海外食品見本市「SIALパリ」10月20日開幕
視察ツアー募集中
水産タイムズ社はパリで10月中旬開催される世界最大級の食品見本市『ＳＩＡＬ（シアル）パリ 2024』の視察研修をメインとする欧州視察セミナーを実施します。世界127カ国から7200社規模の出展社が世界中から集まり、約40万点もの食品を展示します。ツアーではパリ、ロンドンの大手小売店も見学します。店頭で気になる製品を購入し、キッチンで実際に調理して試食する機会を設ける予定です。水産タイムズ社のホームページから詳細をご覧になれます。
≫続きを読むC＆Fロジへの買収提案、SGホールディングスに決定
佐川急便などを傘下に持つＳＧホールディングスはＣ＆Ｆロジホールディングスの普通株式を公開買付けにより取得することを５月31日決議した。Ｃ＆ＦロジＨＤは賛同し、同社株主に対し公開買付けへの応募を推奨することを取締役会で決議。両社は同日都内で公開買付けに関する共同記者会見を開いた。ＳＧＨＤの松本秀一社長は「当社が買付者となり、Ｃ＆ＦロジＨＤの全株式取得をめざす」と説明した。
≫続きを読むフィリピンの厨房機器販売会社を子会社化
ホシザキはフィリピンのフードサービス機器輸入販売会社２社の株式をこのほど取得し連結子会社化した。経済成長率が高く、市場拡大が今後見込まれる同国の販売基盤を強化し、販路拡大につなげる。ホシザキの連結子会社で、東南アジアを統括するホシザキ・サウスイーストアジア・ホールディングス（本社シンガポール）を通じて…
≫続きを読むダイキン、三浦工業と資本業務提携
ダイキン工業は三浦工業と資本業務提携すると５月30日公表した。国内の工場で空調や蒸気ボイラ、水処理システムなど熱・空気・水に関するトータルソリューションの提案をワンストップで実施し、工場市場でのカーボンニュートラルの実現に向けた協業を開始する。ダイキン工業は三浦工業の発行済株式の4.67％を取得する。三浦工業はダイキンの子会社、ダイキンアプライドシステムズの発行済株式49％を取得する。
≫続きを読む冷凍餃子の工場火災、来年２月に完全復旧
イートアンドフーズは群馬県板倉町の関東第一工場が来年２月、完全稼働するとこのほど公表した。ＩｏＴやＡＩを導入した“日本最大最速級餃子工場”をうたう関東第三工場の知見を活かした新ラインを導入する。関東第一工場は昨年末の火災で全６ラインのうち、２ラインの操業を再開しているが、冷凍餃子の需要に生産が追いついていないという。新ラインでは全自動化をめざし、生産性を追求した工場に進化させる。
≫続きを読むコロナ禍乗り越え、新配送センターようやく竣工
大和冷機工業は東大阪市で建設を進めていた物流倉庫の「大阪新配送センター」が５月27日竣工したと発表した。保管能力などを増強して近畿圏内の納期短縮や物流コスト削減を図る。敷地面積約1600坪。延床面積約900坪。投資額は約36億円。稼働は2025年１月を予定している。計画当初は22年４月稼働を予定していたが、コロナ禍による影響で…
≫続きを読むブラジル南部の大洪水、種苗子会社が操業停止
大手種苗メーカーのサカタのタネ（横浜市、坂田宏社長）はブラジルの南部、 リオグランデ・ド・スル州ポルト・アレグレ市に立地する連結子会社のISLA Sementes LTDA（イスラ社）が洪水による浸水被害を受けたと５月31日発表した。ブラジル南部では４月末からの豪雨で大規模な洪水が各地で発生した。イスラ社の事務所と倉庫も浸水被害を受け、30日現在も敷地内の排水は完了していない。このため、操業停止に追い込まれている。
≫続きを読む「24年版 冷凍食品業界要覧」全国の冷食工場を網羅
「2024年版 冷凍食品業界要覧」（Ｂ５判）が好評発売中です。創刊51年目になる冷食業界人必携のデータ集です。24年版は新企画「メーカーの受託生産可能な工場と品目」を掲載するなど内容を一段と充実させました。冷凍食品関連企業1000社の会社概要から取扱品目、ブランド、連絡窓口までを記載。工場の所在地や工場長名、生産品目も記載しており、売り込みやＤＭ発送に役立ちます。ホームページからご購入できます。
≫続きを読む
FOOMA2024開幕、初日２万4000人が来場
大川原会長、過去最多989社の出展に謝意
「ＦＯＯＭＡ ＪＡＰＡＮ2024」が東京ビッグサイトで４日開幕した。出展社数は最終的に当初発表を大きく上回る989社と過去最多を更新した。初日から食品製造加工の業種を中心に関係者らが多数詰めかけ、来場者数は昨年に比べて1000人以上多い２万4000人に上った。７日まで。主催する日本食品機械工業会の大川原行雄会長（大川原製作所社長）は開幕式の挨拶で「人件費やエネルギー価格が高騰し、事業環境が厳しさを増す中でこれだけ多くの出展を、皆さんのご協力で得ることができた」と感謝の言葉を述べた。
