海外食品見本市「SIALパリ」10月20日開幕
視察ツアー募集中
水産タイムズ社はパリで10月中旬開催される世界最大級の食品見本市『ＳＩＡＬ（シアル）パリ 2024』の視察研修をメインとする欧州視察セミナーを実施します。世界127カ国から7200社規模の出展社が世界中から集まり、約40万点もの食品を展示します。ツアーではパリ、ロンドンの大手小売店も見学します。店頭で気になる製品を購入し、キッチンで実際に調理して試食する機会を設ける予定です。水産タイムズ社のホームページから詳細をご覧になれます。
≫続きを読む日食工、新副会長に小林レオン社長ら３名就任
日本食品機械工業会（大川原行雄会長＝大川原製作所社長＝写真）は定時総会・懇親会を東京芝の東京プリンスホテルで28日開催した。任期満了に伴う役員改選で大川原会長と櫻澤誠副会長（冨士製作所社長）、南常之副会長（なんつね社長）が重任し、新たに四国化工機の板東裕司常務、兵神装備の大東眞二常務執行役員、レオン自動機の小林幹央社長が副会長に就任した。
≫続きを読むキユーピーと日清オイリオが資源循環で連携
キユーピーと日清オイリオグループは使用済みの油付きＰＥＴボトルを回収して再生原料にする資源循環のスキーム構築に向けて実証を開始する。ドレッシングや食用油などに使用されるＰＥＴボトルはリサイクルの洗浄工程で油が残り、再生ＰＥＴの品質に影響を与える懸念があることから、現状は燃やしてエネルギー源として活用されている。両社はこれを課題と捉え、資源循環を進めるため…
≫続きを読む鳥取県に冷凍食品工場を新設、西日本の生産拠点に
極洋は市販冷凍食品事業を拡大するため、鳥取県倉吉市に「極洋食品�蠢匍塙�場」を新設する。子会社の極洋食品は宮城県塩釜市のの塩釜工場で市販用冷凍食品を生産しているが、生産能力を増強して需要増に応える。併せて、東西２拠点で全国的な物流の効率性も向上させる。初期設備投資額は14億円。稼働開始は来年４月を予定している。
≫続きを読む荷主と物流事業者をつなぐ、共同輸送の基盤構築へ
ヤマトホールディングスは持続可能なサプライチェーン構築に向け、荷主企業や物流事業者をつなぐ共同輸配送のオープンプラットフォームを提供する会社「Sustainable Shared Transport」（ＳＳＴ、高野茂幸社長兼ヤマト運輸グリーン物流事業推進部長）をこのほど設立した。今年度中の事業開始を予定している。ＳＳＴの事業概要について高野社長と、ヤマト運輸の福田靖執行役員が国交省内で21日会見を開き説明した。
≫続きを読むタイに冷蔵倉庫、首都圏の輸配送網を拡充
ニチレイロジグループ本社（嶋本和訓社長）はタイの首都バンコク北部に位置するパトゥムターニー県のナワナコン工業団地内に冷蔵倉庫を来春新設する。嶋本社長が都内でこのほど会見を開き公表した。設備能力は３万3640ｔ。既存の冷蔵倉庫はバンコクから南東のサムットプラカーン県にある。バンコク北部に冷蔵倉庫を新設することで�ゝ鯏栖屮優奪肇錙璽�の構築、�▲丱鵐灰�北部エリアへの配送機能…
≫続きを読む冷食協、シニアと若年層に対する訴求強化
（一社）日本冷凍食品協会（大櫛顕也会長）は今年度の広報事業で、シニア層と利用機会の増加が見込まれる若年層を主な訴求対象としＳＮＳからの情報発信など、ＷＥＢを通じた広報を強化する。日刊速報冷食タイムス５月24日号から。
≫続きを読む東海澱粉、４年ぶりに東京で展示会
東海澱粉（静岡市、葉山裕社長）は東京・丸の内の東京国際フォーラムで「東海澱粉グループトレードショー」を23〜24日開催した。東京での展示会開催は４年ぶり２回目。取引先を中心に２日間で約3000人が来場した。日刊速報水産タイムス５月27日号から。
≫続きを読む生産現場に潜む７つのムダ、プロが改善策を伝授
「食品工場改善入門 集大成〜金をかけずにすぐできる！〜」（小杉直輝著）が水産タイムズ社から好評販売中です。著者は製造現場には７つのムダがあると指摘します。ムダの見つけ方からお金をかけないコストダウンの手法、屋台生産方式まで改善の実を上げるためのポイントを写真や図解を多用して解説しています。コロナ禍で人手不足感が急速に高まっている今、現場改善の虎の巻としてご活用ください。※「続きを読む」からお申込みができます。
