食品・食品工場・食品機械のフードエンジニアリングニュース/FEN

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【株式会社水産タイムズ社】　TEL:03-3456-1414

「SIALパリ」10月視察ツアー募集中、テストキッチンで現地商品の試食会も

　水産タイムズ社はパリで10月中旬開催される世界最大級の食品見本市『ＳＩＡＬ（シアル）パリ 2024』の視察研修をメインとする欧州視察セミナーを実施します。世界127カ国から7200社規模の出展社が集まり、約40万点もの食品を展示します。ツアーではパリ、ロンドンの大手小売店も見学します。店頭で気になる製品を購入し、キッチンで実際に調理して試食する機会を設ける予定です。水産タイムズ社のホームページから詳細をご覧になれます。

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冷食大手５社が共同物流でタッグ、業界標準化に期待

　味の素冷凍食品、テーブルマーク、ニチレイ、ニッスイ、マルハニチロの冷凍食品大手５社は、共同物流の拡大等を検討する。（一社）日本冷凍食品協会が昨年12月に公表した「物流の適正化・生産性向上に向けた冷凍食品業界の自主行動計画」に従い、効率的で安定的な冷凍食品物流の体制実現と持続的成長を図る。主な検討内容は「共同物流の拡大～共同保管・配送による積載率の向上と物流ネットワークの安定化など共同物流の拡大…

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冷凍惣菜「旬をすぐに」リアル店舗販売を解禁

　国産食材100％使用、82種類の食品添加物不使用にこだわった冷凍惣菜のネット通販ブランド「旬をすぐに」を展開するファンデリー（東京都北区、阿部公祐社長）は同社初となる実店舗での販売をこのほど開始した。ネット限定の販売手法から脱却し、スーパーを中心とした卸売先の開拓に踏み出す。今回の販売先は北関東を地盤に食品スーパーを展開するカスミの新業態店「ＢＬＡＮＤＥ三郷店」。埼玉県三郷市に６月20日オープンした。第１弾の商品は「旬をすぐに」の人気メニューから14種類を厳選した。

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「当たり前にAIを使える」企業に、生成AI導入

　国分グループ本社は㈱グラファー（東京都渋谷区、石井大地代表取締役）が提供する企業の生成ＡＩ活用促進プラットフォーム「Graffer AI Studio」を導入した。社員一人ひとりが生成ＡＩと連携して効率的に作業を進めることができるように設計されている。これによりグループ全社が当たり前に生成ＡＩを業務に活かせる仕組み「ＫＡＩＷＡ（KOKUBU Artificial Intelligence Workplace Assistant）」の構築を進める。

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国内の事業系食品ロス、半減目標を前倒し達成

　2022年度の国内の食品ロス量のうち、食品関連事業者から発生する事業系食品ロス量は前年度比43万ｔ減の236万ｔと12年度以降最少を記録し、30年度までに00年度比で273万ｔに半減するという目標を前倒しで達成したことがわかった。農林水産省、環境省、消費者庁が推計値として21日発表した。コロナ禍による市場縮小などの影響があったものの、農水省は「長年にわたって食品事業者の食品ロス削減の取り組みが…

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家庭系廃食用油の資源循環、農水省も後押し

　農林水産省は家庭から排出される廃食用油を回収して再生利用する資源循環の取り組みに対する協力を今年夏から国民に呼びかけるとともに、同省の職員らも自宅から出た廃食用油の回収に取り組む。廃食用油の循環促進の機運を高める。事業系の廃食用油が９割以上回収されているのに対し、家庭系の廃食用油の回収は札幌市や東京都千代田区など一部の自治体にとどまり…

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「24年版冷凍食品業界要覧」全国の冷食工場を網羅

　「2024年版冷凍食品業界要覧」（Ｂ５判）が好評発売中です。創刊51年目になる冷食業界人必携のデータ集です。24年版は新企画「メーカーの受託生産可能な工場と品目」を掲載するなど内容を一段と充実させました。冷凍食品関連企業1000社の会社概要から取扱品目、ブランド、連絡窓口までを記載。工場の所在地や工場長名、生産品目も記載しており、売り込みやＤＭ発送に役立ちます。ホームページからご購入できます。

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NEWS headline

キユーピーと味の素がマヨボトル資源循環へ

　キユーピーと味の素は使用済みマヨネーズボトルの資源循環の取り組みを協働で開始する。ＰＥ（ポリエチレン）を使ったマヨネーズボトルを回収して再生原料にし、再びＰＥボトルに戻す水平リサイクルの社会実装に向けた実証実験に取り組む。飲料に使われるＰＥＴ（ポリエチレンテレフタレート）のボトルtoボトルやＰＳ（ポリスチレン）素材のトレーtoトレーの取り組みは先行事例があるが、マヨネーズボトルのマテリアルリサイクル（原料としての再生利用）の試みは国内初。マヨネーズのシェアは両社合わせて75％に上り…

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冷食とヘルシオのコラボイベント初開催

　マルハニチロはウォーターオーブン「ヘルシオ」を使って市販冷食「極旨！ももから揚げ」の新たな価値をインフルエンサーに体験してもらうシャープとのコラボイベントを25日、東京恵比寿で開催した。「昨年、ある展示会でシャープの方と名刺交換したのがきっかけ。今回が初の試みだが、今後も続けていきたい」（マルハニチロ市販用冷凍食品事業部金谷信一郎部長）としている。一定の閲覧数を抱える料理・食品系ブロガーら20名のインフルエンサーを招いた。「極旨！ももから揚げ」を、ヘルシオと電子レンジでそれぞれ温めた状態で試食し…