≫続きを読むFOOMA初日フォトルポ
「パスタ計量盛付装置」など新製品続々
ＦＯＯＭＡは「世界最大級の食品製造総合展」をうたうように来場者数は会期４日間で10万人を超える。出展社の多くはここを目掛けて新製品の開発に取り組み、お披露目の場とする。今年も「食品向け水分率モニタ」や「パスタ計量盛付装置」、「密着真空包装機」など画期的な新製品が集まった。初日の様子を写真で紹介する。中西製作所は「パスタ計量盛付装置」（＝写真）を参考出品している。パスタに特化した組み合わせ計量機。複数のセルの計量と計算を同時に行い…
≫続きを読むFOOMAアワード発表
最優秀賞は不二精機の「パスタ供給装置」
優秀な食品機械・装置を顕彰する「FOOMAアワード2024」の最優秀賞を不二精機の「パスタ供給装置(DHP)」が受賞した。FＯＯＭＡ ＪＡＰＡＮ初日の４日夕方、（一社）日本食品機械工業会は東京お台場のヒルトン東京お台場でレセプションを開き、その中で表彰式を行った。「パスタ供給装置(DHP)」は�〔佑鬚曚阿后↓�計量して容器に盛り付ける、�Ｍ憧錣鬘泳腓困勅茲蟒个杭邏函宗修鬚修譴召貅�動化した。麺をほぐして絡まりを防ぐため食べやすい状態にでき、計量においては麺を切らない「フォークシャッター」で品質を維持しながら定量分割できるといった機能が評価された。
≫続きを読む有料購読のご案内
掲載されている記事はＩＤ・専用パスワードがないとご覧頂けません。続きをお読みになりたい方は有料購読（月1000円＝税別、1100円＝税込、６カ月単位契約）への切り替えをお願いします。
＜新製品＞
食品機械メーカーが代替肉素材開発、カギは特許装置
食品機械事業を手がけるソディック（横浜市）は小麦からたんぱく質だけを抽出した原料を使い、特許出願中の特殊加熱装置による一体大型成形で肉本来の弾力とジューシーさを実現したプラントベースフード（ＰＢＦ）「フラカルネ」を開発した。「新世代」をうたっており、これまでの肉様ＰＢＦでは難しかったとんかつや酢豚、焼肉、ハムなど幅広いレシピに対応する。６月から飲食事業者、食品加工事業者向けに提案を開始する。開幕中のＦＯＯＭＡ ＪＡＰＡＮに出品している。
≫続きを読む＜DX推進＞
ニチレイが「DX銘柄」に選定
マルハニチロは「DX注目企業」
ニチレイ（東京都中央区、大櫛顕也社長）は、経済産業省と東京証券取引所、独立行政法人情報処理推進機構が共同で主催する「デジタルトランスフォーメーション銘柄（ＤＸ銘柄）2024」に初めて選定された。「ＤＸ銘柄」は、東京証券取引所に上場している企業の中から、企業価値の向上につながるＤＸを推進するための仕組みを社内に構築し…
≫続きを読む＜環境貢献＞
環境にやさしい次世代保冷箱、保冷と可燃を両立
マグロの加工・販売を行う三崎恵水産（神奈川県三浦市、石橋匡光社長）は発泡スチロールと同等の保冷性能を実現した次世代の保冷箱「tunagu cool box（ツナグクールボックス）」を開発し、来年の本格導入に向けて４月からテスト運用を行っている。外側はリサイクル可能な段ボール、内側は自然素材由来の発泡体の二重設計で構成。環境に配慮した原材料で、保冷機能と可燃性の両立を実現した。使用している発泡体はトウモロコシを主原料としたコーンスターチとポリプロピレン、水で製造。
≫続きを読む＜日刊速報冷食タイムス＞
マルハニチロ、大規模開発進む高輪に本社移転
マルハニチロはＪＲ東日本の高輪ゲートウェイ駅（東京都港区）で大規模開発が進む「TAKANAWA GATEWAY CITY」に来年３月開業する高層複合ビルに本社を移転する。池見賢社長が31日のＪＲ東、東京大学との共同記者会見で明らかにした。
≫続きを読む＜日刊速報水産タイムス＞
坂本農水大臣と被災した海女が面会
農林水産省の坂本哲志大臣は同省地下１階のあふ食堂で「輪島の海女漁保存振興会」の門木奈津希会長と浜谷美恵理事、山岸美咲監事と面会し、石川県産の水産物を使用したメニューを味わった。
≫続きを読む＜市場予測＞
今年の夏トレンドはガチ世界グルメ、楽天が予測
楽天グループは自社ＥＣサイト「楽天市場」の購買データや消費者アンケートから紐解いた「楽天市場2024年夏のトレンド予測」のひとつとして、日本にいながら海外気分を気軽に堪能できる「ガチ世界グルメ」を30日発表した。現地の人々が実際に食しているような本格海外グルメの需要拡大を見込んでいる。楽天市場マーケティング部の牛島寿々佳氏は「2022ユーキャン新語・流行語大賞」に、中華圏の人が実際に食べている味付けの中華料理を示す『ガチ中華』がノミネートしたことや…
≫続きを読む