≫続きを読む
「FOOMA JAPAN2024」特集（下）
番重洗浄の自動化ライン、野菜洗浄機など新製品も続々
「ＦＯＯＭＡ ＪＡＰＡＮ2024」の開幕がいよいよ来週６月４日に迫った。今年は４日間で10万人以上の来場者数が見込まれている。出展各社は準備に余念がない。食品工場の容器洗浄機でシェアトップのクレオ（東京都中央区、名倉豊夫社長）はＣＯ２削減効果が高い「洗浄脱水機」と「産業用ロボット」を組み合わせた洗浄脱水の自動化ラインをＦＯＯＭＡで展示する。ロボットが洗浄前の段積みされた番重を、1枚ずつ反転し洗浄脱水機に投入する作業を繰り返すデモンストレーションを披露する。排水熱回収装置、野菜洗浄機（写真）など新製品も続々登場する。
≫続きを読むかみこみＸ線検査機に高速仕様
製菓大手が導入、クレーム率半減に
異物検査機メーカーのシステムスクエア（新潟県長岡市、山田清貴社長）は新開発の「高速搬送仕様 かみこみＸ線検査機」を出品し、生産ラインの高速化に対応できることを前面に打ち出す。搬送速度は標準機の1.5倍超、１分間あたり最大97.6ｍと速く、処理能力は１分間あたり最大500個と標準機の2.5倍に増強した。軽量で薄く、処理量が多い個包装の食品のかみこみ検査で効果を発揮する。光学カメラとＸ線を使った同社独自のハイブリッド検査により、アルミ包材や透明包材など様々な包材に対応し、高速搬送条件でも高感度にかみこみ不良を検出する。
≫続きを読む「理想の工場で未来に貢献」
SSKフーズなど最新の施工実績を動画で紹介
食品工場を中心とした総合エンジニアリングサービスを提供する中設エンジ（名古屋市、今井重利社長）は「エンジニアリング機能」と「ゼネコン機能」の両方を併せ持ち、工場の内部（生産機械）と外部（建屋）を設計から施工、アフターフォローまで一気通貫で行うことを強みとしている。今回のＦＯＯＭＡでは「想いをカタチに、理想の工場で未来に貢献する」をテーマに、最新の設計・施工実績や、同社が得意とし、施主から高い評価を得ている「しながら工事」などをパネル展示すると共に、2023年３月に完成したドレッシング工場…
≫続きを読む有料購読のご案内
掲載されている記事はＩＤ・専用パスワードがないとご覧頂けません。続きをお読みになりたい方は有料購読（月1000円＝税別、1100円＝税込、６カ月単位契約）への切り替えをお願いします。
＜FOOMA2024特集� �
食品工場のロボ活用に新提案
冷凍コロッケの自動トレー詰め
食品工場の自動化・省人化を手がけるエンジニアリング企業でロボットＳｉｅｒのアルトリスト（東京都調布市、橋田浩一社長）は深刻化する人手不足を背景に食品工場の自動化ニーズがこれまでになく高まっているとして、ロボットシステムの開発を強化している。今年のＦＯＯＭＡには新開発の「冷凍コロッケ段積み・自動トレー詰め装置」と、昨年出品して注目を集めた段ボールの開函ロボットをより進化させた「段ボール開函・取出しロボットシステム」を出品する。供給エリアと製造エリアの自動化に貢献する。
≫続きを読む＜FOOMA2024特集�◆�
通路をなくし小型化、高い洗浄性も
「サーモジャック・ループス」
前川製作所は「ＣＨＯＲＵＳ」（コーラス）ブランドのフリーザーを中心に実機を展示する。展示会を機に発売する新型機種や初出品の機種もある。同社は今年で創立100周年を迎えたことから、テーマは「100周年、次の未来へ」とした。ブースは接客スペースを例年より広くとっており、100周年を知らせる氷の彫刻を置くほか、前川グッズが入ったガチャガチャを用意。ウエルカムドリンクの提供で訪問者を歓迎する。新型の「サーモジャックフリーザーＬｏｕｐｓ」（ループス）」は庫内通路をなくすことにより従来のサーモジャックフリーザーに比べて格段に小型化し…
≫続きを読む＜FOOMA2024特集��＞
グループの総合力を前面に
「冷やす」チカラ、小型から大型まで
