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人☆フォーカス

進化する食品機械、FOOMAで発揮
日本食品機械工業会
櫻澤 誠理事

 FOOMA JAPAN2015(国際食品工業展)の開催が目前に迫った。安全・安心はもちろん、少しでも精度・速度を高めようと、機械メーカーの思いが詰まっている。日本食品機械工業会の理事で、展示会実行委員長を務める櫻澤誠冨士製作所社長に、開催の意気込みを聞いた。

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食品工場訪問記

現地生産で「ポーク入り」ギョーザを実現
味の素JAWO(ヤボ)社(ポーランド) <中>

 味の素冷凍食品とポーランドのJAWO(ヤボ)社の合弁会社「味の素JAWO社」は工場の開業に当たり、ポーランドの全国ネットテレビ局、ラジオ、インターネット通信、新聞、雑誌などメディアを対象にプレスカンファレンスを開いた。味の素冷食の日比聡専務(新会社社長)、ヤボ社のレナタ・カスプシツカ社長(同副社長)、マグダレナ・ピーターセン副社長=品質管理担当(同取締役)が質問に答えた。

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注目製品

魚の脂肪率5秒で表示、おいしさ判定

 大和製衡は魚のおいしさの目安となる脂の乗り具合を測定する装置「フィッシュアナライザ」をFOOMAに出展する。アジ、サバ、イワシ、サンマ、マグロ、ブリの6魚種の脂肪率を測定できる。

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食品表示法対応のラベルプリンタ

 マックスは食品表示法で義務化された「栄養成分表示」を容易に印字できる「感熟ラベルプリンタ LP−70S」をFOOMAに出展する。食品表示法は今年4月1日に施行。同社では食品表示法の施行を踏まえたラベルプリンターシリーズや、袋口結束機などを紹介する。

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ニュースフラッシュ

食品工場改善設備展、9月に初開催

 食品産業センター、日本食品衛生協会は「フードファクトリー2015 食品工場改善設備展」を9月30日〜10月2日、東京ビッグサイトで初めて開催する。「フードセーフティジャパン2015」、「フードシステムソリューション2015」と同時開催。食品を製造する工場に焦点を絞り、品質管理担当者を対象に食品工場の改善・向上について提案する。

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タイに現地法人、粉体関連のテスト機充実

 粉体設備製造の西村機械製作所はタイに現地法人を設立した。日系やタイのローカル企業向けに食品粉体、化学、医薬粉体設備の設計、製作、エンジニアリングの施工業務を開始する。

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北米に冷凍麺工場建設

 味の素グループ東洋水産が北米に設立した合弁会社、味の素東洋フローズンヌードル(オレゴン州ポートランド市)は冷凍麺生産工場を建設する。来年6月完工、7月生産開始、8月から発売する予定。投資金額は約30億円。

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川崎事業所内に新包装工場

 味の素と、子会社の味の素パッケージング(A・PAC社)は、A・PAC社関東工場の老朽化に伴い、味の素川崎事業所敷地内に新包装工場「新関東工場」を建設する。現工場は包装ラインが6カ所に分散しているため、新工場では1棟に集約し、併せて販売品種や包材仕様を見直し、ライン数を大幅に削減する。さらに少人化、自動化を進めて

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日食工総会、新役員決まる

 日本食品機械工業会(林孝司会長=写真)は総会を都内で5月28日開催し、退任などに伴う役員補選で、新副会長に大川原製作所の大川原行雄社長、マスダックの増田文治社長、岩井機械工業の相原勝社長を選任した。また、新任理事として、品川工業所の植田俊明取締役、四国化工機の板東裕司取締役を選任した。

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日冷倉協新会長に日本水産細見氏

 日本冷蔵倉庫協会は総会を都内で1日開催し、任期満了に伴う役員改選で、新会長に日本水産の細見典男代表取締役社長執行役員を選任した。副会長は次の8名が就任した。

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UDF、市販用生産金額88.3%増

 食品メーカーなど72社が加盟する日本介護食品協議会は、会員企業を対象に2014年のユニバーサルデザインフード(UDF)生産統計を1日集計した。生産量1万3912t、生産金額165億300万円で前年比それぞれ19.0%増、22.4%増と前年を上回った。

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NEWS headline

FOOMA、9日から開催、より国際色豊かに

 日本食品機械工業会はアジア最大級の食品製造技術の見本市「FOOMA JAPAN2015 国際食品工業展」を9〜12日の4日間、東京ビッグサイトで開催する。出展社、展示面積ともに昨年を上回る。海外からの来場者が増える見込みで、事務局では「海外からの団体の視察や商談の問い合わせが相次いでいる」としている。特にアセアン諸国では日本製食品機械への関心が急速に高まっている。

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多様化する食品工場のロボット化、さらに加速

 今年のFOOMAの見どころの1つが、進化するロボットのデモンストレーション。会場内ではロボットメーカーのファナック、三菱電機を始めとして、初出展の川崎重工業、安川電機など26社が出展する。

