城第二物流センター」を16日竣工した。収容能力1万8220t(F級1万4751t、C級2559t、C&F級910t)。全館LED照明、屋上には太陽光発電パネルを設置するなど環境配慮に万全を期している。

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新たな冷却方式「リターンダクト」採用

 横浜冷凍の都城第二物流センターは凍結能力日産24tの差圧式凍結庫を2室備えている。差圧式凍結庫は庫内貨物の前後に気圧の差を生じさせる。差圧が生じると冷気は貨物の隙間をまんべんなく通過し、短期間で均等に凍結することが出来る。ふかしたばかりの甘藷を入荷後、即凍結。凍結後、700kg〜1tを1単位にフレキシブルコンテナバッグに入れて冷凍保管する。焼酎は凍結した甘藷を使うと芋本来の味わいが一層際立つという。

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ニュースフラッシュ

神戸に17年新工場、効率化

 キユーピーは神戸市東灘区に神戸工場を新設し、2017年春から稼働する。国内に工場を新設するのは10年ぶり、マヨネーズの主力工場としては45年ぶり。併せて関西の生産再編を進め、2017年までに合計で約122億円を投資。商品カテゴリーごとの生産体制を効率化し、年間約11億円の製造、物流経費を削減する計画。

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兵庫の営業・物流4拠点を集約

 伊藤ハムグループの伊藤ハムミート販売西は、神戸テクノ・ロジスティックパーク(神戸複合産業団地)に「兵庫センター」を建設する。来年2月の完成を予定している。

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東松山工場に新棟竣工、“純カレー”の生産設備刷新

 エスビー食品はスパイス・ハーブ関連商品の主力工場である東松山工場(埼玉県東松山市)の敷地内に新棟を建設し、20日から稼働を開始した。投資額約23億2000万円。同社が最重要商品に位置づける「純カレー」などのカレー粉や、業務用香辛料などを生産する。能力は日産16.8t。

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食品機械メーカーが6次産業化を後押し

 野菜や果樹向けの農業資材、設備の専門展「次世代農業EXPO」が千葉県の幕張メッセで15〜17日開催された。6次産業化向けの専門エリアでは、食品機械、厨房機器メーカーの出展が目立った。IH調理器や製菓機械などを出品し、生産者による“加工”を後押しする提案を行った。

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消費者対象に「イートアンド関東工場」見学会を実施

 首都圏市販冷食連絡協議会(市冷協)は一般消費者を対象とした「冷凍食品工場見学会」を8日開催した。市冷協が5〜6月に実施した消費者キャンペーン「やっぱり美味しい冷凍食品」のWキャンペーン当選者9000名の中から再抽選で当選した22名が参加した。

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リンガーハット、北陸出店へ、ハチバンの工場を有効活用

 リンガーハットは「長崎ちゃんぽん リンガーハット」と「とんかつ浜勝」を未出店地域である北陸地方への出店を決めた。今年2月に提携したハチバンとの連携を本格化させ、ハチバンが石川県内に持つ工場を生産・物流面で活用する。

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韓国の昌原工場増設

 前川製作所は韓国釜山市近郊の昌原(チャンウォン)市にある昌原工場をこのほど増築した。これにより主にケミカルプラント向けの大型チラーユニットを自社で組み立てることができるようになった。

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水処理薬品工場を移転、生産量2倍に

 三浦工業のグループ会社、三浦アクアテックは水処理薬品工場を北条工場(松山市)に移転した。ボイラ用やクーリングタワー用の水処理薬品、造粒塩などを生産。生産量は従来比の約2倍に引き上げる。総工費約20億円。

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和歌山工場を刷新、生産性高める

 トーヨーカネツソリューションズは工場の生産・組立技術や品質の向上を図るため、物流機器生産の主力拠点である和歌山工場の老朽化した設備を刷新した。総投資額は16億円。

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夢洲DCにメコン4カ国視察団

 横浜冷凍は7月稼働の同社最新鋭拠点・夢洲物流センター(大阪市)に、メコン4カ国(カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)の政府・民間関係者など30名を日本アセアンセンター主催で招致し、施設見学会を10日開催した。最新鋭の保管・流通システムに直に触れ、メコン4カ国でのインフラ整備やシステム構築時の参考にするため、人材育成プログラムの一環として実施した。

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