フクシマガリレイはグループの総合的な冷凍・冷却技術を中心にプレゼンする。テーマは「ＧＡＬＩＬＥＩ ＰＬＵＳ〜『冷やす』で創る未来〜」。タカハシガリレイ、ガリレイパネルクリエイト、ショウケンガリレイと共同出展する。今年４月に子会社化したエコメックの完全子会社である日本洗浄機の製品も一部出品する。フクシマガリレイは厨房向けなどの中小型装置をメインとし、タカハシガリレイは食品工場やセントラルキッチン向けの大型機種を扱っているが、フクシマガリレイの顧客の中にも大型機種を望む顧客はおり…
≫続きを読む＜FOOMA2024特集�ぁ�
フリーザーと自動化の融合
「スピンショック」とロボットライン
タカハシガリレイは今年も各種フリーザーを中心に、自動化ラインとの連動や小型ＩＱＦ装置の実演、２つの異なるベルトを装備したフリーザーなど、進化した凍結装置を紹介する。スパイラルフリーザー「ＳＰＩＮ ＳＨＯＣＫ」（スピンショック）は３社のロボットを組み込んだショウケンガリレイの自動化ラインと連動させて実際の生産現場に近い形で提案する。同社は昨年も自社開発のスパイラルフリーザーを出品したが、当時はまだ開発途中であり、展示会後にユーザーのニーズを検証して改良を加え…
≫続きを読む＜FOOMA2024特集�ァ�
ＣＯ２冷媒のスーパーグリーン
食品凍結向けの「ＦＦ」シリーズ
日本熱源システムは「ＣＯ２冷媒冷凍機 スーパーグリーン」をはじめ、「アンモニアチラー ブルーアストラム」、「太陽光温水器」などを出品する。自然冷媒冷凍機と自然エネルギーを利用した温水器で「地球温暖化を止める、挑み続ける。」という同社の姿勢を示す。「ＣＯ２冷媒冷凍機 スーパーグリーン」は冷凍冷蔵倉庫をはじめ、食品工場のフリーザーなどで導入が広がっているが、今回のＦＯＯＭＡではフリーザーと組み合わせて食品の凍結が可能な「ＦＦシリーズ」の「ＦＦ300」、製氷やビール製造に利用できる「ブラインチラー」を出展する。
≫続きを読む＜FOOMA2024特集�Α�
液体凍結機「凍眠」が勢揃い
熱伝導率はエアーブラストの20倍
テクニカンは液体凍結機「凍眠」のエントリーモデル「Ｓ−220Ｗ」をはじめ、飲食店・ＥＣサイト販売向けの「凍眠ミニ」シリーズや、中型モデルの「ＬＭ−45」を出品する。同社の技術は欧米、アジア、オセアニア等々の世界各国で特許を取得している。凍結の主流となっているエアーブラスト凍結は液体凍結に比べて熱伝導率が低く、凍結ムラにより凍結に時間がかかる。このため肉や魚の場合、氷の結晶が100〜200μと大きくなり、ドリップが発生することで品質の低下を招いてしまう。
≫続きを読む＜FOOMA2024特集�А�
「自動パック開封機」で省人化
輸入鶏肉の２kg袋を1200／時処理
タカミは省人化に寄与する「自動パック開封機ＡＰＯ−20」などを出品・実演する。「ＡＰＯ−20」は同社が自社開発した装置。袋入りの鶏２kgパックを自動開封して中身と袋を分離する。最大毎時1200パック（毎時2400kg）を処理できる。冷凍の輸入鶏肉などは解凍して使うことになるが、２kg袋をひとつひとつ開封するのは手間がかかり、ナイフを使う作業は思わぬ事故につながりかねない。衛生面的にもリスクがある。一方、「ＡＰＯ−20」はナイフがビニール袋に切り目を入れ…
≫続きを読む＜FOOMA2024特集�─�
国産清掃具の新商品「ディッシュブラシ ミニ」
金検対応は冷食工場で採用増
国産の総合清掃用品メーカー、高砂（東京都江戸川区、吉田典靖社長）は主力のハンドブラシをはじめベーカリーブラシ、ボトルブラシ、金属検出機対応の磁性ブラシなど多種多様な製品を持つことで知られる。ラインアップは180種類・800アイテムに上る。ブラシ市場は海外輸入製品が多い中、多品種小ロット生産にこだわった唯一の国産メーカーで、清掃性や耐久性などの品質面だけでなく、欠品や仕様変更が少ないことを強みにリピート受注や新規獲得数を伸ばしている。今回のＦＯＯＭＡでは新商品の「ＨＰディッシュブラシ ミニ」と金属検出機対応の「ＨＰＭディッシュ磁性ブラシ ミニ」を中心に展示する。
≫続きを読む