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注目製品

ポイントは“長寿命”、X線検査機の新機種

 アンリツ産機システムはX線検査機の新シリーズをFOOMAに出展する。今回のポイントは“長寿命”。部品となるX線のセンサーと発生源の寿命を延ばすことで、機器本体の生涯コストを大幅に削減する。このほか、7月から受注を開始する少量計量用の高速クリーンカップスケールを初公開する。

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大量生産でも“ブレ”ない、連続ミキシングシステム

 「原点回帰」が今年のテーマの愛工舎製作所は、ミキサーを中心とした提案をFOOMAで行なう。長い歴史を持つ縦型ミキサーだけでなく、カッターミキサーや連続ミキサーなどラインアップは豊富。このほど完成させたプレミキシングミキサーASCM-90VTJからTM-500GAの連続ミキシングシステムは、より安定した生産工程が実現する。中堅から大手の大量生産向け食品工場の需要をねらう。

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無人化・自動化見据えた次世代型ミキサー
 タブレットで遠隔操作、カメラ機能搭載

 関東混合機工業はタブレット端末での遠隔操作、カメラ機能を搭載した縦型ミキサーを出展する。ミキシングやその周辺工程の無人化、自動化を目指して開発を進めている同社。今年のFOOMAではその第1弾を紹介する。

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テーマは“省人化”、目玉はロボット充填、生肉をハンドリング

 中村産業は省人化をテーマに4種の充填機を出展する。目玉の一つはABB社製によるロボット充填。マレル社のポーションカッター「I-cut300」で定量カットした生肉を、ロボットハンドで容器に充填し、シールパック社の深絞り機の包装工程でパックするという一連の流れを披露する。

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超高速ピッキングシステム、毎分500個を1台で処理

 ニッコーは超高速ピッキングシステムをFOOMAで初披露する。毎分500個で流れるワークをロボット1台で移載。大量に流れてくるワークでも、超高速で整列供給できる。また、過熱蒸気焼成機の新機種も初出展する。焼き加減は「表面はパリっと、中身はふっくら」と自信を示す。過熱蒸気による新しい焼成加工を紹介する。

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食品工場で人気高いインクジェットプリンターを出品

 産業用マーキングの専業会社、ユニオンコーポレーションはインクジェットプリンターの新製品や売れ筋の機種などをFOOMAに出展する。新製品の印字実演などを行う。個包装用インクジェットプリンター「リンクス CJ400」は人間工学に基づいて設計された重さ13.5kgの業界最小・最軽量レベルのコンパクトプリンター。製造ライン間を容易に持ち運びできる。

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新型レオニーダーを発表
 連続炒め機RFTなど多彩に出展

 カジワラはサニタリー性を向上させた「レオニーダー」の新機種をFOOMA会場で発表するほか、本格的な炒め感を再現する「連続炒め機RFT」などを出展する。また、「レボルパンRFNDα」で、具材入りの焼きそばを実演し、炒め感や火通りの良さ、生産時間の短縮、生産品の保形性などをアピールする。

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洗浄の省エネ・省人化で食品工場の課題解決へ

 クレオは新型器具洗浄機やミートワゴン洗浄機、ジャンボックス洗浄機などを出展する。異物混入防止や省エネ、省人化・効率化などをテーマに掲げ、主力の“洗浄”を通して食品工場が抱える課題解決に取り組む。

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食肉加工から、食品エンジニアリング事業へ

 平井カンパニーは、今年グループ化したエンジニアリング機能を持つ食品機械商社ジーピーエスのソリューションを紹介する。食肉加工など前工程に強い同社と、包装など後工程を得意とし、惣菜工場にも実績があるジーピーエス。2社の機能を融合させた食品エンジニアリングを提案する。

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用途広がる「クールデスク」、菓子・スーパー加工場にも

 大西冷熱は冷却作業台「クールデスク」をFOOMAに出展する。作業台の天板を冷却し、天板に載せた食材の温度上昇を防ぎ、雑菌の繁殖を抑制する。当初は、厳しい衛生管理が必要とされる食肉加工場を中心に導入が進んでいたが、菓子類の加工工程に応用している工場もある。ここ最近は特に、スーパーのプロセスセンターやセントラルキッチンからも引き合いがあるという。

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オゾン脱臭システム、処理能力高め工場向けに

 ハマネツは店舗や工場向けの調理排気脱臭システム、オゾン水生成装置、オゾンガス消毒・殺菌システム、排水処理システムなどを出展し、生産現場の衛生環境を向上するソリューションを紹介する。主力製品「ハイキクリーン」は水ミストとオゾンの力で排気中の臭気と油分を除去する調理排気脱臭システム。

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超音波カッター、軟らかいもの・硬さが異なるものもキレイに

 多賀電気は自動投入と排出機構を付与した超音波マルチスライサーを出展する。1秒間に2万回の超音波振動により、刃物全体が高速で伸縮を繰り返すことで切断抵抗を極力減らし、粘り気のあるものや軟らかいものなど従来切りづらかったものをキレイに切断し、商品価値を高める。

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生産販売統合システムを紹介、中小食品工場で実績積む

 食品製造業向けに特化したソフトウェアを開発販売するローゼックは、生産販売統合パッケージ「クラフトライン」のトレーサビリティ機能と原価計算機能を連動させた新バージョンをFOOMAで紹介する。

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