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＜新製品①＞
かき氷の調理ロボ、１号機がプロント新業態へ

　自動調理ロボット開発のスタートアップ、㈱New Innovations（東京都江東区、中尾渓人ＣＥＯ）はかき氷機と自動連携する全自動調理ロボ「Kakigori Maker」の提供をこのほど開始し、プロントコーポレーションが運営する「和カフェ Tsumugi」に採用が決まったと発表した。導入１店舗目となる東京都町田市の南町田グランベリーパーク店は７月６日オープンを予定している。かき氷ブームは衰え知らずの一方で、人手不足は深刻化しており、ここでも自動化のニーズが高まっている。「Kakigori Maker」の最大の特長は…

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＜新製品②＞
AI搭載の良否判別機、簡単設定で早期稼働

　食品に文字や絵柄を高速印字するフードプリンター製造の㈱ニューマインド（東京都中央区、石原康次社長）はＡＩ搭載の食品用良否判別ビジョンシステム「ＮＰ-ＡＩＸ１」を新たに開発した。印刷ミスや不良品をＡＩが瞬時に判別し自動排出する。食品製造ラインの生産性と品質の向上に貢献する。新設計のＡＩアルゴリズムを搭載しており、ＡＩの学習に必要な画像は良品を登録するだけ。少ない画像枚数で設定が完了し、早く正確に不良品を判別する。これまでワーク（対象物）が変更されるたびに行っていた面倒な焦点合わせも不要。

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＜新製品③＞
青果物の袋とじ機に修理支援機能、復旧時間を短縮

　釘打機やホッチキスなどを製造販売するマックス（東京都中央区、小川辰志社長）は青果物用の自動搬送袋とじ機の新製品「コニクリッパデュアル」を24日発売した。操作部分をこれまでのタッチパネルからタブレットに置き換え、サポート動画機能や部品検索機能を内蔵した。機械に関するトラブルを素早く解決し、作業復帰に要する時間を削減する。自動搬送袋とじ機は青果物の袋詰め作業を効率化する機械として、「パックセンター」と呼ばれる袋詰め専門業者を中心に導入されている。

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＜新製品④＞
冷ケースのノンフロン化広がる、パナはR290採用

　パナソニック傘下のコールドチェーンソリューションズ社は自然冷媒の「Ｒ290」を採用したノンフロン内蔵の多段型冷蔵オープンショーケース３機種を７月から売り出す。Ｒ290（プロパン）はオゾン破壊係数（ＯＤＰ）がゼロ、地球温暖化係数（ＧＷＰ）は３と環境負荷が低いことが大きな特長で「フロン排出抑制法」も適用されない。スーパーやコンビニなど店舗のノンフロン化推進に貢献する。省エネ性能も向上させた。庫内照明にＬＥＤを採用したほか、ＤＣインバーターコンプレッサーを搭載した。

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＜日刊速報冷食タイムス＞
味の素とJAL特別メニューでパリ五輪応援

　味の素と日本航空（ＪＡＬ）はパリ五輪日本代表選手団を応援するため、機内とラウンジで特別メニューを期間限定で提供する。機内で提供するのは「Powered by『勝ち飯』ＴＥＡＭＪＡＰＡＮパリ2024応援メニュー『やわらか豚の生姜焼き』にツナのだし炊きご飯を添えて」。柔道日本代表に内定している阿部一二三選手（男子66kg級）と…

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＜日刊速報水産タイムス＞
淡水養殖「勝山やまのサーモン」誕生

　勝山市観光まちづくり（福井県勝山市、宮塚和彦社長、以下勝山ＤＭＯ）は勝山淡水漁業生産組合が淡水で養殖した「勝山やまのサーモン」を市内の飲食店や学校給食に６月下旬から期間限定で提供する。今回の取り組みは勝山淡水漁業生産組合と勝山市が連携し…

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＜機械メーカーの社会貢献①＞
障がいのある社員が野菜栽培、農園を新オープン

　工作機械メーカー大手で食品機械事業も手がけるソディック（横浜市）は、障がいのある社員が野菜の栽培・収穫から加工・出荷まで行う屋内型農園「中川ファーム」を横浜市内に７月１日開設する。障がい者が働く農園は３施設目。新たに６名の障がい者を雇用し、安心して業務に取り組める職場環境の整備を推し進める。民間企業における障がい者の法定雇用率は2024年４月から2.5％になり、26年７月には2.7％へと段階的に引き上げられる。ソディックはこうした社会要請と「共生社会」の実現に向け…

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＜機械メーカーの社会貢献②＞
福岡県のビーチで社員と家族が海岸清掃

　フクシマガリレイは福岡県のビーチクリーン活動を、岩屋海水浴場と芥屋海水浴場の２カ所でそれぞれ今月実施した。２日間合わせて同社とグループ会社の社員・家族総勢64名が参加した。冷蔵庫・冷凍庫などの低温機器を扱う同社はサステナブルビジョン「Dramatic Future2050」を掲げて温室効果ガスの排出量実質ゼロに挑戦しており、そのアイコンに多くの炭素を体内に蓄えることで地球温暖化抑制に貢献するクジラを採用している。そのクジラを守り育む海を守りたいという思いから、昨年度よりビーチクリーン活動をスタートしている。

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